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グラフィックデザイナー滝谷 康平

北海道北見市出身。北海道造形デザイン専門学校卒業後、フリーグラフィックデザイナーで活動。お笑い芸人のHPイラストや、アーティストのCDジャケットなど制作。ロゴマークやイラストなど人の目を引くようなパンチの効いたデザインを目標に描いている。
CREPOS SELECTION、ASIAGRAPH 2012 優秀作品賞 受賞

使用タブレット
Intuos5
使用歴
2012年春から
きっかけ
Wacom Creative Contest #04で最優秀賞を獲得した滝谷康平さんは、北海道北見市に住むフリーのグラフィックデザイナー。透明感あふれる受賞作「冬の冒険」制作の背景には、ハードな毎日の中で意欲的に創作活動にとりくむ、滝谷さんのバイタリティと絵にかける情熱がありました。

王道の漫画にあこがれて絵の道を目指す

- 滝谷さんは現在どのような活動をされているのですか?

滝谷氏 北海道の北見市で、引越しのアルバイトをしながら個人でイラストやデザインの仕事をしています。3年ほど前に札幌の専門学校を卒業して、就職活動をしたんですけど、どこのデザイン会社にも経験者しかいらないと言われて。それなら自分でやってやろうと、地元に戻って、色々調べながらウェブサイトを作って仕事を募集し始めました。

- 絵を仕事にしたい、と思われたのはいつ頃からですか?

滝谷氏 小さい頃から「週刊少年ジャンプ」に載っているような王道の漫画が好きで、何度も読みながら、自分でもこんな絵を描いてみたいなと思っていたんです。高校は普通の商業高校でしたが、卒業する時に将来どうしようか考えて、やっぱり絵を描きたいと。それで、地元の専門学校に入学したんですけど、1ヶ月くらいで何か違うなと感じて。そこで札幌のデザイン専門学校に行くために、毎日学校の後に朝4時までバイトを掛け持ちする生活を1年間続けて学費を貯めたんです。

- そこから本格的にデザインやイラストの道に進まれたのですね。

滝谷氏 札幌の学校には、漫画のコースが無くデザイン科を選んだので、授業はグラフィックデザインの内容がほとんどで、イラストは暇を見つけて自分で描くという感じでした。ただ、19歳の頃に大変な思いをしてまで進んだ道だから、ずっと絵を描くという世界で食べて生きたいと思って、今に至ります。

どうやってペンでPCを使うんだろうと思っていた

- ペンタブレットを初めて使われたのも、その頃ですか。

滝谷氏 実は、学校ではペンタブレットを使う授業が無くて、デザインやイラストもIllustlatorを使ってマウスで作業していたので、卒業するまでペンタブレットを1度も触ったことが無かったんです。去年の春頃に、友達に進められてようやくIntuos4を購入しました。それまでずっとマウスを使っていたので、どうやってPCでペンを使うんだろうと思っていたんですけど、全然違和感もなく描くことができたのでびっくりしました。

- Intuosを使うことで、作品制作に変化はありましたか?

滝谷氏 これまでやっていなかった、ペンを活かした表現にチャレンジしてみました。兄の結婚式のウェルカムボードを描くことになって、Intuosを使って描いてみたら、雲の表情とかがすごく描きやすくて。細かいところまで自分の手でどんどん描けるのが面白いですね。

- これまでの作品を拝見すると、イラストとグラフィックデザインの2つの要素があって幅広さを感じますが、作品のアイデアはどのように作られるのですか。

滝谷氏 いまやっている引越しのアルバイトが移動に片道3時間くらいかかるので、その間ずっと何を描こうか考えています。帰りの道中でスケッチブックに下描きをして、帰宅したらPCに取り込みます。スケッチブックの段階では背景はほとんど描いていないですが、この絵の背景はこのほうがいいのかな、とか考えながら1日くらいかけて描きます。キャラクターの表情なんかはあとからデジタルで作業するときに効率的になるように、下絵の段階で細かいところまで描いています。

いつも目にしている雪景色を描いた「冬の冒険」

- 作品のテイスト的にはパンクな感じ、尖ったイメージのものが多いですよね。

滝谷氏 ふと見た瞬間に、なんだあの絵は?みたいに心に残るものが描きたいなと思っています。リアルなタッチで描くのはあまり得意でないのと、やはり少年漫画からの影響が大きいので、そういうテイストになりました。アメコミや少年漫画のような勢いのあるパンチの効いた絵を研究したりしていますね。

- 受賞作「冬の冒険」は、それとはまた異なったテイストの作品で、同一人物とは思えないです(笑)。

滝谷氏 何度かワコムクリエイティブコンテスト(以下WCC)に投稿したのですが優秀賞どまりで、せっかくだから1位になりたいなと思って思い切って違った方向性の作品を描いてみました。前回のWCCでは「動物たちの行進」という作品を投稿したのですが、素材を作りながら構成して、最後にテクスチャ感を出すという手法にチャレンジしたら優秀賞をいただくことが出来たので、いろいろ試行錯誤した結果、こういう作品で評価をいただけるなら次もがんばってみようとそれを踏襲しつつ、これまで描いたことのない絵にすることができました。

- 季節感をうまく取り入れた自然のモチーフの中に、観覧車やスカイツリーのような都会的なものが見えるのが不思議な感じです。

滝谷氏 1月、2月のテーマだったので、外の景色を見ながら「雪だな」と思って。それなら色は白と青だなと。引越しトラックの中でリアルな雪景色を見ながら構成を考えました。全体を描かずに、真ん中の部分だけでイラストを見せると美しいんじゃないかと、上下を白くして、雪の結晶を4パターンくらい作って置いたら幻想的な感じになりました。最初にIllustlatorで人や建物のシルエットを作って、背景をどうしようかと思って、ただ青だけではつまらないので、Photoshopで読み込んでIntuosで山を描いてみたらしっくりきました。

- 白と青のコントラストやグラデーション、やや青みがかった光の感じに雪国の空気を感じます。

滝谷氏 毎日、本物を目にしているので(笑)。「冬の冒険」は、描いてみてこれはいけるんじゃないかと思って、他の作品でもこういう表現を試すようになって幅が広がりました。やんちゃなイメージだけじゃなくて、大人っぽい絵も描けるんだということで、仕事につながればいいなと思っています(笑)。

自分でもわからないくらい数は描いています

- イラストからロゴデザイン、フライヤー作成までお仕事は多岐に渡りますが、自身はどのような意識でお仕事をされているのでしょうか。

滝谷氏 それはずっと考えていて……会社で働いたこともないので、どう名乗ればいいのかわからないですよね。名乗ったもの勝ちだと思ってフリーのグラフィックデザイナーと名乗っていたんですが、僕の絵のタッチが好きだと言ってくれる人が予想外に多く、イラストの仕事が増えてきたので、じゃあこっちでいこうかなと。イラストを描いて、ロゴも作って、デザインもしていると自分でも何者なんだろう? と思いますが、全部自分でできるからいいか、という感じでやっています。

- 今のお仕事はネットからの依頼が主なのですか?

滝谷氏 劇団の定期公演のポスターやフライヤーの仕事が毎月ある他は、ネット経由でお仕事をいただくことが多いです。メールでいただくお仕事は、内容もバラバラで驚くこともありますが、ネットがなかったら、地元にいながらこれほど色々な仕事を経験することはできなかったと思います。

- 月あたりどれくらいの作品を制作しているのですか?

滝谷氏 自分でもわからないくらい、数は描いていますね。まだ下描きだけの絵もスケッチブック4冊くらい貯まっているので、将来的になにか描いてほしいという依頼があった時に、こういうのがあったなって出せるといいかなと思っています。

描くグラフィックデザイナーになりたい

- これから先、こういう仕事をやってみたい、というのはありますか?

滝谷氏 音楽系の仕事がしたいなと思っています。そのために楽器をモチーフにしたイラストをいっぱい描いていたら実際にCDのジャケットの仕事をもらえたので、この調子でいつか中村祐介さんのASIAN KUNG-FU GENERATION みたいな感じで、メジャーアーティストのアートワークを描いてみたいですね。

- 滝谷さんが絵の道を目指すきっかけにもなった、漫画を自分でも描いてみたいという思いは?

滝谷氏 実は、漫画も描いて雑誌の新人賞に送っています。去年描き始めたばかりで、それこそつけペンってこうやって使うんだというところから、1年で31ページ作品を4本描いているので、一度は入選したいですね。バイトの移動時間にストーリーを考えて、1週間くらいかけて描いていますが、漫画を一人で描くのは大変ですねこれが週刊だと毎週16ページとか、漫画家はどれくらいの速さで描いているんだろうって。

- イラストの仕事とアルバイトに加えて、漫画まで!すごくアクティブですが、そのバイタリティはどこから来るのでしょうか。

滝谷氏 引越しのアルバイトが、朝6時に出発して、帰ってくるのが19時くらいなんですよね。ご飯を食べてお風呂に入ってからPCに向かって作業をして寝るのが4時くらいで。それでも毎日描かなければ成長できないと思って続けています。そのために19歳の頃からいくつもアルバイトをしながら頑張ってきたので、必死でやらないと。引越しの多い季節には大変ですけれど、移動している時間が長く自由に使えるので、このアルバイトでよかったと思っています。

- その勢いで、これからの活躍が楽しみです。

滝谷氏 先日、あるコンテストの表彰式を見に行った時に、ゲームメーカーの人達と話す機会があって、名刺をいっぱい配ってきたんです(笑)。その後に、CGを作っている会社から下絵を作って欲しいというメールを頂いて、やっぱり積極的にそういう場所にも顔を出すことで仕事に繋がるんだなと感じました。また、東京に拠点を移すことも考えているんですが、まずは東京のデザイン会社に所属して、経験を積みながら自分の作品を発表していくのがいいんじゃないかと思って就職活動を始めています。

- 目標にむかって、これからますます活動の幅が広がりそうですね。

滝谷氏 最終的には、漫画家やイラストレーターのような描くことをメインとするグラフィックデザイナーになれれば。とにかく、絵を描けるならなんでもやってみたい、描くことを仕事にしていきたいんですね。そのために毎日頑張っています。

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