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<中川課長(47歳)の利用術 その2>Bambooスマートパッドを使用した「手書き」コミュニケーションで営業3課のモチベーションアップに成功!

東京・半蔵門にある文具メーカー「ペンルーボ」。ボールペンやノート、消しゴムなど幅広いジャンルの文具を取り扱う中堅企業だ。

「今日は午後から営業3課のキックオフミーティングか」

高級ボールペン担当の営業3課を率いる中川晃一課長(47歳)は、朝のメールチェックを終えてから手元にあるミーティング用の資料に目を向けた。キックオフミーティングは今期の売上目標を6人の部下と共有し、士気を高めて営業に臨むことが狙いだ。

「前期は売上目標にギリギリ到達だったから、今期は早い段階で達成したいな。そのために部下のモチベーションアップに向けて、もうひと押しできる工夫はないだろうか?」

普段のキックオフミーティングは、中川がパワーポイントを使い、現状・目標・達成に向けて必要なことを説明するのがお決まりの流れになっていた。

その方法でこれまでも売上目標は達成してきたが、中川は営業3課のメンバーに対してある種の“停滞感”を感じていた。それは自分のマンネリ化したプレゼンテーションにも原因があるのではないかと思える節があった。

そのとき、ふとデスク上の新聞を見ると、気になる記事が目に止まった。

「ん? なになに……手書き文字はタイプよりも“書き手の思い”が伝わる…か」

そこにはNTTデータや千葉工業大学などで構成される「アナログ価値研究会」による手書きに関する実験内容と結果が発表されていて、手書きはタイプよりも読み手に「心が込められている」と判断されることが実証された、とあった。(※1)

「なるほど。それならば部下に僕の気持ちをより一層伝えるために、手書きを試してみる価値はあるな……。でも、1人ひとりに手紙を渡すのも変だよな」

中川は手書きで“自分の思い”を営業3課のメンバーに伝える最適な方法を考えはじめた。

「そうだ! Bambooスマートパッドを使ってみよう!」

Bambooスマートパッドとは、専用のペンでパッド上の紙に自由に書いた字や図をボタン1つでデータ化できて、専用アプリに保存できる便利なデバイスだ。

中川はデジタルデバイスが苦手で、ペンと紙を愛する典型的なアナログ派だが、先日はBambooスマートパッドを活用して大手文具販売店との商談を成立させた経験もある。
早速、Bambooスマートパッドでキックオフミーティングの資料に追加する手書き資料をつくりはじめていく。

「操作方法は以前、商談の際に使っているから安心だ」

専用アプリ「Wacom Inkspace」を立ち上げ、部下への思いを手書きでBambooスマートパッドに書いていった。

「…これでよしと! ボタンを押してスマホのアプリに保存しよう」

「このデータを僕のパソコンにメールで送って、パワポのプレゼン資料の最初に挿入しておくことにしよう」

データを「画像形式でエクスポート」して、「メール」を選び、JPEGとして自分のメールアドレスに送付する。ここまでは数回の画面タッチで実行することができる。

「完成だ! Bambooスマートパッドで手書き文字をデータ化すれば、ノートを撮影したときに出る“紙の歪み”もないから綺麗だな。これでいつもとは違ったキックオフミーティングができるぞ!」

その日の13時に営業3課のメンバーが会議室へと集まってきた。「またいつも通りの目標の共有か…」と、どのメンバーもテンションの低そうな顔をしている。

いよいよ用意した資料に活躍してもらうときが来た。

中川はキックオフミーティングをはじめると同時に、パワポ冒頭に挿入した手書きデータを見せながら“数字”ではなく“自分の思い”を語りはじめた。

「我々はノルマのためにボールペンを売っているんじゃない。書きやすさを徹底追求した高級ボールペンの快適性を多くの人に伝えたいから営業しているんだ。そうだろう?」

普段のミーティングでは下を向いて資料ばかり見ているメンバーが顔を上げて、中川の目を見る。「今日はいつもと違う」、そんな空気をヒシヒシと感じていることが中川にも伝わってくる。中川は引き続き、なぜ営業するのか? という問いを部下に投げ続けていった。

1時間後――。

その後のキックオフミーティングはかつてないほどの熱い議論が交わされ、営業3課のモチベーションは格段に向上したようだ。

<今回のBambooスマートパッドの利用ポイント>

デジタル全盛の現在、文字を手書きする機会は減少しました。
周囲にはいつもパソコンやスマホがあり、仕事でもプライベートでも、テキストで人に情報を伝達しようとするときは、タイプ入力することがほとんどだと思います。実際のところ、タイプは便利で読みやすく、決して悪いものではありません。
ただ、今回の記事のように「手書きはタイプよりも心が込められている」と判断されるという実験データがあるのも、また事実です。普段はタイプをメインで使っていても、「ここ一番、思いを絶対に伝えたい!」というときは手書きにしてみるのも1つの手かもしれません。手書きしたものを中川課長のように資料に挟んだり、チームで共有したい、という場合は、ぜひBambooスマートパッドを使ってみてください。「手書き文字がこんなに簡単にデータ化できて、共有できるんだ」という驚きの体験が、きっと待っています。

<参考URL>
※1株式会社NTTデータ経営研究所(2017)「手書きや紙の持つユニークな価値について 心理科学・脳科学的アプローチで検証~応用脳科学コンソーシアム 『アナログ価値研究会』~ 
※1株式会社NTTデータ経営研究所(2017)「手書きや紙の持つユニークな価値について 心理科学・脳科学的アプローチで検証~応用脳科学コンソーシアム 『アナログ価値研究会』~」

※この物語はWacomに関する情報およびソース(参考URL)を記載している情報以外は全てフィクションであり、また、Wacomを除き、実在の人物・団体とは一切関係がありません。

構成・文/廣田喜昭(代官山ブックス)

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