デザイナー/モデル酒井景都
1982年生まれ。イギリスアンティーク屋を経営する両親を持ち、幼少時代をイギリスで過ごす。13 歳から雑誌『オリーブ』を中心にモデルとして活動。2002年、慶応義塾大学在学中に自身のファッションブランド「COLKINIKHA(コルキニカ)」(※2005年より「Made in COLKINIKHA(メイド イン コルキニカ)」としてリスタート)を立ち上げ、デザイナーとして活動。デザイナー、モデル以外にも、capsuleの中田ヤスタカと共に、音楽ユニット「COLTEMONIKHA(コルテモニカ)」としても活動、ミニアルバムを2枚リリース。著書に『Cheche Myeje―酒井景都のかわいいベルギー&オランダ案内(europikha)』『Cirka Eden シリカ エーデン』、『カイエ・ド・ミニョン』(マーブルトロン刊)など多数
- 使用タブレット
- Intuos
- 使用歴
- 高校生のころ~
- きっかけ
- 『Photoshop』を使い始めて、絵を描くため
ファッションブランド「Made in COLKINIKHA(メイド イン コルキニカ)」のデザイナー、モデルなど様々な顔を持つ酒井景都。今年の1月には、「Made in COLKINIKHA」初の路面店を東京 中目黒にオープンするなど、活動の場を拡げている。そんな酒井景都に話を訊いた。
○手描きテイストが好きなので「Intuos4」は最適
- 酒井さんは、以前からペンタブレットを使われていたそうですね。
酒井景都(以下、酒井) 「子供の頃、全玩具の中でタカラトミーの『おえかきせんせい』というお絵かきできる玩具が一番好きだったんです。そのあと、『my first sony』のテレビに絵が描ける製品で遊んでました。高校生になって『Photoshop』を使い始めて、絵を描くためにより本格的なペンタブレットが欲しくなったんです。大学生の頃は、主に『FAVO』を使ってイラストを描いてました」
- 最近、『Intuos4』を使い始めたそうですが、使われてみた印象はどうでしょう?
酒井 「まったくストレスなく、インクで書いてるみたいな感じが凄いですね。フィット感が本物のペンと変わりません」
- お仕事のどのような場面で『Intuos4』を活用していけそうですか?
酒井 「『Photoshop』で絵を描くときに活用できそうですね」
- 具体的には?
酒井 「まだ実際の商品のデザインでは使っていないのですが、これから多用すると思います。たとえばこのイラスト (※下画像)なんですが、アンティークのカメオの画像をトレースして、『Photoshop』でIntuos4を使って描いたんです。手描き風の感じが好きなので、今後、Intuos4を活用していけそうですね。すぐにMade in COLKINIKHAのテキスタイルとかTシャツのデザインで使ってみたいと思っています」
酒井さんがアンティークのカメオをベースに、『Intuos4』を私用して描いたイラスト
- 手描きのテキスタイルを描くのには、最適かもしれませんね。
酒井 「Made in COLKINIKHAでは、オリジナルのテキスタイルを毎シーズン手描きで制作しているのですが、ペンタブレットなら手描き感あるものを、効率よく作ることができると思います。色に関しても、これまでは、手描きのイラストに着色したものを元に、業者さんにお願いしていたのが、入稿までできるので、ありがたいですね」
- テキスタイルやTシャツのデザイン以外での活用は考えられますか?
酒井 「DMとか印刷物の制作にも活かせそうですね。Made in COLKINIKHAでは、DMなどでも手描き感のあるものが多いので」
『Intuos4』で酒井さんが描いたイラスト
- 酒井さんにとってぺンタブレットとは?
酒井 「イラストも昔からペンタブレットで描いているものが多くて、本当に私にとっては必要なツールです。Intuos4は使い始めたばかりなのですが、これからクリエイションの幅がさらに広がりそうです」
インタビュー時も、酒井さんは「落書きです」といいながらIntuos4でイラストを描いてくれた
撮影:石井健
掲載:マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/08/25/skmk/index.html