2006年07月07日
Microsoft® Windows® Vista™でペン入力操作が身近に
〜 ペン技術と組み合わせてコミュニケーションの幅を広げ
より直感的で自然なインターフェイスを提供
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株式会社ワコム (本社:埼玉県北埼玉郡、代表取締役社長:山田 正彦)は、マイクロソフト株式会社より今後発売が予定されている次期Windows OS「Vista」に、ペンと指による高度な入力操作機能が新しく搭載されることを受けて、当社のペンタブレット製品をはじめとする入力技術を利用して可能になる便利な機能をご紹介します。 |
Windows OSのペン入力機能は、これまでタブレットPCだけに提供されてきました。「Vista」環境ならびに対応アプリケーションでは、メモ書き機能、手書き文字認識機能、「ジェスチャー」と呼ばれる操作機能が採用されており、ハードウェアなどの補助デバイスを追加することで、ビジネスや家庭で利用するノートPC、デスクトップPCおよび携帯端末においてもこれらの新機能を利用することができます。当社はこれを受けて、「Vista」ユーザーがその機能を最大限に活用できるように、ペンタブレット製品、ならびにコンポーネント技術を順次「Vista」に対応させていきます。さらに、「Vista」環境と当社の高度な入力技術を組み合わせることにより、ソフトウェアならびにハードウェア企業が、ペンと指による入力操作機能を各社の製品機能として組み込むことも可能になります。 |
当社は、ユーザーがコンピュータをもっと簡単に使えるように、そして、コミュニケーションや表現ツールとして便利になるように、インターフェイス技術のリーディングカンパニーとして付加価値の高い技術を提供していきます。 |
■「Vista」のタブレット機能■ |
「Vista」では、「Home Basic」を除くすべてのバージョンに豊富なタブレット機能が搭載されます。ペンを使用して可能になる便利な機能の例を下記にご紹介します。
「Vista」に同梱される「Windows Journal」は、ノート、メモ書きアプリケーションです。「Journal」では、紙のノートに鉛筆でメモを書くように、ペンでごく自然にメモを取ったり、簡単なスケッチができます。高度な検索機能が組み込まれており、手書きメモの内容でも検索が可能です。また、手書きの図を図形オブジェクトに変換できます。 |
■「2007 Microsoft Office system」のデジタルインク機能■ |
「WordR」「ExcelR」「OutlookR」「PowerPointR」「OneNoteR」など、「Vista」上で動作するマイクロソフト「Office」の次期バージョン「2007」の各アプリケーションは、ペンで文字を書き込む、印をつける、滑らかな絵を描くなど、直感的な書き込みがごく自然にできるようになります。文書やプレゼンテーション用スライド、あるいは電子メールのメッセージに手書きで入力することができるので、マウス操作ではできない効果的な表現が可能になります。
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■ソフトウェア、ハードウェア企業との協業■ |
「Vista」は、OSとしてペンならびに指による入力操作機能をサポートしているので、ソフトウェア企業においても新しい機能開発を行う技術基盤になり、直感的な操作をごく自然に行うという新しい利便性を付加することができます。当社は、ハードウェアの面から入力技術を発展させ、ソフトウェアの新しい機能開発を支援します。また、こうした協力関係を展開しながら、ユーザーの効率ならびに能率向上を支援していきます。
その他の国における登録商標または商標です。 *その他の製品名称は各社の登録商標または商標です。 |
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<株式会社ワコムについて>
株式会社ワコムは、1983年創業のペンタブレットメーカーで、全世界で事業を展開しています。当社は独自の入力技術「電磁誘導方式」でコードレス&電池レスの電子ペンを実現し、筆圧、消しゴム、傾き検出、デバイスIDなど、先進的な機能を搭載した入力デバイスを世界に先駆けて製品化してきました。ペンタブレットの国内シェアは96.5%。また、現在、世界で生産されているほとんどのタブレットPCにはワコム製のセンサー&ペンが使われています。 |