デフォルメした動物のかわいらしい絵で人気のイラストレーターのサタケシュンスケさん。普段から紙に描くラフはHi-uni 鉛筆というサタケシュンスケさんにデジタルペンHi-uni DIGITAL for Wacom とWacom One 液晶ペンタブレット 13 をお試しいただきました!
■Wacom One 液晶ペンタブレット 13を使ってみていかがでしたか?
ワコムの液晶ペンタブレットのラインアップの中ではエントリー向けとして位置付けされていると伺っていて、その情報の先入観からか、実力を少々侮っていたかもしれません。実際に使ってみると、すぐにその描き心地の良さに驚きました。そしてなによりシンプルな設計、迷うこと無く使い始められることは、新しい環境を導入する上でとても大切です。
■Hi-uni DIGITAL for Wacomの印象は?
いつも紙にラフスケッチを描くときはHi-uniの鉛筆を愛用している者として、このペンの登場は朗報でした。手に持った感じ、軽さも質感もまさに鉛筆そのもの。愛着が湧きます。これだったら新しくデジタル作画環境を導入する人も、まったく抵抗なく移行できるのではと思いました。
■Wacom OneとHi-uni DIGITAL for Wacomを合わせて使ってみた感想を教えてください。
コンパクトで物理的にも軽い、動作も軽快なWacom OneとHi-uni DIGITALとの組み合わせ、相性はこの上なく良いと感じます。個人的に大変気に入りました!
■Wacom One購入プレゼントとして配布されているHi-uniブラシはいかがでしたか?
まずは用意された硬度の種類の多さにびっくりしました。描き出す線がいつも使っている鉛筆そのまんまでさらにびっくり!筆圧やストロークに合わせて変化する描写もリアルに再現されていました。
例えばラフスケッチを描く時、画面上でアイデアを描き出す時、気負わずサラサラっと使えるのがいいなと思います。もちろんそのまま鉛筆の質感で仕上げることもこれから増えていきそうです。
■今回作成した作品のポイント!
2Bのブラシで描いた主線に3H〜4Hの薄いブラシを組み合わせ、白黒の世界の中でもどこか明るさを感じる表現を目指しました。ペンを立てて描くだけではなく、少し寝かせていわゆる腹で描いた地面の塗り部分も、この環境だからこそ思い通りに描けた部分だなと思います。
サタケシュンスケ
イラストレーター。神戸在住。デフォルメした動物の絵を描くのが得意。主に広告や出版のお仕事、国内外で絵本を出版。大学や画塾などで講師も務める。2014・2017年にグッドデザイン賞。3児の父。作品集「PRESENT」(玄光社)発売中。
Hi-uni DIGITAL for Wacom
鉛筆「Hi-uni」と同じ生産過程で作られ、同じ木材を使用した鉛筆軸は、特有の柔らかな木の香りがします。また少し短く持ちやすい六角軸の鉛筆軸はしっくりと手に馴染むので、スケッチや製図・デザインなど用途を問わず自然に使えます。持ちやすい軽さ・細さなので、遠隔授業やデジタル端末での学習にも最適です。