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マンガ家
秋鹿えいと

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Twitterでよく見る黄色い枠が印象的な日記マンガや、映画紹介イラストで知られるマンガ家の秋鹿えいとさんによる「Wacom Cintiq Pro 24」を使ったライブペインティングを公開!(2021年4月13日撮影)

※ブラウザで動画が再生されない場合はYoutubeのワコムチャンネルでご覧ください。

Drawing with Wacom 117/ 秋鹿えいと インタビュー

秋鹿えいとさんのペンタブレット・ヒストリー

「ツイッターを始めた経緯(リメイク)」(2020)
©kirakiramonstars

――秋鹿えいとさんがデジタルで絵を描き始めたのはいつ頃ですか?
小学生の頃から家にあるWindowsのデスクトップPCでYouTubeとか友達の間で流行っている面白いFlash動画を見たりする程度には使っていて、高校生になって紙にラクガキした絵をスキャンしてPixivに投稿し始めたのですが、他の上手い人達の絵を見ているとアナログとは違う画材を使っているみたいで。調べている内に、ペンタブレットを使ってデジタルで絵を描けるんだと知り驚きました。自分でデジタルを使い始めたのは遅くて、4年くらい前に上京してアルバイトをしていた時に、時間もあるので絵でも描こうかと思ってAmazonでCintiq 13HDを買ってTwitterに日記マンガを公開し始めたのが最初です。

――最初から液晶ペンタブレットを使われているんですね。
デザインの専門学校に通っていた時に、自分はずっとマウスで作業していたのですが、先生が板型のペンタブレットに慣れすぎてこれしか使えないという様なことを話していて。そのことが頭に残っていたので、使うなら紙と鉛筆に近い液晶ペンタブレットの方が応用が効くんじゃないかと思ってCintiq 13HDを選んだんです。ネットで評判のよかったCLIP STUDIO PAINT EXを買ってデジタルで描き始めたら、線を間違えてもすぐやり直せたり、色塗りが一瞬で終わるのが画期的で。自分には圧倒的にデジタルの方が向いていると感じました。

――現在の作業環境はどのようなものですか。
専門学校に入学した時に買ったMacBook Proをずっと使っていましたが、上京して2年ほどして27インチiMac(2019)に買い替えて、今もそれにCintiq 13HDを繋いで描いています。マンガを描く時は、Cintiq 13HDでCLIP STUDIO PAINT EXを使いながら、iMacの画面には作業用のBGMや誰かの配信を流したり、仕事で必要な資料を表示させたりしています。あまり機械に強くないので、設定などはほとんど標準のまま使用していて、ショートカットもCintiq 13HDのファンクションキーだけでほぼ完結しています。ペンのサイドスイッチはブラシと塗りつぶしの切り替えで、消しゴムはテールスイッチを使っていますが、ペンを回して消すのが道具っぽくていいなと思っています。

――今回、Wacom Cintiq Pro 24を使って描いてみた感想はいかがですか。
とにかく画面が大きくて見やすいことがよかったです。僕の場合はそんなに細かい絵を描くことがありませんが、Cintiq 13HDだとどうしても画面も小さいので全体表示で見ると文字が小さかったり、キャンバスがツールパレットに隠れて作業できる範囲が狭かったりするので、1コマずつ拡大して描く感じになってしまうんです。Wacom Cintiq Pro 24なら、使い慣れれば拡大縮小をせずに、原稿用紙のサイズそのままでアナログみたいな描き方ができるんじゃないかと感じています。デザインもすっきりしていて、これは新時代の液晶ペンタブレットだ!と思いました。

秋 鹿 え い と さ ん の 作 業 環 境

2019年モデルの27インチiMac(CPU:intel Core i5 3.7GHz/RAM:48GB)にCintiq 13HDを接続して使用。
マンガを描く時はCLIP STUDIO PAINT EXを使用、ショートカットはCintiq 13HDのファンクションキーに登録している。
ガジェット類は好きだが機会には詳しくないので、基本的に何でもデフォルトの設定で使うことが多いとのこと。
机の奥に置いてあるのはプレゼントで当選した『映像研には手を出すな!』のサイン入り複製原画。

秋鹿えいとさんのクリエイティブ・スタイル


「毎日鍋食べて変わったこと」(2020)
©秋鹿えいと

――秋鹿さんが、普段マンガを描く時のワークフローを教えてください。
ネタを思いついたときにスマホにメモをしておいて、マンガを描く時にこのネタを描こうと選んで、最初にキャッチになるタイトルを考えます。CLIP STUDIO PAINTで黄色い枠のついたテンプレートを作ってあるので、そこにタイトルを打ち込み、そこから文章でマンガの内容を考えてテキストツールで書いていくのですが、その時は絵のことは考えずに、文章としてのリズムを意識しています。最後まで文字を入力したら、文章のリズムに合わせて、テンプレートの外枠をコマ割りしていきます。

――文章が先行するんですね。
ネタのメモも「〇〇について書く」くらいのお題だけで、基本的には文字で日記をつける延長線上でマンガを描いているので、特にオチとかも作らずに感覚で書いています。だからコマ割りも文章が2行になったから次のコマにいくみたいな感じで、コマ割りができたら入れる絵を考えて線画を描き、キャラクターの色を塗ってから集中線や背景を入れて完成です。普段の日記マンガはスピード重視で絵の下描きをせず一発描きのことが多いです。仕事でクライアントにチェックしてもらう時や、いつもより上手く伝えたい内容の時は構成を考えて水色の線で下描きをするのですが、そういう時はフォロワーの反応もいいので手をかけたことは伝わるんだなと感じます。

――ペン入れに使うブラシや、フォントはどのようなものを使っていますか?
線を描く時は線の濃淡が一定の[サインペン]ブラシを使っています。元々、マンガの線は強弱がついているのがかっこいいと思っていたのですが、大童澄瞳さんの『映像研には手を出すな!』と出会って、均一な線で表現されていることにすごく衝撃を受けたんです。自分もそんな線が描きたいと思って、色々考えた末、今のブラシになりました。フォントは、フォントワークスの年間ライセンス「LETS」を契約していて、タイトルは「つばめ Std R」を、その他の擬音などはマンガの雰囲気にあった面白い書体を選んで使います。吹き出しの中の文章はCLIP STUDIO PAINTの特典でついてきたマンガ用書体「イワタアンチック体」です。

――黄色い枠のマンガというのが、秋鹿さんのトレードマークにもなっていますね。
マンガをTwitterに公開し始めた時に、タイムラインを見ていると白いマンガが多かったので差別化しようと思ったんです。他の人に比べて絵も上手くないので、見た瞬間、この人のマンガだと分かってもらえるように考えました。イメージ的には、マンガの回想シーンで枠外が黒くなるやつの黄色バージョンなのですが、自分が黄色が好きなことに加えて、デジタル映えするのでサムネイルにした時にタイムラインでも目立つと思いました。

「クロの好きなモノ その③」(2019)
©秋鹿えいと

――独特の顔をしたキャラクターも、一目見たら忘れられないインパクトがあります。
日記マンガを描き始めるにあたって、まずペンネームから考えたのですが、目次の最初にくる名前にしようとして、「秋鹿(あいか)」という言葉を見つけました。それで鹿のキャラクターを作ってみたらしっくりこなくて、人間の顔をいろいろ試している中で線をグチャグチャとしたら偶然、今のヒゲが生えている顔が生まれたんです。気持ち悪い謎の生き物みたいでいいなと思ったのですが、意外にも可愛いと言われますね(笑)。ただキャラクターに口がないと、食べる系のマンガを描く時に、美味しそうに見えないんです。リニューアルすることも考えたのですが、これ以上のデザインも浮かばないので、目をニッコリするとか、汗をかくみたいなマンガ的な記号をつかって何とかしています。

――結果的に、シンプルなデザインや記号的な表現が見やすく、読者に覚えてもらいやすい効果になっているのかもしれませんね。
専門学校でデザインを勉強していた時も、シンプルなデザインが好きだったので無意識のうちにそうなっているかもしれません。「ミッフィー」で有名な絵本作家のディック・ブルーナの色の使い方が好きなのですが、ブルーナはあえて使う色を6色に絞っていたので、自分も色を絞ろうと思って、マンガの背景に色を入れ始めてから「黄色、青、オレンジ、緑、茶色、グレー」の6色で自分用のカラーパレットを作りました。塗るときはCLIP STUDIO PAINTのサブビューにパレットを置いてスポイトで色を選んでいますが、同じ色の組み合わせをずっと使い続けることが、マンガの個性にもなるんじゃないかと考えています。

ワ ン ポ イ ン ト テ ク ニ ッ ク

Twitterにマンガを投稿するため、スマートフォンの画面で読まれることを意識しているという秋鹿えいとさん。試行錯誤の結果、文字の大きさも一般的なマンガより大き目になっている。
タイムラインで目に飛び込んでくる黄色い枠をはじめ、使う色はビビッドカラーが基本。ディック・ブルーナに倣って使う色数を絞り、専用のパレットを作っている。

※動画では14:12あたりから秋鹿えいとさんがマンガに色をつける工程を見ることができます。

秋鹿えいとさんのクリエイターズ・ストーリー

「Amazonプライムビデオ オススメ映画!(初心者用)」(2018)
©秋鹿えいと

――秋鹿さんがマンガ家になろうと思ったのはいつ頃ですか?
小学生の頃に友達と「おいでよどうぶつの森」の4コママンガを描いて、それを教室に置いてみんなに読んでもらったりして、中学に入ってからも授業中によくラクガキをしたので、ひそかにマンガ家に慣れたらいいなという憧れはありました。高校になると雑誌に持ち込みをするような上手い人がいて、自分には無理だなと悟ってしまうのですが、テレビでグラフィックデザイナーの佐藤卓さんのドキュメンタリーを観て、デザインの世界っていいなと思って高校卒業後にデザインの専門学校に進みました。

――マンガではなく、デザインの道に進もうとされたんですね。
専門学校の卒業が近づいて、インターンとしてデザイン会社で働いてみたのですが、自分には合わないのかもと思う事があって。就職活動も上手くいかないまま、卒業してしばらく実家でニート生活をしていたら母親に働けと怒られ、アルバイトを始めてしばらくした頃に、街で偶然、中学の頃から仲良くしていた友達と出くわしたんです。専門学校を出て何もしていない自分が後ろめたくて連絡を取らなくなっていたのですが、友達も就活中で。お互い実家を離れたい気持ちがあったので、二人で部屋を借りて上京しました。

――そこから、今のような日記マンガを描き始めるようになったのは?
親には東京で就職してデザインで頑張ると言って出てきましたが、なんのあてもなく(笑)。「1か月1万円生活」みたいなテレビ番組も好きで、お金が無くても生活できる自信があったので、バイトで暮らしていけたらいいなくらいの気持ちでいたのですが、時間もあるから何かしようと思って、日記マンガを描き始めたんです。

――今ではTwitterユーザーならどこかで見たことがある秋鹿さんの日記マンガですが、何もないころから始めてどのように広がっていったのでしょうか。
最初は「#絵描きさんと繋がりたい」みたいなタグをつけて投稿しながら、500人くらいフォローしていったら、何人かフォローを返してくれて。日記マンガを投稿すると1つ2つは「いいね」がつくのでそれが嬉しくて続けている内に、「立川まんがぱーく行ってきた!」というマンガが2000RTくらいされて、規模は小さいですが初めて「バズる」経験をしました。だんだんフォロワーも増えていく中で、「Amazonプライムビデオ・おすすめ映画!(初心者用)」という映画レビューが話題になって僕のことを知ってくれる人が増えたり、同じようにTwitterでマンガを描いている人達ともつながりができました。

「Pen+ 完全保存版 海外ドラマが面白い。」掲載
「フィルマークスを使ってみた!」(2019)
©秋鹿えいと

――去年はコロナ禍でイベント等に参加しにくい時間が続きましたが、日記マンガのネタに困ったりはしませんでしたか?
去年はみんなマスクをしていたり、給付金を申請したりという特殊な状況が続いていて、日常そのものが非日常になっていたので、あまり日記マンガのネタに困らなかった気がします。緊急事態宣言が明けてからは映画館に行くこともできて、リバイバル上映で過去の名作映画をスクリーンで観られたりもしたので、半分くらいは映画かゲームの話でしたね。

――最近では企業のPRマンガなども多く描かれていますが、初めてマンガがお仕事になったのは?
初めての仕事は「Pen+ 海外ドラマが面白い。」に掲載された、映画情報サービスの紹介マンガでした。Twitterで映画レビューを観てくれたのか、「Pen+」の公式アカウントからフォローされて、DMで今度出る雑誌でお仕事をしませんかと誘っていただいて。よく読んでいた雑誌なので、めちゃくちゃびびりました(笑)。その時に初めて母親にマンガを描いていることを打ち明けて、雑誌に載ることを伝えたら驚いていました。

――当初は「フリーターでマンガ家の秋鹿えいと」と名乗っていましたが、現在は「マンガ家」になっていますね。
2019年の末から『黒猫のクロ』という猫マンガをWebメディアで連載したのですが、バイトしながら連載マンガを描くのが大変で。マンガだけに集中できたらもっと上手くやれたのにという思いがありました。上京した時に借りた部屋から引っ越して一人暮らしを始めたタイミングで、バイトも辞めてマンガだけで生活していくことを決意したというとかっこいいのですが、働くのが辛くてマンガに逃げたというのが実際です(笑)。ありがたいことに、毎月、お仕事をいただけるようになってマンガ一本で生活できていますが、雑誌で連載をしたこともない、PRマンガだけを描いている自分が「マンガ家」と名乗ってもいいのかなというのはずっと考えています。

――マンガ家として活動する中で、特に印象的だったことはありますか?
アニメ『映像研には手を出すな!』のエンドカードを描かせてもらったのは、嬉しかったですね。たまたまツイキャスで原作者の大童さんが配信しているのを見て、面白いマンガ家がいるなと思い単行本を買って衝撃を受けたのが「映像研」との出会いでした。そこから、サイン入り複製原画が当たるプレゼント企画に、自作のイラスト付きで応募して当選したり、Twitterやコミティアを通じて大童さんとも親しくさせてもらうようになったのですが、 いってみればただのファンに過ぎないので、エンドカードの依頼をいただいた時は本当にびっくりしました。大好きな作品に少しでも関わることができて、一生忘れられない経験をしたなという気持ちです。

アニメ『映像研には手を出すな!』5話エンドカード用イラスト(2020)
©2020 大童澄瞳・小学館/「映像研」製作委員会

――秋鹿さんがこれからやってみたいと思っていることはありますか?
映画の試写に呼んでいただいたり、PRマンガのお仕事をいただいたり、ほとんど運だけで仕事が続けられているのですが、この2年間ずっと来月の予定が決まっていない状況が続いているので、定期的な連載の仕事ができるようになりたいと思っています。お笑いが好きなので、エッセイ漫画でお笑いに関係する連載ができると嬉しいですね。あとは、コミティアにも参加していきたいです。即売会はマンガを読んでくれる人がいることが実感できて、直接、感想を聞けるのも嬉しいので描き続ける意欲にもなっています。

――最後に、秋鹿さんにとってペンタブレットとはどのような存在か教えてください。
もしワコムの液晶ペンタブレットが無かったら、日記マンガを描くこともなく、いまでもバイトを続けていたと思うので、僕の人生になくてはならないものですね。Cintiq 13HDを買ったときは、暇つぶしで絵が上手くなればいいなくらいの軽い気持ちだったので、こんなことになって自分でも驚いています。

取材日:2021年4月17日
インタビュー・構成:平岩真輔(Digitalpaint.jp)



画像をクリックすると今回制作した作品をご覧いただけます。

秋鹿えいと
マンガ家。大阪総合デザイン専門学校を卒業後、アルバイト生活を経て中学時代からの友人と共に上京して共同生活を送る中で、Twitterに投稿し始めた日記マンガが人気を得て広く知られるようになる。特徴的なキャラクターと、インパクトのある色使い、朴訥な語り口が広く支持されて多くの「いいね」やリツイートを集める中で、様々な企業や媒体からマンガ制作を依頼される様になり、アルバイト生活を脱出。2019年には初連載となる実家の猫を題材にしたエッセイマンガ『黒猫のクロ』がWebメディア「アイスム」に掲載、KADOKAWAより電子書籍化された。2020年には自ら大ファンだというNHKアニメ『映像研には手を出すな!』のエンドカードのイラストを手掛け、話題となる等、独自のスタイルでマンガ家としての活躍の場を広げている。

twitter:@aikaeito

Wacom Pro Pen 2による高精度な描き心地と、4K表示対応、最大Adobe RGBカバー率99%の広色域ディスプレイで使用可能な液晶ペンタブレットです。

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