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関 和亮 画面に直接操作ができるので、タイムライン編集がすごくラク! 製品レビュー:Cintiq Companion Hybrid

音楽、映像、アート分野で今最も輝いている6人のクリエイターが集結し、1つの映像を作り上げる『Cintiq Creators Mash-Up』。この豪華なコラボレーションで、企画・ディレクションを担当したのが、世界的に話題のOK Goの最新MV『I Won't Let You Down』で斬新な手腕を見せつけた映像作家・関和亮さんです。今年8月に今プロジェクトへの参加が決定した関さんは、YKBXさん、kzさんの2名のクリエイターとは過去に面識があったものの、三輪士郎さん、水尻自子さん、青山裕企さんとは、今回初めてこの企画を通じて出会い、ディレクターとしてプロジェクトの中枢を担いながら、作品制作を進めました。それぞれのジャンルで個性的な創作活動を繰り広げている気鋭の6人と、液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズをキーアイテムとしたコラボレーションワークは、どのように進められたのでしょうか?

Profile 関和亮(せき かずあき) / 今プロジェクトの役割:Direction

映像ディレクター、アートディレクター、フォトグラファー。トリプル・オー所属。PerfumeのPVやアートワークの他、NHKテレビ『マッサン』タイトルバックも手掛ける。サカナクション『アルクアラウンド』MVにて、『第14回文化庁メディア芸術祭』エンターテイメント部門優秀賞受賞。

6名の個性的クリエイターの合作を
如何にして実現させたのか

関さんのディレクションは、他の5人のクリエイター各自の創作モチーフやコンセプトをすり合わせていくミーティングからスタートしました。有名漫画誌やPixivで大人気のイラストレーター / 漫画家から、クリエイティブ業界で知らない人はいない、アニメーション作家や写真家、アーティスト、さらには人気ボカロPなど、まったくバラバラの個性を持った強力な参加メンバー。しかし関さんの目には、それぞれの共通項も見えていたようです。

「このメンバーが揃った時点で、なんとなくテーマは『女の子』かなあ、と思っていました。綺麗な女性キャラクターを描く三輪さんはもちろん、YKBXさんやkzさんは、初音ミクに関わる仕事で多くの実績を残されていますし、青山さんや水尻さんは女性をフェティッシュに表現する独自の作風で人気です。あとはやはり液晶ペンタブレットのCintiq。今回はクリエイター全員がこの液晶ペンタブレットを使って作品制作をするということでしたので、そのモチーフは全体的に入れようと思いました」

各クリエイターのコンセプト、方向性を明確にして作品のオーダーをすませ、内容を持ち帰った関さんは、さっそく映像の全体像をイメージしながら演出を考えていきました。

「今回の映像でひと工夫いるなと思ったのは、三輪さんのイラストや青山さんの写真でした。止め絵の作品を面白く動画として見せるのは難しい。そこで三輪さんのイラストはメイキング風動画にし、僕がサイバー感のある背景動画を撮影して合体。青山さんの写真はストップモーションアニメにして、ユニークな動きの映像を狙いました。逆にYKBXくんと水尻さんは、二人とも普段から動画作品を作っているクリエイターなので、あまり細かい指示はせず、打ち合わせで大枠を決めた程度でした。音をお願いしたkzくんには、各クリエイターの作品が繋がる順序だけを先に伝えて、それぞれの個性に合わせて曲の展開を考えてもらいました。最終的にバッチリとハマっており、音が作品全体に一体感を与える役割を果たしてくれていると思います」

企画やディレクション以外にも
発揮された関和亮のクリエイティブ

三輪さんのイラスト背景動画だけでなく、関さん自身の姿と作品も、じつは今回の映像にしっかりと組み込まれています。

「みなさんの作品のなかに僕の爪痕も残したくて(笑)、各映像をスムーズに繋ぐ共通モチーフとして、リンゴを提案させてもらいました。リンゴは僕が好きなので、自分の映像にもよく登場させているアイテムなんです。2台のCintiq Companionに映るYKBXくんの映像と、Cintiq 22HD Touchに映る水尻さんのアニメーションを繋ぐリンゴは、青山さんの写真撮影現場に立ち会ったときに、密かにコマ撮りして差し込んだものです。あとはオープニングタイトル。僕が直接Cintiq 24HD Touchに描いて撮影しました。これで僕もちゃんと、6人のクリエイターの1人になれたかな?(笑)」

ついに完成した
「Cintiq Creators Mash-Up」
コラボレーション動画について

「クリエイターの方たちから、出来上がった作品が届く度に新たな驚きと喜びがありました。どの方の作品も個性があって、映像を単独で見ても面白い。テーマもしっかり共有しながら、それぞれの魅力が発揮された面白い動画にできたと思います。kzくんの音楽も、彼には珍しい抑えめなサウンドが各作品を際立たせ、洒落た雰囲気を作りだしてくれました。三輪さん、YKBXくんの現代的なサイバー感、水尻さん、青山さんから滲み出るフェティシズムと健康的なセクシーさが混在した世界は、東京や今の日本をサブカルチャー的視点から切り取った感覚を、よく表している気がします。それぞれのクリエイターのこだわりを手助けでき、僕自身も新しい刺激を受けられました」

「Cintiq Companion Hybrid」製品レビュー

今回の制作から本格的に「Cintiq Companion Hybrid」を導入

「今まで長年、ペンタブレットIntuosのユーザーでしたが、今回、本格的にクリエイティブタブレットのCintiq Companion Hybridを使ってみて、まず液晶ペンタブレットならではの直感的な操作感が気に入りました。映像のタイムライン編集は細かい作業が多く、マウスやペンタブレットだと、画面上のポインタを探す作業だけでも意外とストレスになる。直接ペンで画面に操作できると、そのストレスも軽減されて集中度も増します。他のモニタとデュアルで接続して、Cintiq Companion Hybridにタイムラインなどのウィンドウを、他のモニタにはプレビューを表示させると、広い操作領域を保ったまま、大画面でプレビューを見ることができる。編集作業が非常にスムーズになりますね。今回の制作では、各クリエイターに作品を作ってもらう期間が長かったので、僕自身の編集期間は短かったのですが、Cintiq Companion Hybridのおかげでスピーディーに作業することができました」

持ち運びにも適していていつでも気軽に絵コンテを描ける

「Cintiq Companion Hybridは、コンパクトなサイズなので、持ち運びが苦にならないところも気に入っています。作品冒頭で夜のハイスピード撮影を行った際にも使いましたし、青山さんの写真撮影現場にも持参して、モニタ代わりにも使いましたね。あと、Android OSが搭載されているので、これさえあればいつでもどこでも、気軽に絵コンテを描けるし、そのファイルも簡単に共有できてとても便利。撮影現場でも重宝しそうです。何よりこういう格好いいツールで絵を描くと、上手くなったような気になれるのが嬉しいです(笑)。ちょっと考えてみたんですけど……Cintiqそのものを映像演出として使うのも面白いんじゃないかなと。今回のコラボレーションでも題字で少し遊んでみましたが、描いた絵や文字が動き出す、飛び出すといった演出もできそうですし、Cintiqをモチーフとして何か考えてみたくなりました」

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