イラストレーター 有田満弘
Wacom Cintiq Pro 24レビュー
関連製品:Wacom Cintiq Pro 24
『ポケモンカードゲーム』や『FINAL FANTASY XI』など多数の作品を手がけるイラストレーター 有田満弘さんによるWacom Cintiq Pro 24のレビューです。普段はCintiq 13HDと4Kディスプレイのデュアル環境で作業をされている有田さんに使用感を伺いました。実際に有田さんが描いている様子も動画で紹介しています。
現在の作品制作環境について
Cintiq 13HDとWacom MobileStudio Pro 13を使用しています。
描き心地について
僕は、ものすごく弱い筆圧で描くためペンが新しくなるたびに恩恵を受けているのですが、今回のWacom Pro Pen2はより繊細な筆圧を拾ってくれるため、とても描きやすいですね。
画面の広さについて
Wacom Cintiq Pro 24は、画面解像度が4Kあることと画面の比率が16:9のワイドサイズなので、アプリケーションのインターフェースを表示して、実際の印刷物に近いサイズで絵を確認しながら描けるためすごくメリットがあると思います。それから、13インチのサイズでは手の動かし方がどうしても小さくなってしまうので、これくらいの大きさがあると繊細な筆圧がより活用できるかなと今描かせていただいていて感じています。
4K表示について
自宅ではCintiq 13HDと4Kディスプレイのデュアル環境で作業をしています。なぜなら4Kの高精細なディスプレイで確認したほうが、より紙へ印刷したイメージに近い絵として確認ができるからです。だから液晶ペンタブレットでも4K表示ができるものが出ないかな?とずっと期待していました。やはりとても繊細なところまで表示されるため、すごくありがたいですね。
有田満弘
イラストレーター。画題を選ばす幅広い作品を手掛ける。国内外でのイベント・講演多数。代表作『ポケモンカードゲーム』『ファイナルファンタジーXI』『カルドセプト』『仮面ライダーバトル ガンバライド』関連イラスト、劇場版アニメ『ベルセルク黄金時代篇』『ひるね姫』コンセプト、児童小説『ガフールの勇者たち』
ホームページ - MITSUHIRO ARITA / WORKS
Twitter - @MitsuhiroArita