株式会社ワコム(本社:埼玉県北埼玉郡、代表取締役社長:山田正彦)と三菱電機コントロールソフトウェア株式会社(本社:兵庫県神戸市、取締役社長:新野修平、以下MCR)は本日、電子会議システムの拡販を目的とした協業について合意しました。この協業により両社は、ワコムが提供する液晶ペンタブレット製品群と、MCRが提供する電子会議システム「ウェルカンファレンス」を組み合わせた新しい電子会議システムの販売を共同で行い、一般企業や官公庁、団体などに向けた販売拡大を狙います。両社はこのシステムを、5月17日から東京ビックサイトで開催される「ビジネスショウTOKYO
IT&C/アドバンストオフィス2006」に出展します。
当システムは、電子データの資料を管理・配布する会議支援サーバー、会議進行者用液晶ペンタブレット端末、そして資料を閲覧する・書き込みを行う出席者用の液晶ペンタブレット端末で構成されます。このシステムでは、会議やプレゼンテーションの進行に応じて資料が複数の端末に同時に、リアルタイムで表示され、進行者が画面に直接メモ書きして説明を分かりやすくしたり、参加者が自分自身のメモを画面に表示されている資料に記載することができます。これらのメモはデータとして保存されるため、イントラネット経由で内容を後日閲覧したり、議事録のまとめに使用することができます。
資料は全て電子データで取り扱われるため、コピーを作成して配布する手間が省け、ペーパーレスに貢献します。また、会議記録の管理が効率的に行えます。さらに、システム全体をパッケージ化しているため、導入から短期間・低コストで運用開始することができます。
今回の協業では、今後12カ月間で10案件の受注と、液晶ペンタブレット100台の販売を目標とします。
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