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イラストテクニック第138回/あく

第138回は、あくさんの登場です!SAI、Photoshop CS5を使ったイラスト作成過程を紹介します。

あくイラストレーター
主にソーシャルゲームでイラスト制作をしています。

ウェブサイト

各項目のサムネイルをクリックすると、制作画面のスクリーンショットか、拡大画像を見ることができます。

ラフ

SAIでラフを描いていきます。
「紅葉」「食欲」に「狐の神様」を組み合わせてみました。
ラフ線画レイヤーの下に新しくレイヤーを作成して、ざっくり色を置きます。

線画

線画を描く前に、ラフから下描きを起こします。
ラフの時点では線を太めの線で描いています。そのため、そのまま線画に入るとイメージとズレる事が多く、線画の前に下描きをはさみ、イメージの確認をしています。

線画は[鉛筆ツール]をカスタマイズしたものを使用します。
ブラシサイズは20~30pxで描いていきます。
レイヤーは後から線画の色を変更しやすくするために、[顔][キャラクター][背景]の3レイヤーに分けています。

色塗り

肌・目・髪の毛・服・小物・背景など、隣接してない部分で区切って色を分けていきます。
色を分けたレイヤーは全て[不透明度保護]にチェックします。
ラフの時点で色をつけた場合はそこから大幅な変更はあまりしません。

[用紙質感]を変更して紙の質感を出します。
作業サイズによって[倍率]を変更して、質感に違和感がないように調整します。

線の色を全体的に若干茶色へ、髪の下になっている顔パーツの部分を薄い色、また瞳の線画を目の色と同じ色に変更しました。

肌の色塗り

[水彩筆]で頬や手先などに濃い色をのせていきます。ぼかしは筆圧で行います。

[筆ツール]で鼻頭と白目を塗ります。白目はまぶたの影に濃い灰色を乗せて、薄い灰色でなじませます。

通常レイヤーを作成後、下の肌レイヤーにクリッピングし、[筆ツール]で影をのせます。
光源は左上からを意識しています。
影は血色が良いキャラの時は赤色で塗り、少し彩度を落とした同系色で馴染ませます。

目の色塗り

全て[筆ツール]を使い、レイヤーは増やさず、1枚のレイヤー上に塗っていきます。
瞳の下の部分に明るい色を入れます。

瞳の上部分に濃い色をおき、
濃い色の上部に薄い色を重ねます。

瞳にもう一段階濃い色を置いて、瞳孔を作ります。

青に近い紫色を、濃い色の部分へ差し込みます。

髪の毛の色を左上へ薄く乗せ、
最後にハイライトの光を入れます。

髪の色塗り

ベースを少し濃い色で塗り、明るい色を[水彩筆]で左上に入れます。

[水彩筆]で髪の奥まった側に当たる部分に薄い紫色を置きました。
奥側にあたる部分へは青か紫色を置く事が多いです。

新しく[乗算レイヤー]を作って下のレイヤーにクリッピングして、影を[筆ツール]でのせます。
影色には紫色を使用します。

影の部分に影色よりもさらに薄いピンク色や青色を[筆ツール]で差し込みます。

他部分の色塗り

髪の塗り方と同じ手順で塗っていきます。
着物は濃い色をぼかしながら塗り、模様を描いて薄い紫で[水彩筆]を使って光源に近い方を明るく塗ります。
また、周囲から色を拾って[水彩筆]で薄く色を重ねました。
しわしわの着物にならないように気を付けて影を塗ります。

飾りや果物は目の塗り方と同じ手順で塗りました。
つるっとしているものと、そうでないもので光の入れ方を変えて質感を出します。
丸みを帯びているものの影は直線的にならないように気を付けます。

紅葉を塗っていきます。奥側に明るい色を[水彩筆]で置き、 色が違う葉っぱは[筆ツール]で塗った後、赤色に近いピンク色で影を落としました。

背景の葉っぱの部分は下側に青色を[水彩筆]で差し込みます。

背景の上に新規レイヤーを作成して花を描写します。
また、線画の上に新規レイヤーを作成して白抜きを入れました。
髪の毛としっぽの色が同系色なので、白色でフチ取りして、沈まないようにしています。
全体のバランスを見て背景を少し修正したら、SAIでの作業は終了です。

加工

Photoshop CS5へ移動して加工をします。
全てのレイヤーを統合した後、複製して[焼き込みカラー]へ変更します。不透明度は8%です。
グラデーションマップを使用し、フェードで調整します。

もう一枚レイヤーを複製し、[ソフトライト]へ変更して、同様にグラデーションマップを使用し、フェードで調整します。

完成

最後にもう一度全体を確認して、気になるところがなければ完成です。

完成イラストを見る

Cintiq 27QHDは27型、フルフラットのガラス画面で最大表示色10億7374万色、Adobe RGBカバー率97%、REC.709対応。16:9ワイド表示、標準的なHDTVの4倍となる2564 x 1440の高解像度で、精細な表現や細かな編集を行うことができる液晶ペンタブレットです。着脱式ファンクションキー“ExpressKey® Remote”も同梱したモデルです。

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