株式会社アプリボット

※この記事は2016年に制作されたものです。

より良い開発環境に積極投資しCintiq導入
短期間でクオリティの高いゲームの開発を可能に

株式会社アプリボット

2010年設立。「世界震撼」というビジョンのもと世界中の人に愛されるサービス作りを目指し、主にスマートフォン向けサービスの企画・制作・運営を行っている。
www.applibot.co.jp

導入前の課題

  • スマートフォンの機能向上により高精細で多彩なビジュアル表現を短期間で
  • アナログの画材と同等の描き味と表現力をデジタルで可能に
  • クリエイターが働きやすい環境づくり

導入後の効果

  • 開発のクリエイティビティ、パフォーマンスが向上
  • 短期間でよりクオリティの高いプロダクトのリリースが可能に
  • より良い開発環境を整えることでクリエイターの満足度が向上

最高の環境で最高のクリエイティブを目指しより良いゲームを最短で作る

常に新しい要素が求められ進化しているスマートフォンゲームの世界。高解像度のタブレット端末やスマートフォンの登場で、より高精細で多彩なビジュアル表現が求められ続けています。マンガRPG「ジョーカー~ギャングロード~」や学園ライフアドベンチャーゲーム「グリモア~私立グリモワール魔法学園~」といったヒットシリーズを次々にリリースしている株式会社アプリボットは、最高のツールを使って開発しユーザーの高い評価を得るという方針のもと、目指すクオリティに最短でたどり着くためには適切な投資が必要と考え、常に最新のツールを導入しています。同社では、ビジュアル担当のクリエイターの要望もあって、ゲーム部署の立ち上げ時点より液晶ペンタブレットを導入してきました。現在は段階的にCintiq 24HDから最新のCintiq 27QHDにリプレイスを進めている真っ最中。色の再現性が向上した高解像度大画面液晶を採用し、フラットパネルにより操作性が向上した Cintiq 27QHDにより、クリエイターは開発パフォーマンスの向上を実感しているとのことです。最高のクオリティを目指すことを目標に、より良い開発環境の整備への投資を惜しまないという攻めの姿勢が、会社のブランド価値を上げ、その結果高い才能を持ったクリエイターを国内外問わず惹き寄せることを可能にしています。その開発環境の構築に、Cintiq 27QHDといった最新の液晶ペンタブレットが必須のツールになっています。

高解像度大画面、色再現性が向上した Cintiq 27QHDにより
開発パフォーマンスが向上

オリジナルタイトルでもあるギャングロードシリーズのメインビジュアルを手掛けているニシカワエイトさんは、大学時代からペンタブレットに慣れ親しんだ若きデジタルネイティブ世代。アナログの画材と同等の描き味と表現力を再現するには、液晶ペンタブレットはなくてはならないツールになっており、ゲーム部署立ち上げ時より液晶ペンタブレットの導入を熱望し推進してきたスタッフの一人です。最近、これまで使用していたCintiq 24HDをCintiq 27QHDにリプレイスし、その高いパフォーマンスに満足しているとのことです。色の再現性が向上したことにより、スマートフォンの表示確認用のモニタを別途用意する必要がなくなり、作業環境が一段と快適となったと言います。またフラットパネルになったことで、ペンを持つ腕をスムーズに動かすことができ、線画のストロークが軽やかになり「一筆に魂を込める線画工程」でのパフォーマンスが上がりました。一方本体から発生する熱は抑制されており、以前に比べて快適な作業が可能になったと語っています。Cintiq 27QHDは、高解像度大画面によりイラストの全体像を確認することができ、しかも繊細なペン先の筆圧機能により筆やペンと同様の筆致そのままに線画・着彩共に表現の繊細なディテールまで追求できるため、トライアンドエラーのパフォーマンスに大きく貢献していると言います。

「繊細な作業が求められるイラストの作業では、現場のクリエイターがストレスなく作業に集中できる環境が整うことで高いクリエイティビティを発揮できます。結果的に短時間で多くの結果を求められるスマートフォンゲームの開発パフォーマンスに大きく貢献しています。液晶ペンタブレットというツールに出会わなければ今の自分はいないでしょう」とニシカワさんは語ってくれました。

攻めの投資で勝つサイクルに

同社は現在、60台強のCintiqを導入。Cintiq 27QHDなど常に最新の機材への投資を惜しまず、クリエイターにとって働きやすい開発環境作りを目指すことで、クリエイターの満足度も高くなり、よりよいパフォーマンスを発揮してもらえるという良いサイクルができていると言います。「最良のツールを使ったクリエイティブが最良のプロダクトにつながる、良い環境が良い発想や良いモチベーションにつながる、これはクリエイター出身の私ならではの考え方かもしれません。新しいツールがどんどん進化していって、使う側としてもどんどん使い勝手が良くなっています。私自身が、いつも早く次の最新機種を試したいと思っています」と同社取締役の竹田さんは語ってくれました。今後、著しい進化を遂げるスマートフォンアプリ業界で一歩先を走る開発会社として、液晶ペンタブレットを含めた最新のデジタル環境をいち早く整備することによって、さらに進化したオリジナル作品への挑戦が続いていきます。

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