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イラストテクニック第55回/八多友哉

第55回は、八多友哉さんの登場です!
IllustStudioを使ったイラスト作成過程を紹介します。

八多友哉

イラストレーター。
最近の仕事に、楠木誠一郎 作「まぼろしの秘密帝国MU」シリーズの挿絵など。

ウェブサイト

http://pub.ne.jp/yatatomo/

各項目のサムネイルをクリックすると、制作画面のスクリーンショットか、拡大画像を見ることができます。

1:ラフを元に線画を描く

紙に書いたラフをスキャナーで取り込み、Illuststudio1.2のキャンバス上に表示します。
今回のキャンバスサイズはB5にしました。この上に主線用のレイヤーを作成し、シャーペンツールで線を入れていきます。

2:線画の完成

一通り線を入れ終えたところです。
線が重なり合う部分は、修正がしやすいように別レイヤーにしています。線画を全て描き終えたら、主線レイヤーとして統合します。

3:基本の色を塗る

主線レイヤーを[レイヤープロパティ][参照レイヤーに設定]にチェックを入れて参照レイヤーに設定し、新しく基本色レイヤーを作成します。
ここに塗りつぶしツールの[主線を参照する塗り]を使って基本となる色を置いていきます。
こうすることで、主線の範囲内に色を流し込むことができます。

4:基本の色を塗る-2

基本の色を一通り置いてみた所です。

5:影を入れる

次に基本色レイヤーをいったん非表示にして、その下に影レイヤーを作成し、このレイヤー上にイラストの影部分を先に塗っていきます。
ブルーグレーで大まかに色を入れてから、細部を描いていきます。水彩ツールの[水彩筆][色混ぜ]、エアブラシツールの[ふんわり]を主に使っています。

影を入れるときからそれぞれの質感を意識して塗ります。
メカやパイプ等の金属の部分はコントラストを強めに、逆に服や肌などやわらかい部分は色の境界をぼかした感じにしています。

6:影を入れる-2

一通り影を入れ終わりました。ここで非表示にしていた基本色レイヤーを乗算モードで表示して、全体の感じを見ます。

7:色の調整

雰囲気が冷たい感じがしたので、カラーバランスで影の色を青から赤系の色味にしてみました。

8:全体の描き込み-1

次は再び基本色レイヤー上に戻って、細部を描き込んでいきます。
イラスト内の奥から順に色を塗っていきます。
まずは水彩ツールの[雲にじみ]で空に雲を描きます。

この時手前にあるものに色がはみ出しても気にしません。基本同一レイヤー上で色塗りするため、どんどん上から色を重ねていくためです。

9:全体の描き込み-2

その他の部分もどんどん色を塗っていきます。
手前にあるものは、より丁寧に色塗りすることでキャラクターをよりはっきりと見せることができます。

また、基本色よりも明度や彩度の高い色を要所要所に置いていって、光沢感や、それぞれの素材の質感を出していきます。

10:全体の描き込み-3

さらに鉛筆ツールの色鉛筆を使って、それぞれの質感を意識しながらフェンスや草に加筆したり、瞳にハイライトを加えたりして細部を仕上げていきます。

11:彩色の完成

これで、IllustStudioでの作業は終わりです。
ラフレイヤーを削除して、画像を統合し、psd形式で保存します

12:色を調整する

PhotoshopElements7.0でイラストファイルを開きます。
少し彩度を上げたかったので、色調整を行ないました。

13:テクスチャの追加

手描きのような、少しざらついた質感を出すために自作のテクスチャを重ね、
レイヤーモードを[焼き込みカラー]にして、不透明度を5%で合成しました。

14:完成!

最後に他アプリ等で使いやすくするために、画像を統合します。
これで、イラストの完成です。

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