2007年07月03日
液晶ペンタブレットの手書き入力を活用した自動車教習教材が発売開始
〜ペン入力で危険予測や交通事故防止の学習効果を向上〜
株式会社ワコム(本社:埼玉県北埼玉郡、代表取締役社長:山田正彦)は、株式会社ノイマン(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩田昌之)が当社の液晶ペンタブレットを活用した最新の自動車教習所向け視聴覚教材「N-PLUS
(エヌ・プラス)」を開発し、本年5月から販売を開始しましたのでお知らせします。 「N-PLUS」は、ノイマン社が独自に開発した自動車教習所の学科教習向けのデジタル教材で、Windowsパソコン上で稼動し、教室に備えたプロジェクター/音響設備等を使用して教習生向けに視聴覚教育を行なうことができます。 |
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現在、多くの教習所では、主にスライドや映画を活用した教習が行なわれていますが、限られた素材による情報量の少なさや、教習が指導員から教習生への一方通行になりやすいなどの点において改善が求められています。それに対し、「N-PLUS
」は学科教本に準拠してデジタル化しており、教本で説明している各場面や状況を、動画、実写映像、3D、「*デジタルボード」で多様に見せることができる上に、質疑応答を想定した「参加型」の効果的な教習を実現できます。また、地域個別の事情や指導員独自の教習に合わせて、編集も簡単にできる点もデジタル化のメリットです。 「*デジタルボード」=画面上で実際の交通のシミュレーションを作り出す機能 |
さらに「N-PLUS 」では、当社の液晶ペンタブレットで操作することを前提に開発されており、すべての操作をペンだけでできます。このことにより、次のような特徴を持ちます。 |
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慣れを必要としないうえに、操作の柔軟性を高めるペン操作で、多様な機能を搭載したデジタル教科書「N-PLUS」は、指導員の負担を増加させることなく教習生の理解度を高め、危険予測や交通事故予防の学習効果を向上させる効果が期待されます。ノイマン社では、全国約1,400カ所の自動車教習所に対して「N-PLUS」の導入を働きかけていきます。 |
ペンタブレットを使用した学習効果について |
視聴覚教材を当社の液晶ペンタブレットと組み合わせて使用した講義・授業では、下記のような点で学習効果を向上させることが期待できます。すでに全国の小・中学校、大学などの教育機関で利用されており、高い学習効果を狙うアイテムとして認知されています。
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■この発表に関するお客様からのお問い合わせ先■
株式会社ノイマン 企画開発本部 商品企画部 村山
電話:03−5408−3261
株式会社ワコム ソリューション営業部 法人営業グループ
電話:03−5309−1505
■この発表に関する報道機関からのお問い合わせ先■
株式会社ノイマン 企画開発本部 商品企画部 村山
電話:03−5408−3261
株式会社ワコム 東京支社 広報室 池田
電話:03−5309−1501
Eメール:wacompr@wacom.co.jp
【株式会社ノイマンについて】 |
1984年設立。主要事業は交通安全教育機器及び機材の研究、開発、販売ならびに自動車教習所向け各種省力機器及びソフトウェアの開発、販売など。主力製品である効果測定&学科学習システム「MUSASI」の導入シェアは全国自動車教習所の60%を占め、その他営業サポートシステム「N−CAS」、Webサイトの企画・構築、自動車教習所ポータルサイトの運営等、自動車教習所に特化して事業行う。視聴覚教材「N−PLUS」は「MUSASI」に次ぐ主力製品として、販売を行う。 |
【株式会社ワコムについて】 |
1983年設立。東証一部上場。主要事業はペンタブレットならびにペン・センサーコンポーネントの開発・製造・販売と、CAD/PDMの開発・製造・販売・サポートなど。海外拠点はアメリカ、ドイツ、モスクワ、中国、韓国、台湾、シンガポール、オーストラリアにあり、世界各国で製品を販売している。ペンタブレットの国内シェアは96.7%(2006年、BCN調べ) 、海外では80%以上。また、現在、世界で生産されているほとんどのタブレットPCには当社製のセンサーとペンが使われている。 |