イラストレーター 寺田克也
Wacom Intuos Pro Paper Editionレビュー
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ゲーム、アニメ、映画のキャラクターデザインや書籍の装丁画など幅広い分野で活躍されているイラストレーターの寺田克也さん。日本のみならず、海外からも大きな人気を集める寺田さんにWacom Intuos Pro Paper Editionの使い心地をお聞きしました。レビューは動画でもご覧いただけます。
Wacom Intuos Pro Paper Editionの第一印象を教えてください。
この薄さは衝撃的ですよね。手に持つと所有したい感じがあります。
紙に描いたものがデジタルになるというのは、魔法みたいで面白いです。
Wacom Pro Pen 2の使い心地はいかがでしたか?
最初のintuosになった時に驚いたのは、Corel Painterなどのチョークのツールの質感がかなりアナログに近づいていたこと。(ArtPad fanから)intuosになったときのペンの表現力の向上は相当凄いものがありました。(Wacom Intuos Pro Paper Editionでは)それがより増していると感じています。
ペンタブレットとしての利用時にはワイヤレス接続が可能なWacom Intuos Pro。ワイヤレス接続をお試しいただいて、いかがでしたか?
ワイヤレスになるとやっぱり気持ち的に楽に楽になるところがあります。それがないだけで心理的ストレス、圧迫感みたいのがなくなる。そう意味でもっと試していきたいです。
Wacom Inkspaceアプリの機能で便利な点はありましたか?
「ライブモード」は、読み込み時間がかからず、描いているイラストをリアルタイムに表示できるので使えますね。それから、Wacom Inkspaceアプリでデータをエクスポートする際に、ベクターファイルで書き出し、Photoshopなどソフト上で解像度を上げて画像変換すると線質がぐっとアナログに近づくのもわかりました。これは使える、かもしれないです。
レビュー中にWacom Intuos Pro Paper Editionで描いていただいた作品です。
寺田克也
1963年生まれ。イラストレーター・マンガ家。イラストやマンガをはじめ、ゲーム、キャラクターデザイン、小説挿絵など幅広い分野で活躍。早くからペンタブレットを使ったデジタル作画を手がけ、今なお業界を牽引する存在。
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