サイトウ ユウスケ
イラストレーター
2003年バンタンデザイン研究所イラストレーション専攻卒業。以後フリーのイラストレーターとして活動。
2017年のパリ・コレクションではYOHJI YAMAMOTOへアートワークを提供するなど、広告、書籍装幀、CDジャケットなど、多岐にわたるメディアで国内外を問わず活動。
著作にコミック作品『チャック・アンド・ザ・ガール』がある。
いつも使っているワコムの製品を教えてください
普段使っているのは、Wacom Intuos ProのLサイズです。
ワコムのペンタブレットは2002年から使っているので、使用歴はもう23年になります。
Wacom MovinkPad Pro 14の第一印象はいかがでしたか?
すごく手に馴染むような感じで、肌に吸い付くようにしっかり持てるようなデザインになっているので、重さも全く感じず描きやすかったです。
Wacom MovinkPad Pro 14を立ち上げると、すぐにアプリが開いて描けるので、本当にアナログのノートを使ってるような感覚でした。デジタルデバイスなのにアナログの道具に触れているような、初めて触れたのに初めてではないような感覚がありました。
Wacom Pro Pen 3はいかがでしたか?
Wacom Pro Pen 3は、テールスイッチがなくなるなどデザインが一新されて、ペン自体も軽くなっていました。もともとテールスイッチを使わなかった私には使いやすくて、早く買い替えたいなと思いました(笑)
別売りのパーツでカスタマイズできるのも良いですね。私はサイドスイッチをあまり使わないので、ボタン無しのパーツに取り替えられると誤動作を防げるので嬉しいです。
Wacom Canvasはいかがでしたか?
Wacom Canvasは機能が制限されているものの、その分実際のノートに近い感覚でメモやスケッチができました。またファイル名などの設定なしにボタンひとつで保存でき、新しいページがすぐ出てくるので、ノートをめくるような感覚で作業ができました。描きたいという気持ちを優先できる、画期的なソフトだと感じました。
作品を仕上げる上で大切にしていることを教えてください
描きたい気持ちを最後まで保ち、その気持ちが燃え尽きないうちに仕上げる、そんなスピード感を大事にしています。
普段、仕事でも自主制作でも、最初にラフスケッチをたくさん描き、それをスキャンしてデジタルに変換する作業を行っています。Wacom MovinkPad Pro 14であれば、ラフスケッチを描いたら、そのままボタンひとつでCLIP STUDIO PAINTで下描きとして開けるので、描きたい気持ちを失わないまま集中できる、すごく素敵なデバイスだと思います。
どんな方にオススメのデバイスでしょうか?
今までアナログがメインで、デジタルに触れたことがなかった方でも、デジタルであることを意識せずに、アナログに触れているような感覚でサラサラと描けて、馴染みやすいデバイスだと思います。
デジタルで描いている方にとっても、反射も少なくて表面の少しざらついたマットな感覚が、まるで本物の紙のノートに描いているような感覚で描けるのでおすすめできます。
CLIP STUDIO PAINTも入っていますし、これ一台で全ての仕事が完結するんじゃないか、どこでも仕事ができるんじゃないか、そんなふうに感じました。
イラストレーターやクリエイターを目指している人たちへのメッセージをお願いします
とにかく毎日絵を描くことが大切だと思います。絵を描いた日々の積み重ねが自信になり、社会に向けて自分の絵を発表できる自信にも繋がっていきます。Wacom MovinkPad Proを使って、毎日思いついたときに絵を描くことで、きっとプロへの道も近づいてくると思います。




