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ポートレートの完成度を120%高める!ペンタブレットを使ったレタッチテクニックを大公開!

トップ画像(一色卓丸さん)

ポートレート撮影をする際に、避けては通れない肌のレタッチ。レタッチをしすぎて不自然になってしまったり、たくさんのカットを短時間で仕上げないといけなかったり…ポートレートのレタッチに関するお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

「原宿ストリートポートレート」(2017年/玄光社)

6年間にわたって3,000人以上撮影した、原宿の外国人たちのポートレートをまとめた写真集「原宿ストリートポートレート」(2017年/玄光社)を上梓し、ファッションブランドやウエディングの広告写真、ポートレートを中心に撮影をしている一色卓丸さん。

フォトグラファーとして撮影の仕事を手掛けるだけでなく、レタッチャーとしても活動されている一色さんに、ワコムのペンタブレット『Wacom Intuos Pro Medium』を使ったポートレートのレタッチテクニックをお伺いしました。

1.レタッチで写真がこれだけ変わる!

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

Fashion styling:FBA COLORS

[ファッションの撮影では着用数が多く、ライティングを何回も変えることも多いので、細かいライティングの調整よりも撮影を優先することも。レタッチでどこまで修正できるか把握できていれば、撮影に集中できる]

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

[メイクやライティングでカバーしきれない箇所も、レタッチで自然な仕上がりに]

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

model:いのうえのぞみ
[人物だけでなく、背景の処理もペンタブレットがあれば簡単にできる]

2.クオリティの高いアウトプットのためにペンタブレットが欠かせない

―― 一色さんがペンタブレットを使い始めたきっかけを教えてください。

一色 デザイナーをやりながら撮影をしていたのですが、独立してフォトグラファーの仕事でやっていこうとしたときに、毎日撮影があるわけではなかったので、レタッチの仕事も始めたんですよね。もともとPhotoshopは得意だったので。その事務所はみんなペンタブレットを使っていて、そこから使い始めました。

1日120枚の写真をレタッチすることも

1日120枚の写真をレタッチすることも

レタッチの仕事はいまでも続けていて、グラビアの写真だと8時間で20~30枚くらい、ものによっては120枚とかレタッチすることがあります。

マウスだとクリックもするので、指や腕が痛くなってしまうんですよね。ペンタブレットだと力がいらないから全然疲れないです。

撮影のときは、ポートレートも含めて全てレタッチしています。スタジオ撮影はF値を絞って撮影するので特に肌を丁寧にレタッチすることが多いですね。

クオリティの高いアウトプットをするためにペンタブレットは欠かせないです。

マウスの倍のスピードでレタッチができる
レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

ファッションの撮影だと、3人まとめて撮影したりもします。そうすると、レタッチの作業も3倍だから時間がかかりますよね。そういうときはペンタブレットの便利さを実感します。

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

[結婚式場の広告写真。雨の中の撮影だったため、背景の空も含めてレタッチをしている。また、人物の顔部分の差し替えをすることも]

ウエディング広告のレタッチもマウスでやると時間がすごくかかりますよ。ペンタブレットだと体感的に半分くらいの時間でできている感じがします。

空の合成や人物の差し替えなど、大がかりなレタッチが多いので、ペンタブレットがないと厳しいですね。

人間の顔に合わせて選択できるから自然な仕上がりに
人間の顔に合わせて選択できるから自然な仕上がりに

人間の顔と体は丸いので、直線ではなくラインに沿ってレタッチをするのがコツです。ペンタブレットを使うと、直感的にその選択が可能に。例えば、顎や唇、目じりなど、パーツに沿って選択範囲をとることで、少し大胆に修正していっても自然な感じになります。

3.ペンタブレットを使ったレタッチテクニック

―― それでは、ポートレートレタッチのコツを教えてください。

3-1.Lightroomで明るさを調整する

3-1.Lightroomで明るさを調整する

一色 まずはLightroomを使って全体的な調整をします。ポートレートの現像で基本的に大切なのは明るさです。写真がぱっとしないときは、白レベルをあげて、トーンカーブを調整するだけで写真が変わりますよ。

3-1.Lightroomで明るさを調整する

顔の明るさはポートレートを強く印象づけるので、ほとんど顔だけマスクをかけて露光量や色を調整しています。部分補正ブラシを使うときは、自動マスクにチェックを入れると顔や手などはみ出さずに簡単にマスクがかけられます。

3-1.Lightroomで明るさを調整する

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

今年から新たにLightroomに加わった、テクスチャ―効果をかけると肌全体がレタッチしたようにきれいになるのでおすすめです。

3-1.Lightroomで明るさを調整する

[ビフォアーアフター写真はテクスチャ0のものと、マイナス50の効果を掛けたもの。ふだんはマイナス10~マイナス30程度の効果をかけることが多い]

ここでペンタブレットが活躍!

イメージ写真 顔や肌など、部分的に明るさを調整したり、テクスチャ―効果をかけたいときは、マスク処理が必要に。ペンタブレットを使えば、輪郭をなぞるだけで、はみ出すことなくきれいに選択が可能です。指先など細い部分の選択にも活躍します。

3-2.背景のレタッチにもペンタブレットが活躍!

3-2.背景のレタッチにもペンタブレットが活躍!

背景のみを明るくしたり、色味を足したいというときもマスク処理が必要になります。

この写真は海部分に段階フィルターでグラデーションのマスクをかけましたが、人物や花束にもマスクがかかってしまいました。そんなときは、ペンタブレットを使ってブラシツールで細かく消していくと確実に背景のみに効果をかけることが可能になります。

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

model:アオイミズキ
[海の青さを出すために、ハイライトを下げて、かすみを除去。最後に色温度で青みを足している。グラデーションのマスクをかけることで自然な色味の変化をつけることができる]

3-3.白目を白くして印象的な瞳に

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

一色 Lightroomでの作業が一通り終わったら、Photoshopに移ります。まず修正するのは白目の部分。

引いてみると面積は小さいですが、目は印象が強いので必ずレタッチしておきたい箇所です。使うのはパッチツール、コピースタンプツール、ブラシツールなど。血管の複雑さによってツールを使い分けてレタッチしていきましょう。

ポイントは真っ白にしてしまわないこと。血管を薄くするくらいにとどめておくと自然に仕上がります。パッチツールで修正した後、コピースタンプツールの「カラー比較(明)」で薄く塗っていくのがおすすめです。

3-3.白目を白くして印象的な瞳に

[コピースタンプツールの描写モードを「カラー比較(明)」にすると、暗い部分に明るい色がコピーされ、血管が目立たなくなる。流量を3%程度にして薄く塗るのがコツ]

3-4.パッチツールで9割5分レタッチ!

3-3.白目を白くして印象的な瞳に

一色 続いて、傷やニキビなど目立つ部分をレタッチしていきます。肌のレタッチの方法は様々ですが、ペンタブレットで簡単に使いやすいのがパッチツールやコピースタンプツールです。

私が肌のレタッチで使うのは9割5分「パッチツール」です。修正したい箇所に、きれいな肌のデータをのせて、周囲となじませてくれます。ニキビや毛穴などに合わせて丸く選択したり、目元や口元のしわに合わせて選択したりして、気になるところをレタッチしていきます。

うまくなじまないなと感じたら、フィルターの効果を処理後に調整できる「フェード機能」を使って効果を落としてみてください。髪の生え際やくすみ、目の下のクマなどはコピースタンプツールのモードを変えて塗るのがおすすめ。ブラシの強さを3~6%にして、何回かに分けて軽くかけていくと自然に仕上がります。

3-3.白目を白くして印象的な瞳に

[フェード機能はショートカットキー(Macの場合はCommand+shift+F)で呼び出して効果を調整する。ペンタブレットなら、ペンを持ったままキーボード操作ができるので、流れを止めずにレタッチ作業ができるのが効率的。フェードは30%~40%程度にすることが多い]

3-3.白目を白くして印象的な瞳に

ここでペンタブレットが活躍!

イメージ写真 目元や口元のしわなどのレタッチは、顔の形に沿って修正範囲を選択するのが自然に仕上がるポイント。ペンタブレットを使えば、ラインに沿って選択がしやすいので、ニキビや顔のポツポツなどの細かい部分だけでなく、広範囲で修正をする際も活躍します。

動画でもチェック!

3-5.全部ツルツルにしてしまうのが、自然なレタッチへの近道

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

[左が肌をツルツルにしたレイヤーの不透明度100%のもの、右は50%まで落としたもの。]

一色 白目や目立った傷やニキビのレタッチをするだけでも完成度は上がります。場合によってはここまででも十分ですが、さらなるクオリティアップのために、肌全体の荒れやくすみ、しわの部分を直していきましょう。

複製したレイヤー上で細かく肌のレタッチをしていきます。自然なレタッチのコツは、まずは気になる箇所をすべてレタッチしてしまうこと。

3-5.全部ツルツルにしてしまうのが、自然なレタッチへの近道

その後、レイヤーの不透明度を40~60%に落とすと、肌感が残ったような仕上がりになります。

作業し始めると、いろいろ気になってしまって“程よく”の匙加減って難しいですよね。ツルツルにしてから元の質感を出しながら、ちょうどいいところで仕上げる。これがポイントです。

3-6.顔だけでなく全身、洋服までレタッチすべし

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

ポートレートだと、顔のレタッチに集中してしまいがちですが、首や手、脚など露出しているところは全部レタッチすることが完成度を高める秘訣です。腕や脚などは選択範囲を大きくとって、フェードをかけながら2回ほど行うだけでも綺麗になります。

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

見落としがちなのが手の血管や筋。年齢が出てしまう部分でもあるので、血管を薄くして欲しいというリクエストをもらうこともあります。

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

ファッション写真の場合は洋服のほつれなどにも気を配ります。コピースタンプツールやパッチツールを使えば簡単にできるので、ぜひやってみてください。

ここでペンタブレットが活躍!

レタッチ:before (左)レタッチ前
レタッチ:after (右)レタッチ後

ペンタブレットを使えば、首のしわもなぞるだけでレタッチが可能。ここでも、コピースタンプツールのモードをカラー比較(明)を選択し、流量を3~6%に設定するのがおすすめです。さらに、しわの濃さによって、筆圧をコントロールしながらレタッチできるので、適度にしわを残しつつ、自然に仕上げることができます。

4.必要なのは、求められる美しさに応えられるスキルとツール

4.必要なのは、求められる美しさに応えられるスキルとツール

写真展『衣化花 meets SHIBUYA TSUTAYA』@SHIBUYA TSUTAYA 7F BOOK&CAFÉ <2019年12月17日(火)~2020年1月13日(月祝)10:00~26:00>

一色 最初にどの程度までレタッチをするか、ということは決めておくといいと思います。ポスターになるなら細かいところまでやったほうがいいし、雑誌やWeb媒体への掲載だと、パッチツールだけで仕上げてもきれいになります。

撮影によっても、求められる内容って変わってきます。例えば、ビジュアル系の人の撮影はナチュラルな仕上がりよりも、全部綺麗にしてほしいというリクエストもがあることが多いですし、『原宿ストリートポートレート』では細かくはレタッチせずに自然な状態でアウトプットしています。

求められる美しさに対応できるスキルはもちろんですが、ペンタブレットという心強いツールがあることも重要ですよね。レタッチまできちんとして納品してくれるフォトグラファーだから依頼がくるっていうこともあると思います。

5.おすすめのペンタブレット

Wacom Intuos Pro Medium

5.おすすめのペンタブレット

一色さんが使用しているのはワコムのペンタブレット『Wacom Intuos Pro Medium』。
筆圧レベル8192、繊細なタッチ、精度、レスポンスを実現したWacom Pro Pen 2を搭載したプロフェッショナル向けペンタブレットです。コンパクトなデザインで快適な作業スペースを確保し、内蔵Bluetoothでも接続が可能。タッチホイールと8つのエクスプレスキーには、よく使用するアクションをカスタマイズできるので、ペンでの作業と合わせて使えばレタッチが格段にスムーズです。

■外形寸法 (l x W x H):338 x 219 x 8 mm
■質量:0.7kg
■ワコム公式ストア価格:40,480円(税込)
■公式サイト:www.wacom.com/ja-jp/products/pen-tablets/wacom-intuos-pro
一色卓丸

2017年、原宿の外国人たちのポートレートをライカで撮影した六年間の写真集「原宿ストリートポートレート」(玄光社)を上梓。「LEICA M型ライカブック」「オールドレンズライフ5~8」(玄光社)、「カメラホリック・ライカ特集」(ホビージャパン)にライカのオールドレンズで撮影したポートレート作品を掲載。SONY公式ホームページにα7で撮影したストリートポートレート作品を掲載。映画「東京シャッターガール」の制作プロデュースおよびスチール撮影を担当。Fashion Business Artistのファッション撮影講師を務める。ファッションブランドやウエディングの広告写真、ポートレートを中心に撮影している。

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