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イラストテクニック第43回/shiro

第43回は、shiroさんの登場です!
IllustStudioを使ったイラスト作成過程を紹介します。

shiro

ペンタブdeコミック広場 第3回キャラクターコンテストで優秀賞を受賞!

各項目のサムネイルをクリックすると、制作画面のスクリーンショットか、拡大画像を見ることができます。

1:ラフを描く

IllustStudioを起動し、ペンタブレットで直接ラフから描いていきます。
使用ツールはそれぞれ自分好みにカスタマイズした鉛筆ツールと水彩ツールです。

2:ラフと彩色を進める

ラフの段階で、ある程度色も乗せていきます。

私の場合、ラフ→下書き描線→色塗り→仕上げ というような段階を経るのではなく、全ての作業を同時並行で進めるというやり方です。
ラフを描くと同時に、塗りの作業も進めながら細部のデザインを決めていきます。

たいていは先にキャラクターを仕上げ、次に背景、最後に全体の調整という順番で進めています。

3:全体の配色を決める

ここで、全体の大まかな配色を決めておきます。

レイヤーはたくさん作らず、基本的に、線画レイヤーと、彩色のレイヤーそれぞれ1枚の中で描いていきます。

4:肌の彩色

[鉛筆ツール][水彩ツール]を使い、キャラクターの細部を描き込んでいきます。
まずベースになる色を塗ったあと、影を描き込み、ハイライトを入れる、という作業を繰り返して少しずつディティールを詰めていき、
最後に肌の滑らかさを出すために[ぼかしツール]を使って頬のあたりなどをなじませます。

5:彩色しながら形を整える

彩色の作業と平行して、余分な線を消したり、
全体を見ながら、デッサンの狂いを修正しつつ、細部のデザインを進めていきます。

線画と彩色を同時並行で進める利点は、塗りで陰影(=ディティール)を描き込んでいる段階で初めて歪みを発見してしまった時など、比較的柔軟に対処できる所です。

6:コスチュームを塗る

コスチュームを塗っていきます。
光沢を強調しすぎず、なめらかなタッチで、ゴムのような張りのある質感を意識しながら描きます。

7:細かなパーツを描く

プロテクター風の金属パーツを描きます。
金属の鈍い光沢を意識して、点々と凹凸のあるタッチで描き、最後に影の中に反射の光を描いて映り込みを表現します。

8:機械を描く

手に持っている機械を描きます。
  1. 後々修正しやすいように、新規レイヤーを作成し、まずフリーハンドで細部までデザインします。

  2. デザインができたら、定規レイヤーを作成して、[パース定規]でガイド線を設定します。

  3. [パス編集ツール]で水平線や消失点を調節して、線を配置します。

  4. ガイド線を目安にしながら描画していきます。

  5. [定規にスナップ]をONにすると、ガイド線に沿った線を描くことができます。このON/OFFをこまめに切り替えながら描いています。

パース定規に関しては、IllustStudio公式サイトにて詳しく紹介されています。
パース定規の使い方・基本編

9:機械の彩色

形が出来上がった所で、キャラクターの手と位置合わせをして、彩色します。

10:髪を塗る

水彩ツールを使い、髪を塗ります。
ここでは塗り残し、はみ出しが分かりやすいように背景をオフにしています。
これでキャラクターはほぼ完成です。最後に塗りのはみ出しなどを修正します。

11:背景を描く

背景を描きます。
背景も、奥行きを表現するために、パース定規を使用しています。

12:背景を描く-2

水彩ツールを使用し、ラフから直接彩色に入ります。
キャラクターを目立たせたいので、背景の描線は強調せず、あくまでも補助的な意味に留めています。

13:背景を描く-3

背景に、より遠近感を出すために[メッシュ変形]をかけることにします。
[編集][移動と変形]から[メッシュ変形]を選択します。

メッシュ変形は平面を曲面に変えることが出来るので、魚眼レンズや広角レンズのような効果を作ったり、他にもいろいろな使い方が出来て便利です。

14:線画の調整~完成!

最後に、キャラクターの描線が目立ちすぎている感じがしたので、描線レイヤーの透明部分をロックしてから水彩ツールでなぞり、色味を調整しました。
以上で完成です。

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