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イラストテクニック第65回/れんた

第65回は、れんたさんの登場です!
ペイントツールSAIを使ったイラスト作成過程を紹介します。

れんた

第5回キャラクターコンテストで優秀賞受賞!
受賞作品は2011年12月のペンタブdeコミック広場トップイラストとして掲載されました。

ウェブサイト

http://detectiver.com/

各項目のサムネイルをクリックすると、制作画面のスクリーンショットか、拡大画像を見ることができます。

1:ラフを描く

SAIのマーカーツールを使用し、大まかなラフを描いていきます。

今回はクリスマスをイメージしました。

2:下書きを描く

ラフを元に、下書きを描いていきます。

わかりやすいように「背景・キャラ・小物」などでフォルダ分けしています。

私の場合、ここで大体のイメージが決まっている場合は色も大まかに乗せて、全体のイメージを確認します。

3:線画を描く

濃い目の茶色で線画を描きます。

この時、横に同じファイルを出して全体を確認しながら作業すると、スムーズに作業を進めることが出来ます。

・SAIの場合は、[ビュー][新規ビュー]
・Photoshopは、[ウィンドウ][アレンジ]
[ファイル名.psdの新規ウィンドウ]
で、同ファイルを開くことができます。

4:パーツごとに色分け

髪や服など、それぞれパーツごとに色分け作業をしていきます。

線画を[領域検出元に指定]に設定し、バケツツールで一気に流し込みます。

バケツの設定・領域検出モードを[透明部分(あいまい)]にすると、アナログ線のようなギザギザがあっても、あまり隙間を残さずに塗ることができます。

SAIでの作業はここまでになります。

5:背景の彩色

ファイルをPhotoshopで開きます。
背景がある絵の場合は、背景から先に塗っていくことが多いです。

「窓の外・窓枠・カーテン」などでわかりやすいようにフォルダ分けをしてから塗っていきます。

全体を彩色したら、
レイヤーモードを[覆い焼き]に設定した新規レイヤーを重ね、窓から光が差しているように光を入れます。
また、[乗算]モードのレイヤーも重ねて濃い影を入れます。

レイヤー効果の[パターンオーバーレイ]などを使い、木の窓枠やカーテンなどそれぞれの質感に合わせたテクスチャを入れて、背景の完成です。

プレゼント箱も同じように描いていきます。

6:肌の彩色

キャラクターは、肌から塗っていきます。

1.ぼかしの強いブラシツールで全体にふんわりと薄くグラデーションをつけたあと、頬や鼻などに赤みを足します。

2.乗算レイヤーを作成し、シャープなタッチのブラシツールを使い、濃い色で髪や首の影を落としていきます。

3.オーバーレイレイヤーを重ね、 頬や鼻のてっぺん、輪郭のきわなどにハイライトを入れます。

また、線画レイヤーの上にクリッピングレイヤーを作成し、口元や顔の輪郭の線を、肌に馴染む色に変更します。

7:目の彩色

まず白目部分にグレーで影を入れます。

瞳のベースの上に乗算レイヤーを作り、瞳孔や、上からの影を描き入れます。

スクリーンモードのレイヤーを重ね、下からの光を入れます。

最後に瞳全体の色合いやコントラストを調整し、上からハイライトを足します。

8:髪の彩色

髪の彩色をします。

まず天使の輪のような光っている部分を作り、毛先に向かって薄くなるようにグラデーションを入れます。

次に、乗算レイヤーで細かい影を入れます。ブラシで描いて、消しゴムでうっすら消す、を繰り返して影の形を整えます。

細部を調整したら、覆い焼きレイヤーで天使の輪部分を重点的に光らせます。

男の子の方も同じように、肌→目→髪の工程で彩色していきます。

9:服の彩色

服も、髪と同じような流れで塗っていきます。

まず明るい方から暗い方へ、大まかにグラデーションをかけます。

乗算レイヤーで影を入れ、描いては消し、を繰り返しながら形を整えます。

オーバーレイレイヤーなどで照り返しの光を入れ、
細いブラシで縫い目などの細かい影やハイライトを入れます。

10:全体の調整

全部塗り終わったら、全体を整えていきます。

左の画像では、上部を白、下部を黒でグラデーションをかけたレイヤーを作成し、レイヤーモードを[ソフトライト]にして重ねています。こうすることで上が明るく、下が暗くなります。

他に、[グラデーションマップ][レンズフィルター]などの調整レイヤーを使って色合いを整えています。

最後に乗算や覆い焼きを使い、画面全体のバランスを取るように影や光を入れて、完成です。

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