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※この本はCorel Painter Classicについての解説本です。
Part. 1 タブレットを使いこなそうPart. 2 Painter Classicの基本操作
Part. 3 ペイントテクニックQ&A集
 
【Part. 1 タブレットを使いこなそう】
※「CHAPTER 02タブレットの使い方」(P.29〜P.30)より抜粋
 
  操作面の摩擦を調整する
操作面がつるつるして描きにくかったら、コピー用紙などの紙をセロテープで貼ってみよう。線画などを描く場合は適度に摩擦ができて描きやすくなる。カッティングマットやボール紙など自分に合った表面素材を見つけて工夫してみるといいだろう。タブレットの操作面から5・6mm程度の高さまでペンを浮かせても認識されるので、かなり厚いものをのせても大丈夫。
 
 
<操作面にのせる素材>
 筆者は2種類のカッティングマットとその裏面に貼り付けた紙、厚手のビニールなどを用意して使っている。スケッチには素早く描けて適当な摩擦のある紙、ていねいに輪郭線を描くには摩擦の大きいカッティングマット、通常のコンピュータ操作などには標準のクリアシートなど、作業に応じて使い分けている。摩擦が大きいとペン先の減り具合も速いが、ペン先を惜しんで絵が描きにくいのでは本末転倒。消耗品はWACOMウェブサイトのオンラインストアでまとめ買いしておくといいだろう。
 同じく、操作面の透明オーバーレイシートも使い方によっては表面のコーティングがはがれて使えなくなることがあるので交換しよう。
  intuosとintuos2のオーバーレイシートはサイズが共通で、intuos2のほうが摩擦があって描きやすいと筆者は思うので、機会があれば試してみるのもいい。
 
 
 
 
【Part.2 Painter Classicの基本操作】
※「CHAPTER 02絵を描くための操作手順のあらまし」(P.55)より抜粋
 
  テクスチャ(紙質)を選ぶ
 Painter Classicの最大の魅力は、好きな用紙を選んで描けることだ。[アート素材]の[テクスチャ]アイコンをクリックし、並んでいるテクスチャのアイコンをクリックして選択する。[引き出しプッシュバー]をクリックすれば、さらに多くのテクスチャを選べる。また、[テクスチャポップアップ]からも選べる。
 テクスチャに反応するブラシにしかテクスチャの反応はでない。
 
 
<ブラシとテクスチャ>
 テクスチャに反応するブラシとしないブラシがあることに注意しよう。反応しないブラシを使う場合は、どのテクスチャが選ばれていても絵には影響しない。反応する主なブラシは[チョーク][鉛筆][水彩]など。反応しない主なブラシは[エアブラシ][フェルトペン]など。テクスチャの反応の強さは、[コントロール:ブラシツール]の[粗さ]スライダで調整できる。通常、0%に近づけるほどテクスチャ感は大きくなる。ブラシによって強弱の向きが逆なものもあるので注意。
 
 
 
 
【Part.3 ペイントテクニック】
※「CHAPTER 01階調を表現する」(P.96〜97)より抜粋
 
   本物の絵具でもペイントソフトでも同じだが、陰影をつけた立体感のある絵を描くときは「階調の移り変わり」を色で表現しなくてはならないことが多い。従来の絵の具を使うときは「ボカシ」のテクニックが必要だが、思うような階調を出すのがなかなかむずかしい。
 色鉛筆などでは描くときの筆圧によって比較的簡単に階調が得られる場合もあるが、黒インクとペンなどでは、黒と白の2階調しかないのでクロスハッチング(線のかけ合わせ)や点描などの高度なテクニックをこなさなければならない。
 その点、デジタルペイントは試行錯誤がきくこともあって「できるまでガンバればいい」わけだが、従来の描画法をおさらいしておくと役に立つかもしれない。
 代表的な階調表現テクニックの典型をいくつか挙げてみよう。もちろんこれらの他にも無数に技法があるし、それぞれを組み合わせる場合も多いが、ここではいろいろなテクニックで同じ濃度の仕上がりを目指すシミュレーションとして見ていただきたい。
 
 
<油絵具的塗り込みボカシ>
 ポスターカラー的段階塗り分けの要領でおおざっぱな色の分布を作り、水滴ブラシなどでボカす。要するに、滑らかな階調を作りたければ適当に色を置き、水滴ブラシでボカしてしまえば簡単ということ。ただし、滑らかにしすぎると油彩的な感じはなくなってしまう。
 
 
 
 
【Q&A集】
※「タブレットのトラブルQ&A」(P.218)より抜粋
 
   このQ&Aは、筆者が経験したトラブルや疑問と、WACOMサポート窓口に寄せられるよくある質問、WACOMサイト掲載の情報を元に構成されている。WACOMサイト(http://tablet.wacom.co.jp/)のサポートページや、同ワコムクラブの技術情報ページには最新情報が多数掲載されているので、定期的に覗いてみるといいだろう(協力=WACOMサポート窓口)。

筆圧が効かない、または筆圧が最大のままになる
 パソコン起動時にタブレットドライバが正しく読み込まれていない可能性がある。再起動しても直らないときはタブレットドライバを再インストールする。筆圧に対応していないアプリケーションやツールでは筆圧は効かない。また、筆圧に対応しているソフトでも、ブラシに筆圧関知の設定がされていなければ効かない。Painter Classicの場合は[編集メニュー→環境設定→ブラシトラッキング]で描画して筆圧の状態を確認してみよう。ここで反応がない場合は、ペンが故障している可能性もある。

描けない範囲がある
 モニタの解像度を変更したあと、カーソルが届く範囲なのに描けなくなることがある。その場合、タブレットドライバの[マッピング]の[関係]ボタンを押し替えたり、パソコンを再起動する。最新のタブレットドライバではこの問題は修正済み。  

カーソルが振動する
 CRTディスプレイを使っている場合、タブレットとの電磁波の干渉によりカーソルがブルブルと振動することがある。画面のリフレッシュレートや表示解像度を切り替えて、振動しない設定を見つけよう。Intuos2はモニタと干渉しない周波数を採用しているため、この問題は起きにくい。