Product
製品から探す

  • Wacom MobileStudio Pro
  • Wacom Cintiq Pro
  • Wacom One
  • Wacom Intuos Pro
  • Wacom Cintiq
  • Intuos
  • Bamboo Smartpads
  • Bamboo Stylus

Category
タイトルタグから探す

  • 製品の選び方
  • 活用ガイド
  • Sculpting with Wacom
  • Drawing with Wacom
  • イラストテクニック
  • ~あの作品の制作環境が見たい~
  • ペンタブレット活用事例
  • Bamboo Blog
  • 写真に絵を描く!フォト・ドローイングのススメ
  • 教育現場での導入事例
  • デジタルペンのおしごと図鑑

Category
カテゴリから探す

  • イラスト
  • アニメーション
  • マンガ・コミック
  • ゲーム
  • ウェブデザイン
  • グラフィックデザイン
  • デザイン
  • ムービー
  • 3DCG
  • フォト
  • コラージュ
  • お絵かき
  • ビジネス
  • ナビゲーション

イラストテクニック第45回/ゆずん

第45回は、ゆずんさんの登場です!
Photoshop7.0を使ったイラスト作成過程を紹介します。

ゆずん

イラストレーター。
「うみねこのなく頃に」の公式壁紙などで活躍中。

ウェブサイト

http://www.yuzn.net/

各項目のサムネイルをクリックすると、制作画面のスクリーンショットか、拡大画像を見ることができます。

1:ラフを描く

IllustStudioを起動して太めの鉛筆ツールでざっくりとラフを描きます。
ペン入れ時の下絵としても使うので、薄めの色で描いていきます。

2:ペン入れ

ラフレイヤーの不透明度を30%程度に下げたあと、新規レイヤーを作り、Gペンツールでペン入れをしていきます。
修正が多いパーツや描きづらい所などは、それぞれ別レイヤーを作って描きます。
ペン入れが終了したらpsd形式で保存し、IllustStudioを終了します。

3:パーツごとにレイヤーを分ける

ここからはPhotoshopでの作業になります。

さきほど保存したファイルをPhotoshopで開きます。
パーツごとにレイヤーを分けて、シェイプの筆圧チェックを外したブラシツールを使い、わかりやすい色で塗っていきます。

4:パーツごとにレイヤーを分ける-2

すべてのパーツを塗り終えたら、ひとつひとつのレイヤーの色味を色調補正などを使って調整して、全体のイメージを整えます。

5:背景を描く

背景を花、枝などのパーツごとに[透明ピクセルをロック]にチェックを入れて塗っていきます。
花はふわっとした雰囲気を意識して、ボケ足の強いブラシツールを使い、スポイトツールで周囲の色を拾いながら塗っていきます。

彩色する際には、ふんわりと塗りたい部分はボケ足の強いブラシツール、はっきりした影や細かい部分などは[硬さ]の数値を高めにしたブラシツール(以後「硬めのブラシツール」)を使っています。

6:背景を描く-2

薄い色である程度塗ったら、新規レイヤーを作りグループ化して、濃い色を置いていきます。

7:背景を描く-3

遠くの花や枝をボケ足の強いブラシツールで描きます。

8:肌の彩色

肌を塗っていきます。
新規レイヤーを作りグループ化したら、硬めのブラシツールで影を描いていきます。
筆圧感知にチェックを入れた消しゴムツールを使い、影のキワ部分が濃い色~薄い色へのグラデーションになるように薄く消します。
一通り終わったらまた新規レイヤーを作り、さらに濃い影を乗せていきます。

9:肌の彩色-2

丸みや滑らかさを出すために、肌のベースと影レイヤーの間に新規レイヤーを作り、ボケ足の強いブラシツールを使いグラデーションをかけていきます。

10:肌の彩色-3

新規レイヤーを作り、肌のベース色より明るい色でハイライト部分を描いて、肌の完成です

11:髪の彩色

髪を塗っていきます。
肌と同様に影用レイヤーを作り、影、さらに濃い影、グラデーション…の順に描いていきます。

12:髪の彩色-2

レイヤーを作り、ボケ足の強いブラシツールで明るさのグラデーションを描き、上から、硬めの細いブラシツールでハイライトを描きます。

服や小物なども肌や髪と同様に、影、さらに濃い影、グラデーション…という工程で塗っていきます。

13:目の彩色

目の中を塗ります。
薄い色から濃い色の順に置いていったら、明るい色で反射を描き、最後に一番上に白でハイライトを乗せます。
絵の肝になる部分なのでしっかり描きます。

14:背景にぼかしを入れる

これですべてのパーツを塗り終えました。
ここで線画レイヤー上の余分な線を消して、画面をすっきりさせました。

背景の遠くの枝を[フィルタ][ぼかし][ぼかし(ガウス)]を使ってぼかし、遠近感を出します。

15:背景にぼかしを入れる-2

さらに背景全体にも軽くぼかしをかけます。

背景のレイヤーフォルダごとコピーして、コピーしたフォルダを結合し、一枚のレイヤーにします。
そのレイヤーに[ぼかし(ガウス)]をかけ、レイヤーの不透明度を調整します。

16:キャラクターの周りに効果を入れる

ベース色のレイヤーを[Shift+Ctrl]を押しながらクリックしていき、キャラクターだけの選択範囲を作り、選択範囲を保存します。

[選択範囲][選択範囲を拡張]し、[境界をぼかす]を行ったら、キャラクターフォルダと背景の間に新規レイヤーを作り、白で塗りつぶします。

その後、先ほど保存した選択範囲を読み込んで、キャラクターの部分だけ削除します。

これで、キャラクターの周囲が白くふんわりとふちどられ、背景からキャラクターが浮いているような効果を入れることができます。

17:主線の色を変えて、完成!

仕上げに線画レイヤーの[透明ピクセルをロック]にチェックをいれ、線画を黒からキャラクターの彩色となじむような色に塗ります。

これで、完成です!

完成イラストを見る

の検索結果 : 0件のページが見つかりました。
もっと見る