ペンタブレットとPhotoshop Elementsがあれば、オリジナルのデコメ※1 画像を作るのも簡単です。思い思いのイラストやメッセージを描いたデコメ で、友達や家族の誕生日をお祝いしましょう。
※1 デコメはNTTドコモの登録商標です。
※2 ここではPhotoshop Elements 9を使用しています。お使いのPhotoshop Elementsのバージョンによっては、一部操作が異なる場合があります。
Photoshop Elementsを「編集」モードで起動し、「ファイル」→「新規」→「白紙ファイル」の順でクリックします。「新規」画面が表示されたら、サイズを幅:240pixel、高さ:160pixel、解像度:72pixel/inch、カンバスカラーは白に設定します。「OK」をクリックすると白紙のキャンバスが準備できました。
今回は2画面切替えのアニメーションデコメにしたいので、2枚のイラストを描きます。まずは1画面目に、文字やイラストを描くためのレイヤーを用意します。「レイヤー」パネルの下にある「新規レイヤーを作成」ボタンをクリックすると、背景レイヤーの上に新しく「レイヤー1」が作成されました。
レイヤー1は用紙が格子状になっています。これは「レイヤー1」の背景が透明であることを意味します。
ツールボックスから「ブラシツール」をクリックし、ツールバーでブラシの種類とサイズを設定します。次に、「ウィンドウ」→「スウォッチ」を選択すると、パネルエリアに「スウォッチ」パネルが表示されるので、そこから好きな色を選びましょう。
ブラシの準備ができたら、さっそくイラストを描いてみましょう。ここでは、簡単なギフト箱のイラストを描いてみます。初めに茶色で下絵を描き、そのあと色を塗っていきます。イラストが完成したら「レイヤー」パネルから「下のレイヤーと統合」を選択して、「レイヤー1」と「背景」レイヤーを結合します。これで1画面目の完成です。
次に2画面目を描いていきます。STEP 02と同じようにレイヤーパネルの「新規レイヤーを作成」ボタンをダブルクリックして、「レイヤー1」と「レイヤー2」を作成しましょう。「レイヤー1」は2画面目の背景にするので、白く塗りつぶします。ツールボックスから「塗りつぶしツール」をクリックし、スウォッチから白を選びましょう。「レイヤー1」が選択できていることを確認し、キャンバスをクリックすれば、レイヤー1が白く塗りつぶせます。それができたら、次に「レイヤー2」を選択し、STEP3と同じ手順でイラストを描いていきましょう。ここではギフト箱からくまが飛び出したイラストを描きます。
イラストが完成したらSTEP 03と同じように「レイヤー」パネルから「下のレイヤーと結合」を選択して、「レイヤー1」と「レイヤー2」を結合します。
2画面目にさらに文字や飾りを加えてみましょう。まずは、文字と飾りを描くために新しいレイヤーを準備します。「レイヤー」パネルで「レイヤー1」が選択されていることを確認し、「新規レイヤーを作成」ボタンをクリックします。一番上に新しく「レイヤー2」が作成されたので、ここにSTEP 03と同じ手順で文字や飾りを描いていきます。
描き終えたら、STEP03、STEP 04と同じように2つのレイヤーを結合します。「レイヤー2」が選択されている状態で、「レイヤー」パネルから「下のレイヤーと結合」を選択します。「レイヤー1」と「レイヤー2」が結合されました。
2つのレイヤー画像が完成したら、アニメーションになるファイル形式で保存します。「ファイル」→「Web用に保存」をクリックします。設定画面では、ファイル形式を「GIF」、アニメーションにチェック、さらにループにチェックを入れ、フレームディレイを1.0に設定します。
画面下の「プレビュー」ボタンをクリックすると、お使いのブラウザでアニメーションの動きが確認できます。ここで、アニメーションの速さなどを確認して、調整します。よければ「OK」をクリックして保存し、お友達にメールで送りましょう。