液晶ペンタブレットを活用した眼科の事例
井上眼科病院グループ
井上眼科病院は、1881年(明治14年)神田駿河台に創立され、2021年で140周年を迎えました。「患者さま第一主義」を基本理念とし、創立以来、職員一同、患者さまの立場を考えて診療にあたること、そして実証医学に基づいて、検査し、原因を追究し、治療することで、(EBMは「検査から治療まで」を含む表現)眼に関するすべてのことを取り扱う「『眼』の総合病院の確立」を目指しています。
現在では、東京(お茶の水、西葛西)、埼玉(大宮)と北海道(札幌)に5つの医療施設を有し、一般眼科外来の他に各種専門外来を設け、患者さまの眼の症状にあわせた診療を提供しています。
眼科部門
医療法人社団 済安堂
井上眼科病院グループ理事長
井上 賢治 様
電子カルテ導入による診療の効率化と品質向上
グループ全体で61台のDTK-2451/Medicalを利用しています。
当初、紙のカルテから電子カルテへ移行するにあたり、カルテの所見、情報の欠落や手書きの記入が上手くいかない、大事な記録が残っていないなど診療に影響が出ることを懸念していました。
そこで、提案があった液晶ペンタブレットを使ってみると、直感的な操作性と手書きで絵を使って説明できることから患者さまとの信頼関係を維持し効率的な診療を行うことができました。また、カルテの情報を正確に残せることで、医療の品質向上にも寄与していると実感しました。
現在では液晶ペンタブレットは診療に欠かせない重要な役割を果たしており、特に手術記録においては繊細に絵で残すことができています。これらのメリットを考えると、液晶ペンタブレットは病院運営において非常に有用であると感じます。
今後も新たな機能や改善が加わることを期待しながら、引き続きこのデバイスを活用していきたいと考えています。
今後の展望について
眼疾患の早期発見に向けて、最近注目しているのは、AI(人工知能)を活用した治療です。膨大なデータや画像を分析できるAIを導入することで、より精度の高い治療を提供できるのではないかと期待しています。まだまだ発展途上の技術ではありますが、AIと医師がお互いを助け合う日が来るのもそう遠くはないのではないでしょうか。
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