2007年10月11日

ワコムのペンタブレットが三井住友海上火災の
ペーパーレス、印鑑レス契約システムに採用

株式会社ワコム（本社：埼玉県北埼玉郡、代表取締役社長：山田正彦）は、三井住友海上火災保険株式会社 (本社：東京都中央区、取締役社長：江頭敏明)が、当社のペンタブレットを使用した電子サインで自動車保険の契約内容を確認する新システム「電子計上システム」を開発し、本年10月24日から同社主要代理店で手続きを開始することになりましたのでお知らせします。 「電子計上システム」は、従来の自動車保険申込書を完全に電子化し、ペーパーレス、印鑑レスで手続きを完了することができる同社の画期的なシステムです。このシステムでは、各代理店のノートPCに接続した当社のペンタブレット上(または一般のPDA)で契約者が書く署名を電子サインとしてシステムに取り込み、従来の印鑑と同じ効力を持たせることにより、ペーパーレス、印鑑レスを実現しました。同社ではこのシステムの利用により、契約締結にかかる時間の短縮、帳票の半減(年間約3600万枚 → 約1800万枚)が可能になるとしています。

入力エリアに特殊なシールを貼り、筆跡が残るように工夫しているため、 紙の上にボールペンで書くように自然に署名を行うことができる

当社では、金融、保険、医療分野においてペンタブレット・液晶ペンタブレットを使用した電子サイン、電子認証システムの導入が今後広がると見込んでいます。このようなシステムでは、下記のような業務効率向上が期待できます。当社は今後もさまざまな関連ソリューションを提案して販売拡大を狙います。

事務処理プロセス、契約内容確認の作業フローが簡素化・スピードアップし、業務効率が向上する。 個人情報を書類で扱わずに、電子的に管理し、閲覧を制限することで個人情報管理を飛躍的に向上できる。 手作業による計算・入力ミスをなくすことができる。 書類の保管・物流コストを削減できる。

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株式会社ワコム ソリューション営業部 法人営業グループ
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【株式会社ワコムについて】

株式会社ワコム（東証一部：）は、米国、ドイツ、中国、韓国、オーストラリア、シンガポールを拠点としてグローバルにビジネスを展開し、世界150カ国以上に製品を提供しています。1983年の設立以来、自然なインターフェイス・テクノロジーによる人とテクノロジーの融合というビジョンを基盤にビジネスを展開し、ペンタブレット、液晶ペンタブレットをはじめとするデジタル・インターフェイス・ソリューションの世界トップ・メーカーとして広く認められています。当社の入力デバイスは、先進テクノロジーを基盤にして直観的で使いやすく開発されており、デジタル・アート、映画、CG、ファッション、工業デザインなど、幅広い分野に渡り世界中で優れた作品を生み出す重要な役割を果たしています。さらに、ビジネスやコンシューマーが自分自身の個性を表現できるツールも提供しています。当社のコードレス、電池レスの筆圧機能付き電子ペンは、世界で数百万人のユーザーに利用されています。 また、デジタル・インターフェイス・テクノロジーの一つ「Penabled®(ペナブルド)」もPCメーカーなどの戦略パートナーに提供しています。高度な機能と卓越した信頼性を兼ね備えた「ペナブル・テクノロジー」は、ほとんどのタブレットPCに採用され、質の高い電子ペン環境を提供する基盤となっています。さらに、最先端のモバイル機器でもペナブル・テクノロジーは欠かすことのできない重要な役割を果たしています。