ニュースフラッシュ

2003年05月20日

15型XGA対応液晶ペンタブレット
教育機関向け専用モデル、7月中旬新発売

 ペン入力タブレットメーカー大手の株式会社ワコム(埼玉県北埼玉郡大利根町豊野 台2-510-1、社長 小川義水)は、7月中旬、液晶ディスプレイ上から直接電子ペンで入力できる液晶ペンタブレットの教育機関向け専用モデルDTF-510Uを発売します。DTF-510Uは、XGA(1024×768ドット)対応1619万色表示の15型TFT液晶ディスプレイを搭載し、電磁誘導方式のコードレス&電池レスペンで入力できるほか、本体装備のファンクションボタンで画面のスクロールや拡大縮小がワンタッチで行えます。タブ レットのインタフェースはUSB、液晶パネルの入力端子はアナログRGB。アナログRGB 出力端子も装備し、容易にプロジェクターと接続可能です。オープン価格。

DTF-510U 教育機関向け専用モデル
DTF-510U
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 パソコンおよびプロジェクターと接続し、付属ソフトを使うことによって、どのような画面の上にも自由に手書きの文字や図表を書くことができるため、パソコンを 使って板書感覚で授業を行うことが可能になります。

■液晶ペンタブレットDTF-510Uの特長 →PDFカタログはこちら

15型XGA(1024×768ドット)対応TFT液晶を搭載
電磁誘導方式コードレス&電池レスペン入力
5個のファンクションボタンと5個のコマンドボタンを装備
ファンクションボタン:画面のスクロール/拡大縮小、マウスの左ボタン/右ボタン クリック
コマンドボタン:アプリケーションソフトで機能設定可能
アナログRGB出力端子を装備
省スペース
手書きユーティリティソフト《ペンワークス》を付属

 当社は平成2年以来液晶ペンタブレットを開発販売しており、平成13年9月からは“WACOM Cintiq(ワコム《シンティック》)”ブランドで15型XGA、17型SXGA、18.1型SXGAの製品を発売してきました。これまで、主に医療の電子カルテやシールマシン(“プリクラ”)、CTI(Computer Telephony Integration)およびイラストレーション・アニメーション作成・映像制作などクリエイティブの市場に販売してきました。DTF-510Uは、新学習指導要領のもとパソコン導入が進む小学校・中学校・高等学校において、教師がパソコンを活用して授業を行うというニーズに応えるため、機能を特化し合わせて低価格化を図った教育機関専用モデルです。当社では、全世界で年間10,000台の販売を見込んでいます。

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 株式会社ワコムは、昭和58年(1983年)7月創業の大手タブレットメーカーで、日本、北米、欧州、アジア・オセアニアを中心に全世界で事業を展開しています。ワコムは、コードレス&電池レスで筆圧、消しゴム、傾き検出、デバイスIDなど先進的でユーザフレンドリーな機能を搭載した入力デバイスを世界に先駆けて製品化してきました。ワコムのタブレットは、世界のソフトベンダーに支持され、創造的なコンピュータ環境の実現に貢献しています。

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