<株式会社サイバーコネクトツー>
『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメット』シリーズのほか、『.hack』シリーズなどのオリジナルゲームを手掛けるゲーム制作会社である株式会社サイバーコネクトツー。
使用している製品
- Wacom Intuos Pro
- Cintiq 22HD ほか
インタビュー
Q1. 製品の利用方法や使用感はいかがですか?
ペンタブレットは手の一部のような感じなので、ペンタブレット無しでの仕事は考えられないです。板型ペンタブレットと液晶ペンタブレットの好みはクリエイターによって異なりますが、ゲームのメニュー画面やアイコンなどのユーザーインターフェースを制作するデザインワークでは資料を出しながらの作業が多くなるため、出したりしまったりできる取り回しの良い板型ペンタブレットの方がやりやすく感じます。
使用している方はモニターを見ながら作業するスタイルに慣れているので、板型ペンタブレットの方が使いやすく感じるようです。
液晶ペンタブレットはスペースや電源など専用の制作環境が必要にはなりますが、やはりダイレクトに描ける点が魅力です。特にアナログ制作からデジタル制作へ移行する際、液晶ペンタブレットから始める方がよりスムーズにデジタル制作へ移行できるかと思います。
Q2. ペンタブレットを導入するメリットはなんでしょう?
時代が進むにつれてゲームでもクオリティの高いビジュアルが求められるようになり、それにともなってゲーム中のグラフィック作成はもちろん、設定画などいろいろな面でイラストを描く機会が多くなってきました。イラスト自体のクオリティや描くスピードも重視されてきたため、直観的に絵が描けるペンタブレットの導入を決めました。
OS内蔵型の液晶ペンタブレットであれば、打ち合わせ先でもイラストを見せながら修正できますし、板型ペンタブレットの様に取り回しが良いため、Wacom MobileStudio Proの導入も検討したいと思います。
Q3. 作品の見て欲しいポイントはどこでしょう?
タイトル:.hack//G.U. Last Recode
発売元:株式会社バンダイナムコエンターテインメント
開発:株式会社サイバーコネクトツー
機種:PlayStation®4 / STEAM®
公式サイト:http://hackgul.bn-ent.net/
好評発売中
「.hack//G.U. Last Recode」
ゲーム内ムービーのHD化を筆頭に背景テクスチャの高解像度化など、リマスターとは言え、ほぼ全て作り直しました。マップのアイコンなど当時(約10年前)はドット絵だったので、全て作り直していますし、他にも当時は潰れて見れなかった地球儀など小さくて細かい部分まで全て作り直しました。
また当時のTV画面比率は3:4のため、比率を変更しないと画面の両側が黒バックになってしまい、プレイしづらくなってしまいますので、会話やメニュー画面などの文字情報を現比率の16:9に合わせる作業もしています。
それから画面を広く見せたかったので、足りない部分は描き起こし、見切れているパーツは寄せるなど、細部にもこだわって制作しました。
デザインという点では当時のものですが、画像データとしては全てを作り直していると言っても過言ではないので、細かい部分まで楽しんでいただきたいです。
使用している製品の最新モデルは「Wacom Intuos Pro」!
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