フリーソフトを活用してお絵描きを始めてみよう!

イラストソフトといえども種類豊富で自分に似合うソフトがわからない!ということも多いはず。そんなときはまず、フリーダウンロードで使えるお絵描きソフトを使ってみましょう。今回は中でも初心者に使いやすく、ペンタブレットとの相性のよいフリーソフト「Pixia(ピクシア)」と「GIMP(ギンプ)」の特徴と使い方をそれぞれご紹介します。

ペンタッチが滑らかで描きやすい!「GIMP」

使用ソフト:GIMP

ペンタッチが滑らかで描きやすく、フィルターや色調補正が充実。そのかわり、筆の種類などはあまりないため、他で描いた絵の加工や仕上げに適しています。

GIMPを使ったイラストの描き方を見る

ペンタッチがなめらかで快適

ペンタッチがなめらかで快適

ベジェ曲線

パス機能がありベジェ曲線を使って図形を描くこともできる。
ベジェ曲線

色調補正・フィルタ

フィルタや色調補整が充実しており、細かく画像調整ができるのでイラストや写真の加工にもオススメ。

色調補正

フィルタ






【GIMPを使ったイラストの描き方】

あらかじめ作っておいた線画ファイルを読み込みます。

線画レイヤーのみだと背景が透けてしまうので、線画レイヤーの下に白一色のレイヤーを入れています。



あらかじめ作っておいた線画ファイルを読み込みます。





下塗りをします。

線画レイヤーをアクティブにして、「ファジー選択」ツールで塗りたい場所を選択していきます。 しきい値によってどこまで選択範囲に含めるかがだいぶ変わってくるので、線画によって調整するときれいにできます。

下塗りをします。





描画・着色

.描画色を、選択した部分を塗りたい色に変更して「塗りつぶし」します。
下塗りなのでだいたいの色でOKです。
肌なら肌、目なら目と、塗る色によってレイヤーを分けると作業しやすいです。

カラーを選択します。

レイヤーの「ソース画像」が下絵となります。 着色作業はこの時点で「キャンパス」のままでOKです。

「ブラシサイズ」を調整します。

「不透明度」や「粗さ」は最初は50%程度に設定しておいて、描いてみてから調整してみましょう。

描画・着色






「ファジー選択」ツール

「ファジー選択」ツールで選択できないような細かい部分や、うまく選択範囲に入らなかった部分は、鉛筆ツールで直接色を塗ります。



「ファジー選択」ツール







パーツごとに着色

.同じようにして、パーツごとにレイヤーを分けて全体を塗っていきます。

パーツごとに着色



全体を着色

人物全体を色分けしたところです。

全体を着色

ブラシツールで塗る

レイヤー別に細かく塗っていきます。
今回「ブラシ」ツールを使っています。
レイヤーの「透明保護」にチェックを入れると、下塗りの範囲からはみ出さずに塗ることができます。

ブラシツールで塗る



同じように全てのレイヤーを塗ったところです。

同じように全てのレイヤーを塗ったところです。

背景

背景をパターンで塗りつぶします。
色を塗ったレイヤーの一番下に1枚レイヤーを追加し、「塗りつぶし」→「パターンで塗りつぶす」を選択します。

背景

色彩調整

絵に合うように色を調整します。
今回は「色」→「色相-彩度」で、色相・輝度・彩度を調整しています。

色彩調整

背景をアレンジ

そのままだと寂しいので、背景に手書きで少し模様を入れます。 今回はブラシのモードを「オーバーレイ」にして、「Sand Dunes」という種類のブラシで色んな色をポンポンと置いてみます。

背景をアレンジ

完成

最後にレイヤーを全て統合します。

完成




完成




【プロフィール】
小沢ナツコさん : イラストレーター
最近の仕事に西東社「ミラクルあたる!キラメキ星うらない」のカバー&本文イラストなど。