限られた時間のなかで、知識と知識をつなぎ合わせ、自由な発想で新たな価値を生み出す。そんなナレッジワーカーの毎日に、Bambooスマートパッドはどう役立つのか。今回は、商品開発コンサルタントとして活躍されている美崎栄一郎さんにBambooスマートパッドを使っていただきました。美崎さんならではの仕事術から広がるBambooスマートパッドの新しい使い方を語っていただきます。
付箋とBambooスマートパッドで、タスク管理。
クライアントや上司から与えられたタスクの山を、スピーディーに処理していくためには、まず優先順位を決めることが重要です。そのために美崎さんは普段から「付箋」を活用しています。ノートに付箋を貼りメインタスクは付箋に、そこから派生してくるサブタスクはノート側に書き出していく。そうすると、こなさなければならない業務やその優先順位が明快になるのです。こうした付箋によるメモ術にBambooスマートパッドを組み合わせると、漏れのない、完璧なタスク管理ができると美崎さんは考えています。データがリンクしたスマートフォンに保存されるので、タスクを裏紙に書いてうっかり捨ててしまったという場合にも安心ですし、出先でもタスクを手軽にチェックできるからです。
アイデアを生みだす、スマートなトレーニング法。
ナレッジワーカーには、常識にとらわれない発想力や創造力が求められます。とはいえ、アイデアは黙っていてわいてくるものではありません。訓練が必要、というのが美崎さんの持論です。毎日、ランダムにテーマを設定、2分なら2分と時間を決めて、思いついたことをとにかくスピーディーに書き出していく。質より量で、自分で良し悪しを判断せず出し続けるのがコツだそう。Bambooスマートパッドは、そんな知的トレーニングのパートナーとしても最適。次から次へと書いたアイデアをワンタッチで蓄積でき、後から何かヒントを得たい時も簡単にブラウズできるので重宝するそうです。
フラッシュアイデアをデータ化、必要な時に見返すことができる。
アナログでインプット、デジタルでアウトプット。
情報過多の現代社会では、自分に必要な情報だけを整理してインプットすることが不可欠です。いざ情報を使おうと思っても、スムーズにアウトプットできなければ活用できないからです。Bambooスマートパッドはそうした情報整理のツールとしても有用、と美崎さんは考えています。例えばビジネス書などを読んだ場合、書名、作者、キーワードなどを必ず手書きで記録。美崎さんが書くことにこだわるのは、頭に定着し情報を出しやすくなるから。一方で、書いた内容はテキスト化して保存できるので、記憶があいまいな時は検索して調べることも可能(※)。さらに、「描画」機能を使えば、後から入手した情報やふと思いついたアイデアを保存したデータに簡単に追記することもできます。
※「Inkspace Plus」(有料)の利用が必要です。
後から思いついたアイデアや情報を、「描画」機能で追記できる。
セミナーを盛り上げる、ライブな使い方。
仕事術をテーマにしたビジネスセミナーを行う機会も多い美崎さんですが、こうした場でもBambooスマートパッドを効果的に活用されています。あらかじめBambooスマートパッドと「ライブモード」でペアリングしたタブレットPCを、プロジェクターに接続。そして美崎さんがトークをしている間に、Bambooスマートパッドを参加者に回して個々の目標などを書き込んでもらいます。すると参加者の手書きの文字がリアルタイムでプロジェクターに投映されていき、セミナーがとても盛り上がるそうです。美崎さんにとっては、これまでのように自分でホワイトボードに書く手間も省ける。セミナーをサポートするツールにもなっているそうです。
美崎栄一郎氏
商品開発コンサルタント。花王株式会社に約15年勤務、日用品や化粧品のプロジェクトリーダーを経験。現在は独立し、商品開発コンサルタント、ビジネス書作家、講演家として活動中。