【Bambooスマートパッドを使って、グラフィックレコーディングを毎日の仕事に活かす】
議論の内容をわかりやすくグラフィカルに書くことで、話の構造や関係性、問題点などを明快にし、会議の参加者を次の行動へ促す。「グラフィックレコーディング」をBambooスマートパッドで、毎日の仕事に活かすことはできないだろうか。実際にBambooスマートパッドを使っていただいた株式会社グラグリッドの和田あずみさん、名古屋友紀さんにお話を伺いました。
書いたものを見せて話を深めることは、“信頼関係”作りに役立つ。
グラフィックレコーディングの身近な活用シーンとして考えられるのが、一対一での打ち合わせや少人数でのミーティング。そうした場合に、グラフィカルに書くだけでなく、書いたものを相手に見せながら話をするといいと和田さんは教えてくれました。
「グラフィックレコーディングで可視化することの利点のひとつに『関係の質を高められる』ということがあげられます。ただ話を聞いているだけではなくて、書きながら話をすると相手に『あなたの話を聞いていますよ』というのが視覚的に伝わります。さらに、『あなたのことをこう受け取っています』ということを目に見える形で示せるので、問いかけや擦り合わせを行いやすくなります。こうしたコミュニケーションの積み重ねをその場でたくさん繰り返すことができるので、信頼関係が育まれやすくなるのだと考えています」
「関係の質を高めることは、チームで仕事をするうえでとても重要なことです。一緒にひとつのことに向かっていこうという信頼関係ができると、思考の質、行動の質も同時に上がっていくからです」
大事なことを書き足して“結合”。情報として充実させる。
紙に書いたメモをボタンを押すだけでアプリに保存できるBambooスマートパッドは、保存したデータを後から編集することもできます。和田さんは仕事でBambooスマートパッドを使うなかで、保存した複数のページのデータをひとつにする“結合”という機能を自然と多用していたそうです。
「例えば、ひとつの要件や課題に基づいて、社内で打ち合わせをしたり、社外の方のお話を伺ったりと、何回かにわたってミーティングを行う場合。そういうケースでは『あ、これ重要だな!』と思う情報やキーワードが、後から出てくることがありますよね。そういうときに、私は最初に書いて保存していたデータに、後から聞いて書いたキーワードなどを“結合”させて1枚のノートとしてまとめています。紙に後から書き足したものをデータとしてひとつにしておけるので、この“結合”という機能はちょくちょく使っています。また、逆に書いたノートを別々にしたいときは、“分割”もできるので便利ですよね」
グラフィカルに書いたノートを企画書に直接貼り付けて活用。
名古屋さんや和田さんは、図や絵を使って書いたノートを撮影し、資料に貼り付けて使うことが多いそうです。内容によっては、手書きのほうが伝わりやすいこともあるからです。
ただし写真で撮ると、紙の丸まりや影が映り込んだり、はっきりと残したい情報が見えにくくなってしまうことがある。その点、手書きのノートをきれいな画像として保存できるBambooスマートパッドは仕事がやりやすいと名古屋さんは言います。
「写真で撮ると、細かい字がボケてしまうことがあって。画像を補正したり、テキストを打ち直すということを必要に応じてやっていますが、Bambooスマートパッドならそういう手間がかからない。書いてボタンを押せばクリアな情報として残せるので、後はデータを企画書などに貼り付けるだけ。拡大して貼り付けても画像は鮮明なので、資料として転用しやすいですね」
画像ですぐに送れるから、LINEのやり取りでも便利。
業務の連絡などでLINEを使う機会が増えているのではないでしょうか。和田さんも、最近、仕事の進め方の相談をLINEで受けたそうです。
「LINEで何か聞かれた場合に、伝えたいことをわかってもらえるようにLINEのテキストで返すのって大変です。そこで、そのときは相談に対して私が伝えたいことをBambooスマートパッドで20分ぐらいで書き上げて。保存した画像をLINEで送ってあげたんですね。そうしたら、すごく喜ばれました。テキストメッセージだけより、わかりやすかったんだと思います。『書いてくれた図をよく見ています!』と言ってくれました。自分でもこういう使い方は便利だなと思いました」
グラフィックレコーディングのお話を伺うなかで、和田さん、名古屋さんが強調されていたのは「グラフィカルに書くことが目的ではない。会議やプロジェクトなどに参加している人が議論の内容に対して共通の理解をして、さらにそれを活かして新しい行動を促すことが一番のゴールである」ということでした。
Bambooスマートパッドを使って、仕事のさまざまなシーンでグラフィックレコーディングを活かしてください。
企業の課題解決のためのプロジェクトをプランニングから実施まで担う「プロジェクトファシリテーション事業」や、会議・イベント・ワークショップなどで議論を活性化させるために、絵や図を効果的に使った記録を行う「グラフィックレコーディング事業」などを展開。