Product
製品から探す

  • Wacom MobileStudio Pro
  • Wacom Cintiq Pro
  • Wacom One
  • Wacom Intuos Pro
  • Wacom Cintiq
  • Intuos
  • Bamboo Smartpads
  • Bamboo Stylus

Category
タイトルタグから探す

  • 製品の選び方
  • 活用ガイド
  • Sculpting with Wacom
  • Drawing with Wacom
  • イラストテクニック
  • ~あの作品の制作環境が見たい~
  • ペンタブレット活用事例
  • Bamboo Blog
  • 写真に絵を描く!フォト・ドローイングのススメ
  • 教育現場での導入事例
  • デジタルペンのおしごと図鑑

Category
カテゴリから探す

  • イラスト
  • アニメーション
  • マンガ・コミック
  • ゲーム
  • ウェブデザイン
  • グラフィックデザイン
  • デザイン
  • ムービー
  • 3DCG
  • フォト
  • コラージュ
  • お絵かき
  • ビジネス
  • ナビゲーション

イラストテクニック第29回/真彩子

第29回は、真彩子さんの登場です!
Photoshop4.0を使ったイラスト作成過程を紹介します。

真彩子

ペンタブdeコミック広場の第2回イラストコンテストにてグランプリ受賞!

ウェブサイト

http://powergate.6615.net/glad/

各項目のサムネイルをクリックすると、制作画面のスクリーンショットか、拡大画像を見ることができます。

1:下絵を描く

Photoshopで新規ファイルを開き、グレースケールでいちから下絵を描きます。
色を塗りながら形を決めていくので、おおざっぱに描きます。
修正や、塗りがしやすいように、パーツは全て別レイヤーにします。

だいたいの下絵ができたら、RGBに変換します。
変換する時、レイヤーの統合をしないように気をつけます。

2:色を重ねる

下絵を土台に、色を重ねながら形を整えていきます。
全体の流れとしては、顔~体~花~背景(雨など)の順に塗っていき、全体が描けたら、背景との調和を考えながら、仕上げる感じです。

色をつけたい下絵の上に新規レイヤーを作成し、下絵とグループ化します。
塗りたい色を選択し、筆圧にチェックを入れた[エアブラシツール]で、不透明度を調節しながらなぞります。
レイヤー効果は[色相と彩度]を使用しました。
下絵をなぞりつつ、形を整えるという手順で上にレイヤーを重ねて塗っていきます。

以後も基本的にエアブラシツールで塗っていきます。

3:体、刀を描く

体も下絵を元に描き進めます。
刀は下絵の時より刃の部分を長めに出したので、それに合わせて腕や手の位置も修正します。

刀レイヤーの上に新規レイヤーを作り、別に用意したテクスチャ(下図)をコピー&ペーストで貼ります。
レイヤー効果は[ソフトライト]、不透明度28%でうっすらと乗せます。

手も顔などと同じように下絵の上にレイヤーを重ねて描きこみます。

テクスチャは、紙にジェッソという下地剤を塗った上に茶系のカラーインク等を垂らして乾燥させたものをスキャンして使用しました。

4:髪を描く

髪の色は牡丹の色をイメージしています。
下絵を元に修正しながら形を整え、レイヤーを分けて色を付けていきます。
テクスチャのざらざら感をレイヤー効果[焼き込み]、不透明度30%で髪全体にのせます。

5:細かい部分を描き込む

ツノや服の紐、紐に付いたビーズなど細かい部分を描きこみます。
これで人物はだいたい完成です。

6:花を塗る

牡丹の花を塗ります。
下絵をベースに、おおまかに描き、細かい部分を消しゴムツールで形を削りだす。という作業を繰り返して形を整えます。

髪でも使用したテクスチャをレイヤー効果[オーバーレイ]で乗せます。

葉はエアブラシツールでシルエット風に描きます。

7:雨、水滴を入れる

すべてのパーツが描けたら、雨、水滴を細かく入れていきます。
雨はエアブラシツールを使い、白で線を引き、線の描き始めと終わりの部分を消しゴムツールでふんわりと消します。
不透明度やブラシの太さをを調節しながら、遠くは薄く、近くは濃く、といった感じで遠くの雨と近くの雨を表現します。

[ビュー][新規ビュー]で同じ画像のウィンドウを追加すると、全体を見ながら細部を調整することができます。
(※最新版では[ウインドウ][アレンジ][~.psd の新規ウィンドウ]になります)

8:水滴を描く

水滴を描きます。

新しくレイヤーを作り、まず白で輪郭線を描き、消しゴムで形を整えます。

水滴の丸みになる部分に弱めのエアブラシで軽く白を乗せます。

水滴の輪郭線からはみ出た部分や、輪郭線周辺を消しゴムで消して、最後にエアブラシツールでハイライトを乗せます。

9:全体の調整

最後に全体を整えます。
レイヤー効果を[覆い焼き]にし、白で霧のようなもやもやや、服が濡れている感じを描きます。

別に[覆い焼き]レイヤーを作り、黄色で、瞳や牡丹の雄しべの部分を明るく光る感じにします。
あとは塗り残しなどの修正をします。

人物の服などを[色調補正][明るさ・コントラスト]で少し明るくしました。

10:完成!

仕上げに画像を統合してコピーし、[フィルタ][ぼかし(ガウス)]をかけ、不透明度9%で重ねて完成です。

完成イラストを見る

の検索結果 : 0件のページが見つかりました。
もっと見る