イラストレーター藤ちょこさんの特別インタビュー!
イラストレーター藤ちょこさんの特別インタビューを公開!普段はCintiq 24HDをメインに、Cintiq 13HDをサブで使っている藤ちょこさん。今回Wacom Cintiq Pro 24を使っていただきながら作品作りへの思い、ワコム製品に関して、そして今後の展望などお伺いしました。
藤ちょこ
千葉県出身、埼玉県在住のイラストレーター。広大な空間や鮮やかな色彩の作品を描く。
最近の作品に「マジカルミライ2020」メインビジュアル、ロート製薬公式YouTuber「根羽清ココロ」キャラクターデザイン、バーチャルライバー「リゼ・ヘルエスタ」キャラクターデザインなど。
2nd画集「彩幻境」が玄光社より発売中。
現在使っている製品を教えてください
Cintiq 24HDをメインに、Cintiq 13HDをサブで使っています。
Cintiq 24HDは自宅、Cintiq 13HDは小型で持ち運びができるので、実家に帰省している時や地方の専門学校へお仕事で行く時に。そういう感じで使い分けています。
Cintiq 24HDの使い心地はいかがですか?
液晶ペンタブレットを導入するまでは、デジタルで線を引くというのが苦手でできなかったのですが、液晶ペンタブレットを導入してからはフルデジタルで描けるようになりました。
ソフトは何をお使いですか?
CLIP STUDIO PAINTとopenCanvas、Photoshopの3つを使っています。
CLIP STUDIO PAINTとopenCanvasはイラストで、Photoshopは最後の仕上げにフィルターをかけたり、色を調整したりCMYK変換などに使っています。
Wacom Cintiq Pro 24を使ってみた感想を教えてください
まず色味がすごく綺麗だと感じました。今は最後の色味の調整は板型ペンタブレットを使ってメインモニターの方で調整をしているのですが、これくらい綺麗だと最後まで液晶ペンタブレット上で作業ができちゃいそうだなと感じました。Wacom Pro Pen 2もペン先と実際に線が出ていく部分というのがすごく近くなったと感じて、かなり描きやすかったですね。
藤ちょこさんにとってワコム製品はどういうものですか?
私がデジタルを始めた時に初めて買ったペンタブレットがIntuos2で、そこからずっとワコム製品を使っています。イラスト制作には無くてはならないツールですね。
今回「コネクテッド・インク2020」のために作成いただいた作品『花閃』のポイントは?
会場の新宿住友ビル三角広場に実際にお邪魔してその印象を元に広げていきました。背景には三角広場で撮影した写真をテクスチャーとして使ったり、建物の骨組みが印象的だったので、その直線的な表現を多用して構図を作りました。今回「コネクテッド・インク2020」ということで、液タブの線の軌跡を作品の中に取り入れたいと思ったので、刀で線の軌跡を表現しています。
イラストレーターを目指す人へのアドバイスをお願いします
描けば描くほど作品というものはどんどんブラッシュアップされていくものだと思うので、これからも沢山作品を描き続けていってほしいと思います。
今後の展開についてお聞かせください
キャラクターを描くのも背景を含めた世界観を設計していくのもすごく好きなので、キャラクターデザインのお仕事も背景制作のお仕事も。色々な方向のお仕事と作品制作を今後もしていきたいと思います。
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