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写真に絵を描く!液晶ペンタブレットを使った
フォト・ドローイングのススメ

第4回:光・影、色の話について

関連製品:Wacom Cintiq 16

みなさんこんにちは、神戸meriken gallery & cafeで活動している写真家の川本まいです。
今回は、光・影そして光と影に影響されて変わる色についてのレクチャーです。
光や影を描くと、背景写真とイラストをより効果的に1つの作品になるように結びつけていくことができます。光にはどんな種類があり、向きがあるのかなどを知ることで、絵を描く際にもハイライトや影を描く位置がわかるようになります。現実に近い立体感を表現できるように練習していきましょう。
それでは、今から光と影の基本をお伝えします。

①光の種類について

今回は、まず3つの光(直接光、拡散光、反射光)をご説明します。

太陽から直接当たる光のことを直接光、その直接光が雲などを挟み柔らかく拡散された光を拡散光と言います。また、直接光が物体や壁・床に当たり反射した光を反射光と言います。
直接光では、影は硬くなり、拡散光では柔らかくなります。
反射光は、床から跳ね返った光によって物体が明るくなったり、床に色がついている場合には反射した光に色が混ざり、その色が物体にも被って見えたりすることがあります。
描き込みを行うときにはこの3つの光の種類を思い浮かべて、実際にこの現場に人が立っていたり物がある場合、どのように光が影響してくるのかなどを考えて行うようにしましょう。


②影の種類について

光が当たった時に出る、物体の影をシャドウ(影)といい、光の当たっていない部分をシェイド(陰)と言います。この2つの影を意識することでより現実に近い立体感を表現することができます。
シャドウを見ることで、当たる光の強さや、光(光源)との距離を知ることができます。シェイドを見ることでは、陰の出方が柔らかい場合はその物体の形がなだらかに変化しているということが分かり、陰がはっきりとしている場合は強い凹凸などがあり、激しく形が変化しているということが分かります。


③光の向きについて

影やハイライトを描くには、光がどこから当たっているのか知ることがとても大切です。光の向きの名前や意味を知り、絵を描く時に影のつけ方やハイライトの入れ方、色のつけ方の参考にしていきましょう。

太陽を背にしてモノを見ることを順光、見ているものの後ろに太陽がある時を逆光、見ているものの横から太陽が当たることをサイド光・斜光、と言います。

順光では、正面から物体に光が当たるため影が後ろに出ます。他の光と比べると立体感が出難いですが色や形をはっきり見せることができます。

サイド光・斜光では、横方向から物体に光が当たるため影も横に出ますので立体感や質感を見せることができます。

逆光では、後ろから物体に光が当たるため正面が暗くなります。また、輪郭の部分にハイライトが入ります。 以上の3つの光の意味を知り、イラストを描く時に反映していけるようにしていきましょう。


④今回撮影した場所の太陽の位置を確認しよう

それでは、影や光の描き込みを行うために背景写真を撮影した時の太陽の位置を確認したいと思います。下写真の赤く囲われた部分を見ると、影の位置などから光がほぼ順光であることがわかります。

もし、背景写真を見ても光の向きが判断しにくい場合は日時を入力すると太陽の位置やその時間帯の影の長さを確認することができるアプリもありますので、慣れないうちはそのような太陽の位置がわかるアプリを使用してみても良いと思います。
今回は1月の午前10時ごろに撮影していますので、太陽の位置は撮影をしている私の後ろにあることが分かりました。

ただし、今回は写真を見ると人物を描き込んでいる階段には直接光は当たっていないことが分かります。描き込んだ人物の前後から明るい光(拡散光)に挟まれている状態です。

そのため、影が強く出たりハイライトが強く入ることはなくコントラストが弱くなるということが予想できます。そして描き込んだ中でも、光が入り込まない物体同士が接しているところは黒くなります。その黒くなる部分をオクルージョンシャドウと言います。

影の描き込みはレイヤーを新しく作り「乗算」に設定します。今回はオクルージョンシャドウや階段の手すり、階段など光が入り込まない部分を濃くしていくことで完成です。


⑤発光する光の色を描き込む

下描きから、腕に光る地図を持たせる予定でしたので最後にアイテムの描き込みをしていきます。地図は青白く光っているので、人物や近くの背景にもその光の色を被せていきます。
点光源と言われるような小さな光源ですと、光の強さは距離が離れるほど弱くなっていきます。光源から距離が2倍になれば光の強さは4分の1になり、距離が3倍になれば光の強さは9分の1になります。

そのことを頭に置きながら描いていきましょう。
レイヤーは「スクリーン」と「ビビッドライト」の2つを使用します。
まずは「スクリーン」で地図の全体像を描き込み、その後に光の色を「ビビッドライト」で描き込みを行っていきます。ビビッドライトを使用することでより青白く発光してるように表現することができます。

以上で作品が完成いたしました。
次回は完成した作品をプリントし額装を行いますので、ぜひご覧ください。

【光・影、色の話についてまとめ】

  • 光の種類について
  • 影の種類について
  • 光の向きについて
  • 影や光を描き込むために撮影場所の太陽の位置を知る
  • 発光する光の色の描き込み方法について







川本まい

1991年兵庫県生まれ。漫画を描くために、街や人を撮影していたのがきっかけで「写真」という表現方法に出会う。甲南大学理工学部在学中から写真館に勤め、人物撮影や学校アルバム編集に従事する。現在は波止場の写真学校 講師、メリケンギャラリーでは紙のソムリエとして在籍し、作品制作や用紙選びのアドバイスを行なっている。2016年6月には「写真に描く漫画展」を開催。2017年10月にはエプソンニューフォトフォーラム大阪会場にて写真に絵を描く「フォト・ドローイング」作品を発表。2018年3月にはCP+(シーピープラス)にて株式会社ワコムと共にフォト・ドローイングセッション〜写真にアートを取り込もう〜をスタートし、現在も制作を続けている。

ホームページ - http://maikawamoto.com/

メリケンギャラリー - https://meriken.jp/


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