開志専門職大学

Wacom Cintiq Pro 16をフルデジタル実習室に導入。
プロの制作現場と同じ環境で、
業界を牽引する次世代クリエイターを育成。

開志専門職大学 アニメ・マンガ学部

ビジネス、ICT、アニメ・マンガなどの分野で、世界に通ずるプロフェッショナルの育成を目指し、2020年4月に新潟市の中心地に開学した総合専門職大学です。少人数制による親身な学習指導や、在学中600 時間(5か月間)以上の長期企業実習といった実践的なカリキュラムを通じて、業界で新たな価値を創造するための知識と応用力をもった人材を育成しています。 アニメ・マンガ学部では、Wacom Cintiq Proをはじめとする最新の機材を完備し、プロの制作現場で実際に導入されている環境で、クールジャパン・コンテンツ業界を牽引する次世代クリエイターの育成を目指しています。

https://kaishi-pu.ac.jp/department/anime/

プロの現場に徹底的に近づけた学習環境

2019年度より、実践的な職業教育を行う新しい大学として「専門職大学」「専門職短期大学」「専門職学科」がスタートしました。特定の職業のプロフェッショナルになるために必要な知識・理論と、実践的なスキルの両方を身につけることのできる大学として、全国で18校が開学しています(2021年5月現在)。

開志専門職大学は、2020年4月に開学した新潟県で初の専門職大学です。「事業創造学部」「情報学部」に続き、同年11月にアニメ・マンガに特化した「アニメ・マンガ学部」の設置が認可され、2021年4月よりスタートしました。

アニメ・マンガ学部では、デジタルネイティブ世代の感性や表現力を伸ばす教育をモットーに、積極的にデジタルツールを取り入れた授業を展開しています。キャンパス内には、最新のPC、液晶ペンタブレット、グラフィックソフトなど、アニメ・マンガ・キャラクターデザイン業界の進歩に対応できる機材を完備しており、学生は個人でいつでも自由に使用することができます。実践学習のなかで最も重要となる液晶ペンタブレットには、Wacom Cintiq Pro  16を導入。その選定の理由について、同大学・広報課の多賀祥治さんは次のように話します。

「 機材の選定については、まずは業界調査から始めました。プロの現場では実際にどのような機材が使用されているかなどを詳しく調査していくなかで、ペンタブレットにおいてはほとんどの企業がワコム製品を採用しており、業界スタンダードといった印象を受けました。本学部では現場にできる限り近い環境を用意したいという強いこだわりがあり、そうした観点からワコムのペンタブレット以外に選択肢はありませんでした。もちろん、マンガ業界のスタンダードソフトであるCLIP STUDIO PAINTとの相性の良さも考慮したうえです」

基礎画力の学習に重要なアナログ感も体現できる、
Wacom Cintiq Pro 16

同学部では、アニメ、マンガ、キャラクターデザインの3つの履修モデルから、自分が目指したい専門分野を選択することができます。いずれの履修モデルを選択するにしても、まず最初に全員が基礎画力を集中的に学びます。一年次の最初の授業から美術解剖学を学び、知識と理論を理解した上で、骨格やパースといった基礎画力を実践的に身につけていきます。

「デジタルを使いこなせる人材を育てるという前提はあるのですが、基礎の部分はやはり手描きのアナログ感も重要になってくると思います。例えば、線を描くときに角がはみ出てしまったり、かすれてしまったりした場合でも、デジタルが勝手に修正をかけて滑らかにしてくれたりする わけです。そうしたことが当たり前になると、画力がきちんと身についていないのにうまく描けているような錯覚に陥りやすく、それでは本来目的とする基礎画力の育成にはつながりません。

Wacom Cintiq Proは、そうしたアナログ的な感覚も体現できるツールだと思います。筆圧感知や色の再現性は、昔では考えられなかったくらい進化していますね。特に鉛筆のシミュレーションは一番差が出るところですが、その精度の高さには教員や講師たちも驚いています」

サイズバリエーションの中で、16インチを選択した理由も、アナログ的な使い勝手を重視したものだといいます。

「紙に絵を描くときは、手のストロークに合わせて紙を動かしたりしますよね。それに近いことを体現できるようにしたかったというのが理由の1つです。手に抱えて持つとか、できるだけそれを自由に動かして使えるようにしたかった。24インチくらいになると、一人では持ち上げるのもひと苦労ですからね。

それから、新人として現場に行ったときに、24インチ以上が乗るような机を最初から用意してもらえるのはごく稀で、そうした現場の状況に即さない大きさのものを導入する必要はないという判断です」

Wacom Intuos Proをマウス代わりに

フルデジタル実習室の各デスクには、液晶ペンタブレットのWacom Cintiq Pro 16のほか、大型液晶ディスプレイ、および板型ペンタブレットのWacom Intuos Proも設置されています。これにより、カラーパレットやツールウィンドウなどを液晶ディスプレイに表示させ、液晶ペンタブレットにはカンバスだけを大きく表示して広々と絵を描くことができます。パレットやツールの切り替えなどは、マウスに持ち替えることなく、板型ペンタブレットを使って同じペンで操作することが可能。自然な流れの中で、集中力を絶やすことなくスムーズに作業を進めることができます。

オープンキャンパス来校者の増加に大きく貢献

Wacom Cintiq Proをはじめとする機材の導入は、学生募集において思わぬ効果をもたらしたといいます。

「オープンキャンパスの参加者たちの反応を見ていると、機材に対する興味・関心がすごく高いことを実感します。機材を触ることで自分のスキルを測りにきているような印象も受けます。板型ペンタブレットは触ったことがあるけど、液晶型を触るのは初めてという人がほとんどで、皆さん全く机から離れず終了時間が過ぎても何かしら描いていますね。県外、それもかなり遠方からの参加者が飛躍的に増えているのも、この学習機材が大きく影響していることは間違いないと思います」

最新のデジタル機材を完備し、デジタルネイティブ世代のクリエイティブ育成に力を入れる同学部の、これからの取り組みについてお聞きしました。

「これだけのデジタル機材を揃えてはみたものの、果たして学生たちは 使いこなせるだろうか、戸惑いを感じないだろうかという懸念はありました。しかし彼らにしてみればそれが当たり前という時代になってきています。本当にデジタルネイティブな世代がこれからやってくるとなると、むしろ我々が考え方を変えていかなければならない。ただ機材を揃 えているというだけでなく、ワコムさんなどメーカー企業とも連携しながら、これらを安心して、より効果的に活用していくための情報を積極的に発信していきたいですね」

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