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~イラストレーター・マンガ家 山崎ハルタさん

第1回イラストレーター・マンガ家 山崎ハルタ

プロフィール

イラストレーター。スーツ男子、メガネ男子、黒髪男子のイラストでファンの熱い支持を受ける。LINEスタンプ「胸キュン黒髪メガネ男子」、ローソンプリント「メガネ男子」ブロマイドがリリースされている。
Twitter:@harutan044

昨年8月にスタートしたマンガ『うちの上司は見た目がいい』が、Twitterで瞬く間に人気となったイラストレーター・マンガ家の山崎ハルタさん

高身長高学歴でイケメンなのに、ちょっと抜けている速水部長と、頼りになる男前(?)の部下・青山さんの、少しずつ近づく距離感から目が離せない。そんな『うちの上司は見た目がいい』をはじめ、『隣の安西くん』『うちの上司と付き合いたい』の3シリーズが、ついに7月25日に一冊の単行本として発売! 

その発売にあわせ、長年Intuos4を使っているという山崎さんに、Intuos4の使い心地を伺うとともに漫画ができあがるまでのメイキングを敢行! また『うちの上司は見た目がいい』の制作秘話についてもインタビュー!

使用している製品

インタビュー

Q1.山崎さんが現在使っているIntuos4について教えてください。

10年ほど前に初めて買ったペンタブレットがIntuos4で、それを現在も使い続けています。これまで故障もなく、長いこと頑張ってくれています。

買った当時、自分は会社勤めをしていまして、育休から復帰する際に在宅で仕事をする契約に切り替えたのですが、その際に会社で使っていたのと同じ使い慣れたIntuos4を自宅用に買いました。

現在はネームまでアナログで、線画からCLIP STUDIO PAINTです。

Q2.Intuos4の使い心地や、ペンタブレットでイラストやマンガを描くことの良いところを教えてください。

自分は子どもが生まれてから線画もIntuos4でデジタルに移行したんですが(それまでは線画はアナログで描いて、スキャンしたものをデジタルで着彩していました)、小さい子がいてもさっと机に向かえば作業ができることが一番助かりました。アナログで描こうとすれば、画材など小さい子には危険なものがいっぱいなので。

デジタルの良いところは数え切れないんですが、アナログに比べてやり直しが聞くので、作業効率が格段に良いです。

ペンタブレットは、マウスで描くのと違って筆圧やタッチの入り抜きなどの手描き感が本当に素晴らしいと思います。カスタムしているところはないですが、常に左手のタッチホイールでブラシサイズをこまめに変更して描いています。

Q3.ワコムの製品で今後、使ってみたいものがあったら教えてください。

液晶ペンタブレットは触ったことがないので使ってみたいですね!現在、わりと年季が入っているものを使っているので、最新機種に触れてみたいです(笑)。

Q4.昨年8月から始まった『うちの上司は見た目がいい』をはじめとするシリーズは、山崎さんが初めて描いたマンガですが、マンガを描くことの面白さ、イラストとは違う大変さを教えてください。

自分が今まで描いてきたイラストは、無言の一枚絵の中で見る側に想像力を掻き立てるということに重きをおいて描いてきました。一方マンガは、キャラクター同士に関係性と物語性を与えることで読む側に共感を持たせることに面白みがあるのかなと思います。

自分はマンガを描いた経験が皆無に等しかったので、最初セキトラさん(※山崎さんの担当編集者)にTwitterでマンガを描いてみないかとお話をいただいた時には「うーん自分に話が描けるかな…」という感じだったんですが、「なんなら2コマでもいいんですよ!できますよ!」「じゃ、とりあえずコマ割ってみましょうか(来週まで)!」という感じでどんどんうまく乗せられて(笑)。最初に描いたのが『うちの上司は見た目がいい』の1話目です。なので「とりあえずコマを割るところから入る」っていう意識は今もずっとあって、お話を描く時に、こういうシーンが描きたい! というのをまず思い浮かべて、その延長線上でコマを割ってマンガを描いています。

Q5.『うちの上司は見た目がいい』をはじめとするシリーズは、そもそものアイデアとしては、どんなところからスタートしたのでしょうか?

最初に生まれたのは主役である速水部長です。初めてTwitterにアップした本作の1話は2ページものなんですが、実は初めは速水部長の1ページだけのつもりで描いて仕上げたんです。仕上がってみたら、これだけだとなんだか物足りないな…と。もう一人、見られている方の青山さんの視点で描いたら対になって、ふたりの関係性も生まれるし面白いんじゃないかと、もう一枚描き足しました。

描いていくうちに、脇役の安西くんも掘り下げてみたら面白いかなと、お話が広がっていきました。安西くんも穂坂ちゃんも、速水部長と青山さんとは違った関係性で描くことに気をつけました。『隣の安西くん』の場合は最初から両片思いですし、『うちの上司と付き合いたい』は女性目線からの片思いという形にして、それぞれの違ったシチュエーションのお話が楽しめるように工夫しました。

Q6.7月25日に単行本『うちの上司は見た目がいい』が発売されますが、初めての単行本作業の感想、また作者である山崎さんからの単行本の見所を教えてください。

とにかく忙しかったです(笑)。余裕があるな~と思って進めていたのが最終的にギリギリになってしまいました。表紙や描き下ろしはもちろんなんですが、それ以外にもやることが、わりと沢山あって。でも無事に作業が終わって本当に感慨深いです。一冊の本が作られるのには作家以外に、編集者、出版社、デザイナー、印刷所、書店、ほか様々な方面でいろいろな方々が関わっているということを知りました。

実は表紙に「これは!」という仕掛けがあるので、それも実際お手にとって見ていただきたいですね。内容は、Twitterでのお話をまとめただけでなく、速水部長と青山さんとの出会いや、ほかの仲間たちとの知られざるエピソードも描き下ろしています。Twitterだけでも楽しめるけど、本を読めばもっとTwitterが楽しめる!という仕上がりになっていますので、楽しんでいただけたらなと思います。

Q7.これまでのなかで思い入れの深いエピソードと、今後描いてみたい展開などを、可能な範囲で教えてください。

~あの作品の制作環境が見たい~ 「作品名作品名作品名」

これまで描いてきた中で好きなシーンは沢山ありますが、強いて挙げると単行本のエピソード9で、青山さんが速水部長にネクタイを締めてあげるシーンがあるんです。ごく自然にネクタイをしてあげる青山さんと、一方「ん」とちょっと甘えてしてもらう速水部長、些細なところなんですがここが好きです。付き合ってもいないのにお前ら夫婦かよ! っていう! お互いが自分でも気付かぬうちに意識下では通じ合っている、という関係性に悶えますね(笑)。

制作中画像

もう一つ、エピソード12では、安西くんと佐々木さんが夜のコンビニで偶然会うんですが、お互い気を使って一緒に帰りたいのを我慢するという状況になります。でも最後に安西くんが頑張って男を見せるんです。女の子にとって、好きな人から歩み寄ってもらえるのって最高に悶える瞬間だと思うんですよね。そういう、些細なことなんだけどキュンとくるようなシーンをこれからも描いていけたらいいなと思います。安西くんは速水部長や神崎主任と違って3枚目キャラなので、男前に育てる伸び代があるので(笑)、今後そこも描いていけたら面白いかなと考えています。
好きなシーンはまだまだあるんですが止まらないのでここら辺でやめておきますね(笑)。

『隣の安西くん』ネームから完成まで

1.ネーム

プロット、ネームはアナログで作ります。

2.コマ割り、セリフ入れ

ここからパソコン作業に入ります。CLIP STUDIO PAINTで見開き2枚同時にバランスを見つつコマ割りをします。ラフを描き込み、同時にセリフを打ち込んで吹き出しペンツールで吹き出しも作ります。簡単な効果、擬音もここで入れます。

3.下絵

下絵を描きます。その際にラフの印象やイメージを大切にしながら自撮り写真を撮ったり、本やネットから参考資料を集めて参考にして描きます。

4.ペン入れ、ベタ

ペンはデフォルトのGペン、リアルGペンなどで太さは1.8~1.2 mmくらいを使います。ペン入れと同時にベタも塗ります(ベタ以降の陰影をつけるときも見開きにしてバランスを見ながら入れます)。

5.陰影、トーン

影のレイヤー(乗算)を作り一色のせます。ほか、固有色のレイヤーを作ったり、トーンを使って陰影をつけます。

6.仕上げ

背景や効果を描いて完成です。

使用している製品は「Wacom Intuos Pro」!

製品名製品名製品名

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Wacom Intuos Proはこれまでにない最高の性能を誇るWacom Pro Pen 2を搭載。高精細な筆圧レベルは旧製品の4倍の8192レベルに。 さらにコンパクトになったデザインで、快適な描画スペースをもたらします。
新たにラインアップされたWacom Intuos Pro Paper Editionでは、紙で描いたスケッチをボタン一つでシームレスにデジタル化が可能になりました。

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