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イラストレーターチクワブ

1988年3月16日京都生まれ。高校時代に絵を学び始め、その中でパソコンを使用したイラストに興味を持ち、ペンタブレットとPhotoshopで絵を描くようになる。その後美大に通いながら、インターネットなどでの作品発表を中心に活動中。

使用タブレット
Cintiq 12WX
使用歴
2006年~
きっかけ
パソコンを使用した色塗りに興味があったので、高校生の時にFAVOを購入。

オリジナリティ溢れるファンタジーイラスト

イラスト投稿・閲覧サイト「pixiv」内の1日のアクセス数を計測したデイリーランキングで1位になるなどファンタジックなイラストで今注目のイラストレーター、チクワブさん。第2回「ペンタブレットdeアート投稿コンテスト」では「happy halloween!」でグランプリを受賞。落ち着いた色味や雰囲気は、男女と問わず魅了させられる魅力を持っている。前回を上回る投稿数やレベルの高い作品群の中からトップに選ばれたのもうなずける作品だ。

好きな作家は『不思議の国のアリス』などの代表作をもつ絵本挿絵画家のアーサー・ラッカムというチクワブさんは、メリーゴーランドに乗った「回転木馬」や時計男と女の子を描いた「waltz」など、不思議な感じがするようなファンタジー系のオリジナルイラストを描く。それにしてもこれほど個性的な世界観をどのようにイメージしているのだろうか。チクワブさんに聞いてみた。

「色から入る場合は、背景に蛍光色を合わせたり、あえて和風に描いたら面白いのではないか? とか、モチーフから入る場合は、涙を流している人や、メリーゴーランドを描きます。さらに、言葉から決める場合など、そのときによって決めています」

具体的には「フィギアが乗っているような世界観を描きたい」と思って描いたのが、春、夏、秋、冬をシリーズで描いた作品「四季のヴィネット」。こちらはモチーフから入った例とのこと。

左:回転木 中:waltz 右:四季のヴィネット 夏

ひざに乗せて楽な姿勢で描ける

チクワブさんが本格的にデジタルで絵を描くようになったのは高校生のとき。デジタル特有の「つるっ」「ぬるっ」とした不思議なタッチが気になり、FAVOを購入した。それ以来、下書きから仕上げまでペンタブレットで描いている。ラフからデジタルで描くのは、レイヤーで何パターンもの下書きを描いて、あとからどれが理想的かを検討できるからだ。ラフから仕上げまで全行程で使用しているソフトは「Adobe Photoshop Elements」のみ。動作が軽く機能も十分で、イラスト制作でPhotoshopと比較するならCMYKがないぐらいといってよいだろう。

「Photoshop Elementsはペンタブレットを購入したときに付いてきたものです。機能的にも満足しています」

「ペンタブレットdeアート投稿コンテスト」のグランプリ受賞の賞品は液晶ペンタブレットの「Cintiq 12WX」。思いがけない高価なプレゼントに驚きだったが、FAVOからCintiq 12WXへ乗り換えにも「紙に描くようにそのまま描ける」というところに驚きの連続だった。

「"液晶モニタ"と"ペンタブレット"が一緒になったという通り、液晶モニタの上にペンでなぞるとそこに線を描けることに驚きました。それまでのペンタブレットだとペンとモニタとの距離に慣れが必要だったのですが、Cintiq 12WXはモニタで見える絵に対してそのまま手を動かせば紙に描いているように自然に描けます。手元で結果が分かるので、力の入れ具合や放すところも分かりやすくなりましたし、書き味も確実に良くなっていました」

Cintiq 12WXには±60レベルの傾き検出機能や1,024レベルの筆圧機能といったIntuos3と同等のセンサーを搭載。イラスト制作ならば、入りと抜きなどを生かしたタッチを存分に生かして描くことが可能だ。

Cintiq 12UXを使って描くチクワブさん

Cintiq 12UXが快適なのはアナログと同じように手元で作画を確認できるところ

チクワブさんはCintiq 12WXをひざに乗せて、楽な姿勢で使っている。Cintiq 12WXの重量は1.8キロ。女性でも持ち上げられる重量なので、ひざの上に乗せたりノートパソコンと一緒にCintiq 12WXを持ち歩いて移動することも可能だ。

「ラフの段階では線をきっちり描く必要はありません。だからできるだけラクな姿勢で描きたいので、Cintiqをひざの上に乗せて使います。本体がコンパクトなので移動させることも可能です。私はノートパソコンをベースにして描いているので、家の中でも机が広い部屋に移動していつも描いています」

Cintiq 12WXがパートナー

チクワブさんは現在、大学のデザイン科に在学中。デッサンや空間表現のほか、大学1年のときは自分に合った表現を探すことが目的で、水墨画やテンペラ画、CG、エッチングなど一通りの技法を体験した。その結果はCGだった。

「先生にもCGを使ったときが一番自分らしさを出せているね、と言われました。CGだとわざわざ学校にいった意味がありませんが(笑)。でも、確かにCGがもっとも自分にあった技法だと再認識しました」最後にチクワブさんにとってのペンタブレットの尋ねると「CGで出したい表現がそのまま伝わるツール。私にとって絵を描くのにかかせない画材」とのこと。Cintiq 12WXは確実にチクワブさんを支えるツールになっている。

黄金色のアコーディオン

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