<株式会社シグナル・エムディ>
2014年10月にIGポートグループの新会社として設立されたアニメーション制作会社。その中のD-sideスタジオでは社員採用の若手スタッフ達が中心となって、デジタル作画のアニメーション制作に取り組んでいる。
使用している製品
- Intuos Pro Medium
インタビュー
Q1. 製品の利用方法や使用感はいかがですか?
作画だけでなく、ペイントや撮影など他のデジタル作業工程でもペンタブレットを使用しています。入社前から板型ペンタブレットを使っているスタッフが多いので、使い慣れている板型ペンタブレットが良いと言う人が多いです。
Intuos Pro Mediumはペン先の芯を変えられるので、スタッフの好みによって描き味をカスタマイズできる点が気に入っています。ペンも握りやすい太さで、まるで紙に鉛筆で描く感覚でIntuos Pro Mediumを使っています。
Q2. 板型ペンタブレットを導入するメリットはなんでしょう?
弊社D-sideスタジオのデジタル作画スタッフは原画、動画といった作画工程に加えて、仕上(ペイント)や撮影の工程も担当し、スケジュール管理やデータの受け渡し、連絡などの制作的な業務も行っています。これら複数の業務をこなすには板型ペンタブレットとPCモニターの組み合わせの方が効率的でしたので、Intuos Pro Mediumを導入致しました。また、PCモニターを正面に見ての作画の方が姿勢的にも疲れにくいようです。
おかげさまで社内の少人数でアニメーション制作が出来る体制となり、一人一人の表現の幅も広がりました。複数工程の業務は負担が重いように見受けられるかもしれませんが、むしろ全体工程をスタッフ自身が把握し責任を持つことで、諸々の無駄を無くし効率化出来ています。そのため弊社D-sideスタジオでは勤務時間超過や休日出勤などを基本的にしておりません。
ペンタブレットや作画ソフトが年々実用的な進化していることで、このような働き方の改善にもつながっているように感じます。
Q3. 作品の見て欲しいポイントはどこでしょう?
「ひとり暮らしの小学生」
「タテアニメ」は通常のTVアニメと違い縦型の画面のため、カットの繋がりやレイアウトなど色々な点で見やすくなるよう工夫しています。特に手前と奥を意識したレイアウトで奥行きが出るようにしています。
またTVアニメのような従来の横の画面ですと顔から胸や腰までしか大きく描けないことが多いのですが、下半身を含めた全身を大きく描けるのはタテアニメならではの良さだと思います。
使用している製品の最新モデルは「Wacom Intuos Pro」!
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