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イラストレーター/グラフィックデザイナー
umegrafix 梅野隆児

小説「宇宙戦艦ヤマト 黎明篇 アクエリアス・アルゴリズム」のイラストや、フルカラーマンガ『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝』『Get truth 太陽の牙ダグラム』のカラリストとして活躍するクリエイターumegrafix 梅野隆児さんによる「Wacom Cintiq Pro 24」を使ったライブペインティングを公開!(2021年10月11日撮影)

※ブラウザで動画が再生されない場合はYoutubeのワコムチャンネルでご覧ください。

Drawing with Wacom 123/ umegrafix 梅野隆児 インタビュー

umegrafix 梅野隆児さんのペンタブレット・ヒストリー

「A Wonderful World」プライベートワーク(2020)
©umegrafix

――umegrafixさんがデジタルで絵を描き始めたのはいつ頃ですか?
最初に就職したデザイン会社でMacを使って仕事をするようになって、マウスとMacPaintで絵を描いたりしたのが初めてですね。ペンタブレットを手にしたのは当時の低価格モデルとして発売されていたMacintosh Performaを手に入れた時に、一緒にArtPad2を購入したのが最初です。でもその時はパソコン通信をやっている時間の方が長くて、ほとんど年賀状の絵を描くくらいにしか使っていませんでした。

――液晶ペンタブレットを使うようになったのは?
社会人になってだいぶ経ってから、40歳くらいの頃に趣味でイラストを描くためにIntuos3を使い始めました。その後、絵の仕事もするようになりIntuos5に買い替えてしばらくは板型のペンタブレットで描いていたのですが、最近になってマンガ原稿のお手伝いでメカ作画をするのにアナログの定規を使えると便利だなと感じて、画面に直接、定規を当てられる液晶ペンタブレットのWacom Cintiq 16を導入しました。それまではiMacの画面を見ながら線を描いていたのですが、液晶ペンタブレットで手元を見ながらペン入れをすると、思い通りの線が一発で決まるのに衝撃を受けましたね。

――現在の作画環境はどのようなものですか。
27インチモデルのiMac(2019)にeGPU(外付けグラフィックボード)を追加してサブディスプレイとしてLGの4Kディスプレイを2枚と、Wacom Cintiq 16を繋いで使っています。メインのiMacの画面で色味を確認して、2枚のサブディスプレイは資料やSNSを見る用途です。作画はCLIP STUDIO PAINTをメインに使っていて、最終的にCMYKで納品するデータの確認やカラープロファイルの埋め込みなどはAdobe Photoshopで行っています。サブデバイスも試してみたことがあるのですが、なかなか馴染めなくて。デザインの仕事で使い慣れたキーボードとマウスを、Wacom Cintiq 16と併用するスタイルが自分には合っていますね。

――今回、Wacom Cintiq Pro 24を使って絵を描いてみた感想を教えてください。
普段、目にしているiMacのディスプレイはグロスなので、Wacom Cintiq Pro 24のマットな画面とはだいぶ印象が違いますが、Wacom Cintiq Pro 24はすごく素直な発色で、発光系のレイヤー効果で輝度や彩度が上がっても色が転んだりせず、いい感じに塗ることができました。4Kの高解像度で細かい線を描きやすいだけでなく、肘を使って大きなストロークで描く時に窮屈さを感じさせないことにも大画面の良さを感じますね。Wacom Cintiq Pro 24は描き手の使い方を制限しない、懐が広いデバイスだと思います。

u m e g r a f i x 梅 野 隆 児さ ん の 作 業 環 境

iMac(Retina 5K,27-inch,2019)にeGPUを増設してWacom Cintiq 16と左右にLGの4Kディスプレイ2枚を繋いで使っている。
作画中の画面はiMacとWacom Cintiq 16をミラーリングで、左右のサブディスプレイは資料やSNSを表示させる用途。机の奥側に設置したキーボードと右手のマウスをWacom Cintiq 16と併用してイラストとデザインの二刀流で作業できる環境になっている。
イラストの作画に使うツールは主にCLIP STUDIO PAINTで、仕上げやCMYKデータの作成等でAdobe Photoshopを使うことが多いとか。

umegrafix 梅野隆児さんのクリエイティブ・スタイル

「頭上現象01:天女(部分)」プライベートワーク(2020)
©umegrafix

――umegrafixさんが普段、イラストを描く時のワークフローはどのような感じですか?
CLIP STUDIOで配布されている厚塗りブラシセットの「塗料普通/平」という色がよく伸びる筆系のカスタムブラシを使って、黒一色で大まかにラフを描いていきます。最初から線を決めて描いていくというより、黒と透明色を切り替えながら描いたり削ったりしてフォルムと明暗を出していくやり方です。絵によってラフの上からGペンで清書したり、主線を描かずにそのまま細かく塗り進めて完成させることもあります。

――塗りの工程から、仕上げ段階でレイヤー効果を加えることで絵の雰囲気が大きく変化するように見えます。
ラフの上からパーツ毎にレイヤーを分けて塗り分けを作って、ラフと同じブラシで厚塗りをしてディテールを乗せていく感じで塗り進めていきます。色が混ざらない、はっきりとした塗りにしたい部分ではエッジの立っている油彩系のブラシも使っていて、主線を活かさない塗りの場合はほぼこの2本のブラシで作業していますね。仕上げ工程では筆で塗った明暗の上から[加算(発光)]レイヤーでより強い光を乗せていきます。ドローイングで描いたイラストだと、逆光でシルエットに沿って光が回り込んだり、髪の毛が透けたりする部分を仕上げ工程で処理しています。

――umegrafixさんが描くイラストは、どれも光の表現が印象的ですよね。
J・J・エイブラムスの『スター・トレック』など近年のSF映画の光の使い方が好きで自分の作品にも取り入れたいと思ったんです。今時のポップでハイセンスな絵は描けないのでとにかく光らせようというのもありますが(笑)、自分で写真を撮る時でも暗い中に1か所だけパッと明るい光が当たるような絵作りが好きなんですよね。デザイナーとしてカメラマンの撮影に立ち会ったりする経験もしてきたので、イラストを描く時も、リア1灯、フロント1灯みたいに現実のライティングで考えている部分があります。同じ光の表現をするにも、アナログだとエスキース(下絵)を沢山描いて光の当たり方や影の入り方を検討する必要がありますが、デジタルならトライアンドエラーをしながら塗っていくことができるのがいいですね。

――SF的なモチーフの絵を多く描かれていますが、よくファンアートを描いているロボットアニメからの影響が大きいのでしょうか。
どちらかというと、ロボットアニメのメカよりもキャラクターに魅力を感じていて、メカを描く時もキャラクターの背景として描く意識が強いんです。キャラクターに惹かれたのは、若い頃に見たアニメーターの安彦良和さんと湖川友謙さんの絵の影響が大きくて、特に湖川さんは空間の中で立体的にキャラクターを捉える作画メソッドを確立されていたので、中学生の頃はなんとかして湖川メソッドを吸収しようと、ひたすら湖川さんを真似て絵を描いていました。その時にたくさん練習したことが、今の自分の絵にも活きていると感じます。

「機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝」より(2020)
©太田垣康男/小学館 ©創通・サンライズ

――太田垣康男さんのフルカラーマンガ「機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝」では、カラリストとして彩色を担当されています。
カラリストの仕事で太田垣先生から塗りの指示はほぼ無いのですが、優れたマンガ表現のおかげで、必要な情報がすべて原稿の中に提示されているんです。映画でいうカラーグレーディング的な、演出意図に合わせて色調を整える処理もほぼ自分の裁量でやったものがOKになっています。先生が以前インタビューで「フルカラーのマンガで映画の様な絵作りをしたい」と話されていて、僕も同じことを考えていたので、実際にアニメにするならこういう色調で、こんな撮影処理が入っていたらいいよね、という意識で原稿に色を付けています。

――ただモノクロのマンガ原稿に色をつけるのではなく、コマ毎にフルカラーの絵として仕上げられている印象です。
最近のアメコミやバンド・デシネを見ても、昔の比較的単純な彩色とは違うデジタルならではの塗りが行われていて、シーン毎にグレーディングされているのも珍しいことではないんですね。世界的にそうなっているので、自分がやっていることも同じ流れの中にいるだけだと思っています。

――umegrafixさんがイラストを描く上で特に意識している部分はどこでしょうか?
「古くささ」ですね。SF小説の装画を描いている時に、70年代の懐かしいSF作品のようなアナログっぽい感じや、少し洗練されていない泥臭い雰囲気がその作品に合っていると考えて試してみたいんです。その時に、自分自身そういうテイストが好きだと気付いたのですが、その時代の人間じゃないとわからない「良さ」みたいなものがあるんですよね。その「良さ」に今風の要素も加えつつ、温故知新的なやり方で今の時代のデジタル絵としてスタイルを作っていけたらいいなと思っています。最近の若いイラストレーターの洗練された画風と比べたら泥臭い絵かもしれませんが、そこは意識して差別化することで自分の武器にしていきたいですね。

ワ ン ポ イ ン ト テ ク ニ ッ ク

厚塗りで一通り塗り終えた上から、[加算(発光)]レイヤーでライトを当てるように光を乗せていくumegrafixさんのスタイル。
キャラクターの前後に光源を設定し、逆光のライトがキャラクターのシルエットに沿って回り込む「リムライト」という照明効果でより立体感が強調されるのに加えて、リアルな存在感も生んでいる。猫の毛が光で透けて見えるような演出にも注目。

※動画では12:54あたりからumegrafixさんが[加算(発光)]レイヤーを使って光を乗せていく様子を見ることができます。

umegrafix 梅野隆児さんのクリエイターズ・ストーリー

ハヤカワ文庫SF「七人のイヴ」カバーイラスト(2020)早川書房 刊
©umegrafix

――umegrafixさんはデザインとイラストの二刀流でお仕事をされていますが、元々はどちらを目指していたんですか?
小学生の頃から好きなアニメやマンガの絵ばかり描いていて、アニメーターや漫画家になりたい気持ちはあったのですが、高校生の頃に通っていた書店が田舎のわりに美術書コーナーが充実していて、そこでデザインの世界に巡り合ったんです。ちょうど広告デザインの世界でペーター佐藤さん、吉田カツさんの様な商業イラストレーターが活躍している時期で、かっこいいイラストの数々に憧れて美術大学に進路を決めたんです。

――美大ではどのようなことを学ばれていたのでしょうか。
湖川友謙さんのスタジオビーボォーの見学に行ったりもしていて、アニメの世界と広告デザインの世界への憧れの間で気持ちが引き裂かれる部分はありましたが、結局、アニメの仕事で食べていくのは大変なので、デザイン業の方が親にも理解されるだろうと考えて多摩美術大学のデザイン科に進学しました。美大にはそれまで自分の回りにいなかった様な才能の持ち主が沢山いて、驚かされましたね。

――大学卒業後はどのような道に進まれたのでしょうか。
CI(コーポレートアイデンティティ)の仕事がやりたくて、多摩美のある教授が経営なさっていた工業デザイン会社でCI向きのグラフィック デザイナーを募集しているというので受けてみたら採用されたんです。インターンとして研修に行ったら当時としてはまだ珍しかったMacintoshやLaserWriter II NTX-Jといったデジタルの制作環境がある職場で、ここに未来があると思いました。

――社会人になってからしばらくはグラフィックデザイナーとしてのお仕事が中心だったんですか?
仕事の中で必要に応じて自分でイラストを描くこともありましたが、アニメやマンガの様なキャラクター表現からは長らく離れていました。デザイナーとして仕事を続けていく中で独立して自分のデザイン会社を経営していたのですが、いろいろあって40歳くらいの頃に会社を畳みフリーランスに戻ることになったんです。「中年の危機」みたいな感じで仕事に思い悩んだりする中、アニメの世界に憧れていた自分を思い出して、久しぶりに好きな作品の二次創作イラスト描いてSNSに投稿したら沢山の人に見てもらえて。そこから様々なジャンルで活躍するクリエイターとの交流も増えて、色々なことを教わるようになりました。

――今のようなスタイルでイラストを描き始めるまで、かなりブランクがあったんですね。
大学のイラストの授業でもアニメっぽい絵を描いて提出した時に先生から「あなたはこっちの方が向いているかもね」と言われたことがあったんですよ。でもその頃はまだデザインやアートの世界ではオタク的なものは蔑まれているくらいの印象で、僕は心の中でその壁を超えられなかったんですね。その後、村上隆さんを筆頭にアートの世界でもオタク的な表現が認知されるようになったのですが、自分はそこで立ち向かうことなく回り道をしてきたという痛みを感じていたので、ようやくオタク文脈の中で活躍するクリエイターの端くれに加えてもらえたという気持ちです。

『宇宙戦艦ヤマト 黎明篇 アクエリアス・アルゴリズム』
イラスト、装丁デザイン(2021)KADOKAWA刊
©YUYA TAKASHIMA ©ボイジャー 

――イラストを再開して、初めてイラストレーターのumegrafixとしてお仕事をされたのは?
「宇宙戦艦ヤマト2199」が劇場上映された時に、映画館で販売するグッズを企画する会社の方がpixivに公開していたファンアートを見て連絡をくれたんです。その会社では色々なイラストレーターが描く『宇宙戦艦ヤマト2199』のポスターを制作していたのですが、既にあるものは女性キャラクターの絵が多かったので、敵役のガミラス帝国のキャラクターをメインに壮大なSF叙事詩みたいなイメージのポスターを描かせてもらいました。これが足がかりになって、少しずつイラストレーターとしての仕事が入るようになりました。

――「宇宙戦艦ヤマト」関連のお仕事はその後も続いていますね。
続編の「宇宙戦艦ヤマト2202」上映に合わせてムック本が発売された時に、マンガ家のむらかわみちお先生の紹介で寄稿した絵を「ヤマト」の製作会社の方に気に入ってもらえて。ファンクラブ会報誌「ヤマトマガジン」の連載小説「宇宙戦艦ヤマト 黎明篇 アクエリアス・アルゴリズム」の挿絵画家として抜擢してもらえたんです。9月に発売された単行本でイラストだけでなく装丁デザインまで全部やらせてもらえたことが自分の中では画期的で、パッケージを全て自分で作ることで生まれる価値みたいなものがあると感じました。

――SF小説ファンにはお馴染みのハヤカワ文庫でもイラストを担当しています。
「アクエリアス・アルゴリズム」のイラストを見て早川書房の編集者が声をかけてくれたのですが、文庫版のイラストを描かせてもらった「七人のイヴ」は新書版で読んだ時に「オバマ前大統領も絶賛!」みたいな帯がついていた作品なので、そんなビッグタイトルを自分に任せてもらえるのかと小躍りしてしまいました(笑)。SF好きとしてハヤカワ文庫SFは憧れの存在で、「青背」の表紙を描くことがイラストレーターとしての夢でもあったので、それが叶ったことは本当に嬉しかったですね。

――太田垣康男さんとのコラボレーションもお仕事の中で大きな存在感がありますね。
カラリストというのは日本のマンガだと珍しいポジションですが、『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝』で「color by umegrafix」と自分の名前を出してもらえるのは仕事冥利に尽きますね。太田垣先生が利き腕の腱鞘炎で作風変更を宣言された時期に、ただ色を塗るのではなく作品の完成度を高めるのに力を貸して欲しいというお話を頂いて、自分が塗ることで従来のカラーマンガとは違うレベルの作品にするぞという意気込みで挑戦しました。最近はカラーだけでなく『機動戦士ガンダム サンダーボルト』本編のモノクロ原稿もお手伝いしていますが、ここまでできるようになったのも、太田垣先生と仕事に育ててもらったおかげだと感じています。

『Get truth 太陽の牙ダグラム』
(著:太田垣康男/監修:高橋良輔)より(2021)
©SUNRIZE

――現在はリアルロボットアニメの名作をフルカラーでコミカライズした『Get truth 太陽の牙ダグラム』を連載中ですね。
最初に太田垣先生から『Get truth 太陽の牙ダグラム』の彩色を依頼された時に、「umegrafixさんが塗ってくれないとこの企画は流れる」くらいの話をされて。連載開始前のプレスリリースで「演出彩色」という肩書をつけてくれたことに感激しました。『Get truth太陽の牙ダグラム』のカラーでは、砂漠の強い光やシリアスな場面のライティングなど「機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝」で試行錯誤してきたアプローチを活かして演出しています。市街地でロボット同士がバトルしたりするので塗る作業も大変ですが、毎回の読者の反応がすごく良いので報われる思いです。12月には単行本が出るので、そこで初めて読んでくれる人の感想も楽しみにしています。

――イラストとデザインの仕事量はどれくらいの比率になっているんですか?
7:3で絵に関する仕事のほうが多くなっていますね。この年齢で自分でもかなりドラスティックな業態転換だと思いますが、よく「変わらないことの方がリスキー」と言うじゃないですか。だからといって3の方を捨てるつもりはないですし、デザイン仕事にはデザイン仕事の楽しさもあるので、イラストとデザインの両輪で走れる面白さや強みを打ち出していきたいなと思っています。

――これから先、umegrafixさんがやってみたいと思っていることがあれば教えてください。
毎日のようにプロの凄いマンガ原稿を目の当たりにしているので、いつか自分でもこんなマンガを描いて連載できたらいいなという気持ちが湧いています。原作者と組んでマンガを創るいくつかのプロジェクトを進行させていますので、 いつか皆さんにお目にかけたいです。アニメやゲームのキャラクターデザインも憧れますが、まだまだ勉強不足なので少し遠い目標としておきたいですね。

――最後に、umegrafixさんにとってペンタブレットとはどのような存在ですか?
自分の手の延長として、頼りになる道具です。月刊連載ペースで24ページのマンガをフルカラーで塗るという作業スピードもデジタルを使わなければかなり難しいですよね。液晶ペンタブレットは、自分がイメージするスピードについてきてくれる、最速のアウトプット手段だと思っています。

取材日:2021年10月11日
インタビュー・構成:平岩真輔(Digitalpaint.jp)



画像をクリックすると今回制作した作品をご覧いただけます。

umegrafix 梅野隆児
イラストレーター/グラフィックデザイナー。1967年静岡県生まれ。多摩美術大学を卒業後、(株)平野デザイン設計を経てフリーに。2000年に有限会社ウメグラフィックスを設立、以後複数の大手メーカーのWebサイト開発やVIデザインに関わる。事業売却や新会社設立などの後、フリーランスで活動を開始。2019年からイラストレーターとしても活躍を始め、小説「宇宙戦艦ヤマト 黎明編 アクエリアス・アルゴリズム」、『七人のイヴ』等のイラストや太田垣康男によるフルカラーマンガ『機動戦士ガンダム サンダーボルト外伝』『Get truth 太陽の牙ダグラム』の彩色を手がけている。

twitter:@umegrafix
umegrafix Webサイト

Wacom Pro Pen 2による高精度な描き心地と、4K表示対応、最大Adobe RGBカバー率99%の広色域ディスプレイで使用可能な液晶ペンタブレットです。

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