株式会社ワコム(本社:埼玉県北埼玉郡、代表取締役社長:山田正彦)はこのほど、パソコン画面上で、当社電子ペンと指の両方で入力操作を実現するセンサー・システムを開発しました。この新しいシステムは、マイクロソフト社の次期OS「Windows
Vista」対応PCの仕様に合わせて、当社がこれまで培ってきた信頼性の高いセンサー技術を基盤にして開発し、今後PCメーカー向けに提供していきます。当社はこのシステムを5月23日から米国ワシントン州シアトルで開催される「Microsoft
WinHEC 2006」当社ブース(ブース番号528)で展示します。
このシステムは、当社の電磁誘導方式(EMR®)センサー(*1)と、タッチパネルなどに使用される抵抗膜方式(*2)センサーならびにコントローラーを組み合わせたものです。この技術では、これまでEMR®方式のセンサーを搭載したタブレットPCの電子ペンによる自然で直感的な機器操作と精度の高い文字入力に加えて、指による手軽な操作が可能になります。また、両センサーのコントローラーを一体化することで、セットメーカーのシステム構成を容易にします。
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