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イラストテクニック第58回/高田桂

第58回は、高田桂さんの登場です!
PhotoshopCSを使ったイラスト作成過程を紹介します。

高田桂

漫画家、イラストレーター。
フランスの雑誌Akiba Mangaにて「Terminus」を連載。

ウェブサイト

http://takadakatsura.lomo.jp/

各項目のサムネイルをクリックすると、制作画面のスクリーンショットか、拡大画像を見ることができます。

1:アイデアスケッチを描く。

まず、紙におおざっぱなスケッチを描きます。
描きながら、作品の方向性を決めていきます。

今回はバレーボール部の女の子というモチーフで
イラストを作成することにしました。

2:ラフを描く

アイデアスケッチをもとに、構図を固めていきます。
ポーズを微調整したり、全体を傾けたりして、
もう少し動きをつける方向で変更を加えました。

3:線画を描く

「2」をトレースして清書した線画です。

アナログの柔らかさを持たせたいので、基本的に線は鉛筆で引いています。
ここまでが、紙の上での作業になります。

4:パーツごとに塗り分ける

線画をスキャンし、Photoshopで開きます。

各パーツごとにレイヤーを分けて下塗りしていきます。
ここで塗った色がベースになるので、はみ出しや塗り残しがないように気をつけます。

それぞれのパーツでレイヤーセットを作り、
隣り合った色のレイヤーをさらに分けておくと、作業の効率が上がります。

5:肌のレイヤーを重ねる

塗り分けたパーツ(ここでは肌)のレイヤーを複製し、
複製したレイヤーの描画モードを[通常]から[乗算]に変えて重ねます。
少し色が濃くなりました。

6:肌に陰影を付ける

画面向かって右側からの光を想定し、
複製したレイヤーの光りがあたる部分を柔らかめの消しゴムで消し、
影になる部分を更に濃い色で塗り、肌に濃淡をつけていきます。

なお、元の肌レイヤーには何も手を加えていません。

7:肌に陰影を付ける

複製したレイヤーを、[下のレイヤーとグループ化](または、[クリッピングマスクの作成])をすると、
塗りがはみ出した部分が見えなくなります。

8:各パーツを塗っていく

肌と同じく、下地のレイヤーを重ねて消しゴムで消していく、という流れで、
人物部分の各パーツに濃淡をつけていきます。

9:背景を塗る

人物と同じ要領で、ボールなどの小物、背景に濃淡をつけました。
ここで目の光や金属、プラスチックのテカリも入りました。

10:全体に濃い影を付ける

全体に濃いくっきりした影をつけて、画面を落ち着かせます。
メリハリが出て全体が引き締まるのに加えて、
人と物の位置関係が明確になり、物の重さなども出ます。

11:床を彩色する

床に色をつけました。
奥行きが出たと同時に、映り込みを描くことで、
床のつるっとした質感が出ました。

12:人物のまわりに薄く色を入れる

人物が浮いた感じになるのをふせぐために、
ぼんやりと薄い色で人物や物のまわりに色をつけて下地となじませています。

13:テクスチャーを重ねて、完成!

[フィルタ][スケッチ][ノート用紙]を適用したレイヤーを重ねました。
全体にアナログ風のざらっとした質感が加わりました。
テキストを入れて、以上で完成です。

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