Product
製品から探す

  • Wacom MobileStudio Pro
  • Wacom Cintiq Pro
  • Wacom One
  • Wacom Intuos Pro
  • Wacom Cintiq
  • Intuos
  • Bamboo Smartpads
  • Bamboo Stylus

Category
タイトルタグから探す

  • 製品の選び方
  • 活用ガイド
  • Sculpting with Wacom
  • Drawing with Wacom
  • イラストテクニック
  • ~あの作品の制作環境が見たい~
  • ペンタブレット活用事例
  • Bamboo Blog
  • 写真に絵を描く!フォト・ドローイングのススメ
  • 教育現場での導入事例
  • デジタルペンのおしごと図鑑

Category
カテゴリから探す

  • イラスト
  • アニメーション
  • マンガ・コミック
  • ゲーム
  • ウェブデザイン
  • グラフィックデザイン
  • デザイン
  • ムービー
  • 3DCG
  • フォト
  • コラージュ
  • お絵かき
  • ビジネス
  • ナビゲーション

アーティスト/グラフィックデザイナー佃弘樹

1978年香川県生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業後、フリーランスでグラフィックの仕事を始める。2005年にコンテンポラリーアートギャラリーNANZUKAに所属したことをきっかけにアーティストとして活動を始め、近年ではドイツ、オランダ等で数多くの個展やグループ展に参加し海外での評価を高めている。

使用タブレット
Cintiq 13HD
使用歴
1年

佃弘樹さんは、日本国内のみならず、欧米やアジアでの展覧会やアートフェアなどにも積極的に出品し、国際的な評価を高めている新進気鋭のアーティスト。都市的な風景や建造物と、水や樹木といった自然のモチーフを組み合わせた、独自の視点から描かれた作品の数々は、現実と空想世界が融合したような未来感を呼び起こします。そんな独自の感性はどこから生まれ、磨かれていったのでしょう? そのヒミツはどうやら、幼少期からの佃さんの生活、趣味の世界にあったようです。テレビゲーム、SF、音楽、そしてアート。さまざまなものとの出会いが形作った、佃さんのクリエイティビティーの源について、語っていただきました。

テキスト:阿部美香
撮影:CINRA編集部

「外の世界」へ行くため、空想やゲームに明け暮れた少年時代

他のアーティストやデザイナーの幼少時代の例にもれず、物心ついたときから「絵が好きだった」という佃さん。子どもの頃はどんな絵を描いていたのでしょうか?

佃:何故なのか今でもよくわからないんですけど……空想で真横からの「断面図」を描くのが大好きな子どもで、そればっかり描いていたようです。たとえば山の断面図に蟻の巣状の部屋や通路を描いていく。空想上の地下世界ですね。そして、もう1つよく描いていたのが、真横から見た戦闘機です。しかも翼の下には、なぜかキャタピラが付いている(笑)。そういえば、今描いている絵も、真横から見たモチーフが多いですね。

幼少の頃から、いきなり独自の個性を発揮していた佃さん。もう少々、佃さんのクリエイティビティーを形作ったものを探ってみましょう。子どもの頃に夢中になったものの1つに、テレビゲームもあるそうです。

佃:ゲームは今でも大好きですね。ただ、僕はファミコン世代なんですが、子どもの頃、家にあったのは、セガのSG-1000II(セガ・マークII)。父親がファミコンと間違えて買ってきたんです(笑)。でもそれが僕には良くて、そこからセガのゲーム機を中心にたくさん遊んできましたね。

心に残るゲームタイトルを挙げてもらうと、『フラッシュバック』『アウターワールド』『ピットファイター』『シンジケート』と、マニアックな海外ゲームの名作が並びます。そしてなぜ佃さんがゲームに魅了されてきたのかを、ご自身ではこう分析されます。

佃:自分が今描いている作品は、頭の中にある「もう1つの世界観」を追求しているんです。香川県という田舎で育って、「外の世界への憧れ」がずっとありました。うちの親は厳しくて、僕が高校生になった頃から「土日は遊びに行っちゃダメ、勉強しなさい!」という抑圧がありました。なので、夜中にこっそり起きて真っ暗な部屋でゲームで遊んでいるときだけが、自分を外の世界に連れて行ってくれる特別な時間でした。

そんな佃さんがテレビゲームと同時期に出会い衝撃を受けたのが、映画『ブレードランナー』や、ウィリアム・ギブスン、フィリップ・K・ディックのSF小説などの「サイバーパンクムーブメント」でした。SFといえば未来感。幼い頃に名前も知らず、おもちゃを通して偶然好きになったアーティストが、奇矯なデザインワークで知られるルイジ・コラーニだったというのも、「未来感」への憧れだったのかも知れません。

佃:1980年代にルイジ・コラーニがデザインしたチョロQがありまして、とても未来的で異様にかっこ良かったんです。1980年代といえば、『つくば科学万博』もありましたよね。僕も親に連れて行ってもらったんですが、香川県から初めて外に出た旅だったんですよ。そして、行き着いた先がいきなり未来(笑)。その衝撃も大きかったですね。

と語りながら、「あ、そういえば!」と佃さんが見せてくれたのは、当時の郵政省がおこなった、『つくば化学万博』記念イベント『つくば万博 ポストカプセル2001』で描いた紙のスキャンデータ。7歳の佃少年が1985年、未来の自分に向けて描いたメッセージです。

佃:これが2001年の元旦の日に、ちゃんと家に届いたときは感動しましたね。ほら、ここにもやっぱり真横から見た戦闘機の絵がありますけど……ああ、この時期はキャタピラ付きではないですね(笑)。

海外からの香りも漂う未来感あふれる空想の世界……幼少期~思春期の趣味嗜好から、佃さんの作品に底通するキーワードも見えてきたようです。

自分の「もの作り」を追究するためアーティストに転向

そんな佃さんが、具体的に「アーティスト」という道を志すようになったのは、高校生の頃。ある親族のご不幸がきっかけでした。

佃:高校2年生のとき、東京で暮らしていた叔父が亡くなったんです。それでお葬式に行ったら、それまで見たことのない自由な雰囲気の大人たちがたくさん参列していました。それまで僕は叔父の仕事が何だったのかを全く知らなかったのですが、どうやら叔父は本を何冊か出版しているような、そこそこ有名な詩人だったらしく、こんな身近に表現活動で生計を立てる人がいたことや、そんな世界があること自体が衝撃的で。そこで思ったのが、「自分もこんな感じの自由な仕事がしたい」。進学校に進みながら、大学進学に興味を持てなかった僕は、好きな絵なら真面目に取り組めるだろうと、美大への進学を決めたんです。

そして、高校2年生から美大を目指した佃さんは、美大予備校を経て、武蔵野美術大学に進学。本当はグラフィックデザイン科を目指していましたが、合格したのは映像学科でした。

佃:絵はどの科でも描けるし、映像も面白そうだと思い入学したんですが……正直、自分の興味を惹く勉強はあまりなく(苦笑)。その頃は、武蔵美に通わず多摩美に入り浸り、そこでテクノ部をやったり、毎日が音楽漬けでした。美術作品は何も作ってなかったんですが、音楽だけは作ってましたね。音楽でプロになりたいくらいの気持ちもあって、就職活動もせず、単位もギリギリで何とか卒業だけはしました。

武蔵美卒業後はアルバイトをしながら、友人の雑誌でグラフィックの仕事を手伝うなど、フリーランスで活動。BEAMSのTシャツデザインを手がけたり、カルチャー誌からイラストを依頼されたりと、次第にその作品が世間の注目を集め始めていきました。

佃:ふわっとグラフィックデザイナーになってしまった感じですが(苦笑)、当時はインディーレーベルから友達と二人でユニットを組んでCDを出したこともあるんですよ。僕はその後、グラフィックに集中したくて音楽を辞めてしまったんですが、相方はDrastik Adhesive Forceという名義で今もバリバリやってます。僕も去年、ファッションショーの音楽を担当したりしましたが、曲作りもいずれ再開すると思います。海外のアーティストはアート活動と音楽活動を両立している人も多いですし、モノを作ることはどちらも同じなので。

自由な雰囲気の大人たちに衝撃を受けてクリエイターの道へ

そんな折り、グラフィックデザイナーとしてキャリアを重ねていった佃さんに転機が訪れます。

佃:デザイナーとしてクライアントワークを続けるうちに、自分の「本当にやりたいこと」が、しばしばクライアントワークでは実現しにくいと気付き始めたんですよ。そんなときに出会ったのが、オープンしたばかりだった「NANZUKA」というコンテンポラリーアートギャラリーのオーナーでした。同い年の彼に「アートをやろうよ」と言われ、グラフィックデザイナーからアーティストに転向したんです。2005~2006年のことですね。自分の作品制作の方法も、ここで大きく変わりました。

そんな佃さんの作品制作の中で、今も昔も大きな役割を果たしているのが、「コラージュワーク」です。デジタルでもアナログでも、平面作品でも立体作品でも、佃さんのクリエイティブの根幹を成しているといっても過言ではありません。

佃:昔からコラージュは得意なんですよ。物と物の位置を変えてみることで、新しい感覚が生まれるのが楽しい。この部屋のインテリアもオブジェや絵画、観葉植物をコラージュのように置いていますし、配置換えもよくします。僕の作品も、いきなり絵筆を握るのではなく、ドローイングや写真のコラージュをもとに描いていきます。コラージュなしの作品も、ここ2、3年で少しずつ作り始めてはいるのですが、今でも両立している感じです。

さらに、現在「NANZUKA」で開催中の、国内では5年振りとなる新作個展『BLACK OUT THUNDER STORM』では、新しい作風にもチャレンジしました。平面絵画と木材、植物などを融合した、新しい形の立体コラージュ作品です。

佃:自分の絵の中から植物や構造物を実体として引っ張りだしたんです。そうやって一度、自分の絵を解体してみたかったんですよね。フレームの中に作品を納めるのではなく、この世界と作品の境界線をなくすような感じです。まぁ、いつも自分の部屋で行なっているようなことをギャラリーの中でやってみたかったんですね。

今でも、時折アパレル / ファッション関連でグラフィックデザインを手がけながら、アーティストとしても活躍されている佃さん。日本でアーティストとして生きて行く苦労も、同時に感じているとおっしゃいます。

佃:日本で、アートだけで食べていくのはとにかく大変です。海外とはまったく世界が違っていてガラパゴス状態。僕の作品を買ってくれる90%の人は海外のコレクターですし、海外でものすごく有名な現代アートの作家がいても、日本ではほとんど紹介されてすらいない。音楽や映画なら世界の最新動向は日本にもすぐに伝わりますが、現代アートシーンの世界的な動向は、国内のアートシーンとかなり乖離しているのを実感します。

しかし佃さんは、「そんな国内シーンだからこそ、アーティストにとって面白い活動ができるのではないか?」とも考えられているようです。

佃:海外の現代アート作家で、商業的な仕事をしている人はあまりいませんが、日本ではそもそもアートの境界線が曖昧なので、デザインなどの商業的な仕事をどんどんやって、それを入り口にアートを知ってもらえる可能性がある。どちらも両立していくことが、国内アートシーンの進化にも繋がると思うんですよね。どうせガラパゴス化してるなら、いっそのこと超絶ハイブリッドに進化してしまえばいいんじゃないかと考えています。

今でも海外のアートフェアなどには積極的に参加し、最先端のアートシーンの息吹きを常に吸収しているという佃さん。しかし近年では大相撲や文学など日本の素晴らしさも大切にしていると言います。そんな佃さんのボーダーレスな感覚も、アーティスト活動の方向性を軽やかにしていきそうです。

佃さんのヒミツ道具をご紹介!
硬質な作品を支える、遊び心あふれるヒミツ道具たち

佃さんのお住まい兼アトリエは、都心にほど近い住宅地のマンションの一室。インタビューのお話にもあったように、お部屋の中には窓際と壁の棚にたくさんの観葉植物や世界各地の民芸品、ご本人の作品はもちろん、海外のご友人のアート作品や素朴で可愛らしいキャラクターのぬいぐるみなど、さまざまな「モノ」がセンス良くコラージュされ、飾られています。遊び心あふれるアートなヒミツ基地で、佃さんの創作活動を支えるヒミツ道具をご紹介いただきましょう。

ヒミツ道具1 栓抜き型USBメモリ

最初に佃さんが紹介してくださったのは、今の今まで愛用のMacに差し込まれていたUSBメモリ。しかも珍しい栓抜き型! 作品のデータ管理に使われるのはもちろん、生活の必需品でもあると佃さんはおっしゃいます。

佃:これはドイツに行ったときに買ったものです。容量は10GB。大きな量販店のレジ横に置いてあったのを見つけて購入したので、メーカーもよく知らないんですけど、向こうではとてもポピュラーな商品のようでしたね。日本円で2,000円くらいだったかな? ドイツは日本と違ってビールはほとんど瓶なので、こんな便利なものはないですよね(笑)。USBメモリとしていつも愛用してますが、栓抜きとしても活躍しますし、とにかくドイツにいたときはかなり使用頻度が高かったです。

ヒミツ道具2 高遮音性イヤホン(SHURE「SE425」)

2つ目に取り出したのは、高級そうなバランスドアーマチュア型イヤホン。創作中は、いつも音楽を聴きながらという佃さん。このお部屋にもニール・ヤングからActress、ジェイムス・ブレイクなどの洋楽CDが置かれていました。

佃:大きな作品を描くときのために、別のアトリエを借りているのですが、そこでの制作作業時に大活躍しています。普段から移動時と絵を描くときは音楽かラジオが必須で、そのアトリエにはオーディオ設備が無いため、ずっとイヤホンをしながら絵を描いてます。以前は違うメーカーの製品を使っていましたが、音のバランスが悪かったので、フラットでバランスの良いSHUREに買い替えました。

ヒミツ道具3 イウォークのぬいぐるみ

『スター・ウォーズ エピソード6 / ジェダイの帰還』でおなじみの、衛星エンドアに住む種族・イウォーク。『スター・ウォーズ』シリーズは佃さんのお気に入り映画でもあり、お部屋のそこここにグッズが置かれていますが、このぬいぐるみは、作業机すぐ隣の本棚にちょこんと座っていました。

佃:8年ほど前に、恵比寿の輸入オモチャ店で買いました。海外のディズニーランドの『スター・ツアーズ』で売っていたものらしいです。『スター・ウォーズ』のキャラクターの中でもイウォークが大好きで、僕の癒しグッズになっています(笑)。見て分かると思いますが、ぬいぐるみの毛がもうぺったんこになっていて……それくらい、気がつくと無意識に触ってますね(笑)。

ヒミツ道具4 液晶ペンタブレット「Cintiq 13HD」

写真などを使ったデジタルコラージュを下書きに多用する佃さんは、これまでその作業をマウスでやることが多かったそうですが、このたび使ってみたのが、この液晶ペンタブレットです。あらためて、その便利さと使い勝手の良さに驚いたのだとか。

佃:アーティストの友人でペンタブレットユーザーは多いですし、僕も昔ペンタブレットを試してみたこともあったんですが、最近の液晶ペンタブレットの進化にはビックリしました。これまでは、PC上で素材をデジタルコラージュした下絵をプリントアウトして、あらためて手描きを加えるなどで制作していたのですが、液晶ペンタブレットならこれまでのペンタブレットと違って画面に直接描けるし、筆圧も正確に感知してくれるので、すんなり使い始められますね。Photoshopの「散布」も、筆圧を利用すると面白い点描が描けたりもするので、いろんな可能性がありそうです。早く慣れて、もっと使いこなしてみたいです。

癒しグッズから生活と創作の必需品まで、バラエティーに富んだヒミツ道具が佃さんの創作意欲の源でした。なかでも、イウォークのぬいぐるみのお話をされているときの佃さんは、少年っぽい笑顔がとても印象的。あの硬質な作品が出来上がる裏側には、そんな遊び心も隠れていました。

幾重にもモチーフの断片が重ね合わされた、
コラージュから始まる制作工程

平面作品だけでなく、プラモデルやフィギュアのパーツをコラージュした立体作品など、幅広い作風で注目を集めている佃さん。先ほどから端々でご紹介しているように、現在の佃作品でメインとなるのは、PC上でのデジタルコラージュを、手描きのペインティング作品に落とし込む方法です。幾重にもモチーフの断片が重ね合わされたコラージュ的手法は、佃さんの作風の特徴であり大きな魅力。アナログとデジタルを横断しながら完成する個性的な作品。その工程をご紹介しましょう。

作業工程1 紙に素材を描く

制作の第一段階は、紙と鉛筆、定規を使った素材作りです。ここで描く下描き素材も、「そういえば、何かを真横から見た構図が多いんですよ(笑)」という佃さん。子ども時代からの一貫したイマジネーションが活躍します。

佃:まずはイマジネーションの赴くままに、紙に鉛筆や定規を使って作品の大元となる下描きをします。構図も大まかには決めますが、あとでコラージュしたり、構図を変化させることを想定して、この段階ではあまり1枚の絵として完成させないように気をつけています。あくまで素材を作る感覚ですね。

作業工程2 コラージュ&構図

ここはデジタル作業。先ほどの下描きや写真素材などをPCに取り込み、Photoshop上で構図を決めながら、イメージの赴くままにコラージュしていきます。

佃:使う写真は自分で撮影したものが多いですね。日頃、旅行に行った際などに、面白い建物やオブジェ、植物や風景を見付けては撮影しておくんです。でも、そのまま使うことはまずありません。写真の一部、たとえば写り込んだ植物の形状などをパーツとして意外なところに使ったりしていますね。構図のパース変化などもこの段階で行います。今やっている個展の作品は、台形の構図に収めた作品が多いんですが、台形は僕の中で神性が強い形で、外の世界への扉も想起させますね。

作業工程3 手描きの線を描き足す

コラージュによって完成された構図の上に、さらに手描き風の線をデジタルペイントで加えます。以前はマウスを使って描いていたという、佃さんならではの独特の工程は液晶ペンタブレットとの相性も良く、マウスとの違いに驚いていました。

佃:コラージュだけでは、作品としてはまだもの足りなく未完成です。そこで全体のバランスを見ながら、より自分の表現したいものに近づけるよう、白や黒の線を描き足していきます。手描き風の線は、おそらく画面内の直線に対してバランスをとるため、生理的にどうしても入れたくなってしまうんですね。

作業工程4 デジタルで完成した下絵を元に、手描きして完成

最後は再び、アナログでの作業に戻ります。PCで描き終えた下絵を、画用紙にトレース。白と黒のドローイングインクなどの絵具を使って手描きし、完成を目指します。

佃:小さな作品の場合はこの自宅でも作業できますが、大きな作品は別のアトリエで描きます。Photoshop上でも手描き風の線を足しましたが、ここでさらに線を増やすことはよくあります。使う絵具はモノトーンばかりですが、ドローイングインク以外にも、オフホワイトやグレー、シルバーなどの色鉛筆もよく使いますね。筆は「ナムラの緑の柄のヤツ」と呼んでいるくらいで、型番や品番もあまり覚えていないんです(笑)。

最近制作した作品を例に、作業工程をご紹介くださった佃さん。くっきりしたモノトーンの硬派な作品を描かれる方ですが、お人柄はとてもお優しく、フレンドリーでナチュラル。デジタルとアナログの面白い部分を横断して、独自の作品を作り上げられる柔らかな感性が、お人柄からも滲み出ていらっしゃいました。個展『BLACK OUT THUNDER STORM』では、二次元と三次元を融合した「外の世界」への新しい扉を開いた佃さん。世界中から受けるアーティスティックな刺激が、次はどんな作品を生み出すのか、とても楽しみです!

の検索結果 : 0件のページが見つかりました。
もっと見る