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マンガ家/シンガーソングライター
ノッツ

愛らしい造形のキャラクターを、ほろ苦いシチュエーションや青春風の物語などさまざまな要素と組み合わせて、読者の感情を刺激し続けてきたクリエイター。代表作に『初情事まであと1時間』(KADOKAWA)、『ソラミちゃんの唄』(芳文社)、『もしも部』(竹書房)があり、シンガーソングライターとしての顔も持つクリエイター・ノッツさんによる、液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro 24」を使ったライブペインティングを公開!

Drawing with Wacom 082 / ノッツ インタビュー

『もしも部』 カバーイラスト
©竹書房

――ノッツさんはマンガ家兼シンガーソングライター兼ボカロPと非常に多彩ですが、こういうスタイルにはどういった流れで行き着いたのでしょうか?
好きだったことをずっとやっていたらこうなってしまったという感じですね。小学生の頃は『マザー2』や『ファイナルファンタジー』といったRPGが大好きで、自分自身もそういった物語を表現したいという気持ちにあふれていたんです。それで、クラスによくいる、やたらノートとかにマンガを描いているやつになりました。クラスメイトからおもしろがってもらえたので、反応を楽しみにしてどんどん描きました。音楽をやりたくなった理由も、RPGのBGMを自分で弾きたいと思っていたことにあったんです。たまたまピアノを習っていたことがあったのですが、習い事としてはすぐにやめてしまったのに、やりたいという理由だけで自分でバイエル併用のゲーム曲の楽譜を買って、それで練習したりもしていました。この頃、将来の夢はゲームクリエイターだったはずです。

――RPGの影響が大きいですね。その後も夢を追いかけていたんですか?
それが、ゲームのためと思って音楽に取り組んでいるうちに、作曲自体に関心が向いていったんです。高校に上がってからはバンドを組んだり宅録にハマったりしました。いま聞くと拙いのですが、素人高校生が取り組むにしては本格的だったと思います。大学でもサークルに入って音楽活動を継続していたんですが、そこでは自分のオリジナルをする雰囲気ではなかったのでフラストレーションが溜まっていました。それで、自分でホームページを作り、そこでオリジナル曲をアップするということを始めました。たまに自作曲への反応ももらえて、それが励みになりましたね。

『ソラミちゃんの唄』 関連イラスト
©ノッツ

――音楽活動の一方でマンガの活動はどうなっていましたか?
実は、ホームページがマンガに力を入れるきっかけになりました。当時はテキストサイト全盛期だったので、おもしろ日記みたいなものが代表的なコンテンツだったんですよ。そこにたまたまイラストを乗せてみたら反応がよかったので、その流れで短編マンガを描いてアップするようになりました。後にpixivを活動の中心にしたのですが、これが決定的でしたね。利用し始めの時期に公開した短編マンガが、運よくデイリーランキングのトップテンに入りました。紙にシャープペンシルで描いただけのものだったのに、それで一気に注目されたんです(笑)。大量の反響が来るので、活動の大きなモチベーションになりました。その頃には大学も卒業して工場で働いていたので、働きながら物語を考えて、帰宅したらシャワーとご飯だけ済ませて、あとはひたすらマンガを描くという生活をしていました。

――マンガ家として活動していく上での転機はなんでしたか。
音楽活動と切っても切れない関係がありますね。ちょうど初音ミクが登場した時期に、ミクを題材にしたマンガを描いたら反響が大きかったので、楽曲も作ってみました。それらのボカロ作品をきっかけにHATCHというレーベルからCD制作のお誘いを受けて、2009年に『ヘルメンマロンティック』というアルバムをリリースすることができました。売り上げも比較的好調だったんですが、レーベルが解散してしまい、次の活動が白紙になりました。
ただ、HATCHが夏コミに出展したことがあって、そこに僕が初めての同人誌を出したんです。でもそれはまだ紙にシャープペンシルで描いたものをスキャンしたものだったので、本格的にペン入れしたものも作りたいなと思い、マンガのための機材を整えました。そのせいかは分からないのですが、ちょうどこの頃、ツイッターで公開していた『クルミくん NO FUTURE』という作品がかなりネットで読まれていたようで、それをきっかけに芳文社さんからお声がけいただいて、『ソラミちゃんの唄』という連載につながりました。それから、連載のきっかけとなった『クルミくん NO FUTURE』も小学館さんから単行本化したりと、マンガ家っぽい感じになっていきます。ただ、絵には自信がなかったし、それこそきちんとペンを入れ始めて間もないくらいの頃にいただいた連載の話だったので、かなり不安な気持ちでいましたね。

『たくろくガールズ』 カバーイラスト
©サウンドデザイナー

――ノッツさんのイラストやマンガの制作環境について教えてください。
音楽用でもともとMacを持っており、大学入学前後にIntuos3を導入しました。シャープペンシルで描いたイラストをスキャナで読み込んで、バンドルされていたPhotoshop Elementsで着彩したりしていました。それからかなり経って、2011年くらいに、Intuos4とComicStudioを買いました。それまでマンガのいろはもろくに知らなかったのが、ComicStudioを使うことで矯正されました(笑)。現在はiMac、Cintiq 13HD、CLIP STUDIO PAINTという環境で作業しています。

――デビューの決め手はなんだったと思いますか?
自分の技術が低いことを受け入れて、作品をたくさん世に出していたことでしょうか。デビューできない人には、作品を最後まで描き切れないという問題がよくあるようなんですけど、それだと前に進めないですし、未熟でも勇気を出して最後まで描ききった作品が多ければ多いほど、自信に繋がると思います。
それから、作品を世に出すことによって自分の立ち位置が分かります。僕はひねくれたものを描くのが好きで、好きなものを描き続けていたら評価されたというラッキーなところがあるのですが、そういうことも世に出さなければ起きなかったはずです。

――作品を制作する上で気をつけているポイントを教えてください。
下手でもいいから丁寧に描くことです。そうすると細部に気持ちが表れるんですよね。それから、ちゃんと資料を見て描くということ。昔は資料を見て描くのはズルいことだという思い込みがあったんですが、いまでは、題材を正確に描く上でも、デフォルメする上でも、重要なプロセスだと思っています。あとは、原稿を描いたらプリントアウトして、印刷した状態で違和感のチェックを行い、それを修正してまた印刷チェック……、この繰り返しを時間の限り行います。正直、〆切がなかったら無限にやってしまいそうで、恐ろしいですね。
内容面では、ひねくれた要素・世間とずれたものをコンセプトとして設定しつつも、そこを多くの読者が共感できる普遍的な見せ方と組み合わせたいと思って、日夜頭を絞っています。

プライベートワーク
©ノッツ

――今回使用したWacom Cintiq Pro 24の使い心地はいかがでしたか?
Cintiq 13HDと比較すると、全般的に段違いですね。まずは画面が広くて描きやすい。従来は拡大や縮小を繰り返す必要があったんですが、その手間が少なくなりました。ペンの性能が上がって、細部の表現力や筆圧のメリハリがついたところも大きいと思います。また、画面がフラットなので腕を動かしやすく、液晶画面の隅にペンを置いてもずれずに反応してくれるところがすごいですね。大きさに対して見た目が薄く、スマートな見た目になっているのも好印象です。

――今回の作品はどういうコンセプトで描かれましたか?
CLIP STUDIO PAINTを使ってデジタル環境でマンガを描く上での一通りの手法を、一枚のイラストに詰め込んでみました。具体的には、コマ割り、吹き出しテキスト、集中線、トーン、そしてカラーです。手法が順路のように並んだマンガとして見てもらえると嬉しいです。登場人物の女の子は、よく僕が自画像がわりに描いているキャラクターなので、スピーディに描き進めることができました。今回は液晶ペンタブレットの描き味を見てみたいということで、水彩っぽいペンを使って重ね塗りしてみました。また、ツールのリアルGペンを使って強弱を意識して線を引きました。これによって画面にメリハリがついたのではないかと思います。

――最後に、今後の展望をお願いします。
最近は1話完結の短編マンガを描くことが多かったので、そのうちちゃんとした長編を描きたいと思っています。頭の中にはいくつか構想の種みたいなものがあるので、それを育てている最中ですね。ギャグからセンチメンタルまで、色々なジャンルで描いていますし、それが求められているものなんだろうなとも思うので、そこのニーズには応えつつ、どこか前とは違ったもの、個性的な要素を出していきたいと思います。マンガでも音楽でも一緒ですが、最終的には、自分らしい作品を作り続けるということを目指しています。

取材日:2018年3月6日
インタビュー・構成:村上裕一(梵天)



画像をクリックすると今回制作した作品をご覧いただけます。

ノッツ
愛らしい造形のキャラクターに定評があり、コメディタッチの内容からほろ苦く少し闇のある青春まで、様々な要素を盛り込んだ作品を作り上げる。シンガーソングライター/ボカロPという側面も持ち、ソロや「KNOTS BAND」などのバンドでライブ活動も行っている。代表作に『初情事まであと1時間』(KADOKAWA)や『ソラミちゃんの唄』(芳文社)、『もしも部』(竹書房)があり、音楽活動の経験を活かした作品も少なくない。ポエムと一枚絵を組み合わせたSNS上でのイラスト投稿も話題となった、注目のクリエイター。

pixiv
twitter:@knotscream

作品との一体感を保ちながらダイナミックに制作できるWacom Cintiq Pro 24は世界トップクラスの色精度とペンの追従性を実現するプレミアムな4K対応の液晶ペンタブレットです。

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