イラスト・コミック

イラスト・コミック制作の
スタンダードツール

イラスト・コミック制作のワークフローとワコム製品の活用についてご紹介します。

市場概況のイメージ

Overview市場概況

日本のコミック(マンガ)市場はコロナ禍の巣ごもり需要を経てこの数年過去最高を更新し続けています。その内訳を媒体別でみると、紙の単行本・コミック誌の売上が減少し、電子コミックが伸長傾向にあります。特にコミック誌では近年、連載を紙からウェブやアプリに切り替える動きも見られています。
読む媒体だけではなく制作の現場でもデジタル化はすでに進行しています。マンガ・コミック作成のプロフェッショナルの現場では、ラフ、下書き、ペン入れ、ベタ、着色などの作業すべてを液晶ペンタブレットで行う漫画家やが多数存在します。

デジタルイラストの分野では、2000年代中盤以降パソコン性能の飛躍的な向上と、Adobe Photoshop、CLIP STUDIO PAINT、Open Canvas、Kritaなどグラフィックソフトの普及により、プロフェッショナルからアマチュアまで、デジタルイラストを制作するイラストレーターの人口は世界的に拡大しました。書籍のキービジュアル・挿画のみならず、ゲームやアニメーションのキャラクターデザイン、背景美術、コンセプトアートの制作など幅広く活用されています。

近年スマートフォン・タブレット端末の普及やペンツール搭載のアプリ利用の一般化により、一般の人々も手軽にデジタル作画を楽しむ時代になりました。ワコムのペンタブレットや液晶ペンタブレットは、年代を問わずアマチュアからプロフェッショナルまで幅広い層にデジタル作画に欠かせないツールとして利用されています。

ユースケースのイメージ

Use Casesユースケース

セルシスのCLIP STUDIO PAINT EX、Adobe Photoshop、Adobe Illustratorを使用する漫画家の方々にとって、ワコムの液晶ペンタブレットはなくてはならないツールです。正確な描画を実現する筆圧検知を活かしたペン性能と高い色性能が特長の「Wacom Cintiq Pro」や「Wacom Cintiq」が使用されています。サイズ展開が豊富で最大26.9型までラインアップ。漫画の原稿を原寸大で表示することが可能で、アナログのように肘を動かしながら作画することができます。

プロのイラストレーターもまた、ワコムのプロフェッショナルモデルを利用しています。市場から求められるハイクオリティ・複雑なキャラクターデザインに加え、4Kなど表示解像度の向上に対応したビジュアル制作を「Wacom Cintiq Pro」や「Wacom Cintiq」が支えています。複雑な線画やカラードローイングを液晶ペンタブレットで作業することで効率化し、クライアントからの要望にも素早く対応できます。

ワコムでは有機ELペンタブレット「Wacom Movink 13」を発売し、使う場所を問わないポータビリティを重視するクリエイションスタイルの要望にも対応しています。軽くて薄いだけでなく高精細なペン性能とディスプレイ性能を備え、ラフスケッチから仕上げまで快適に行うことができます。長時間におよぶ作業が日常になりがちな漫画家やイラストレーターにとって、場所を移動したりリラックスした姿勢で描画したりするのに最適な製品です。

Why Wacom?ワコムが選ばれる理由

筆圧検知を活かした描画機能と優れた色性能を備えたワコムの液晶ペンタブレットは、クリエイターが創造性を発揮し自然で直感的な制作を行うことができるクリエイティブ業界のスタンダードツール。
プロフェッショナル向けの「Wacom Cintiq Pro」シリーズは幅広いラインナップを揃えユーザーの作業スペースに応じた導入と運用が可能です。
新発売の「Wacom Movink 13」はワコム初の有機ELペンタブレット。ワコム史上 最薄・最軽量と高精細なペン機能とディスプレイ性能で、場所を選ばないクリエイティブワークをサポートします。
40年以上の歴史と多数の導入実績、国内メーカーならではの手厚いサポートで、クリエイターの期待に応えるツールをご提供します。

リモート環境でのペン操作をサポートWacom Bridge

Wacom Bridgeのイラスト

Wacom Bridgeは本社と地方スタジオ、オフィスと自宅といった離れた環境で制作を行うクリエイターをサポートするソリューションです。ローカルとリモートの両方のマシンでペンとタッチ入力を最大限に活用することができます。
ワコムは、リモートデスクトップ接続に対応したプロ向けペンタブレットおよびペンディスプレイでの作業を飛躍的に向上させる革新的なテクノロジーソリューションをSplashtopとともに開発しました。